競馬において雨に強い馬
重馬場が得意な馬の特徴を紹介します!
突然ですが…
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雨に強い馬、大馬場得意な馬なんていない
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なんて言われたらどうしますか?
ミもフタもない話ですが、
雨に強い馬、重馬場が得意なんて馬はいません。
これは、
「良馬場より重馬場の方が速く走れる馬なんていない」
※芝レースの場合
という側面でとらえると
とりあえずの納得はできるのかな?と思います。
そりゃそうですよね。
雨が降って重馬場になると
芝がぬかるんで走りにくくなります。
芝コースにおけるレコードタイムが
良馬場で行われたレースだということも同様の理由です。
でも重馬場成績が
【2,1,0,0】
のような明らかに雨に強い馬(強そうな馬)が
いることも事実です。
これはどういうことなのか。
競馬は「相対評価」です。
一頭で走るタイムトライアルではない以上、
相手あってのレースです。
これが雨・重馬場にどう関係するのか。
それは
「雨の苦手度合いが違う」
ということです。
雨を以上に気にする馬、
脚をとられる=ムダに体力使うとやる気無くなる馬
馬によって雨による能力減の幅が違います。
Aと言う馬は重馬場だと良馬場より
1割競争能力が落ちる
Bと言う馬は重馬場だと良馬場より
3割競争能力が落ちる
このように「苦手度合い」が違います。
コンマ1秒以下の決着が多い競馬において、
この苦手度合いがレース結果に直結するということです。
この雨のマイナスが少ない馬が
雨が得意/重馬場走る馬と言われています。
↑これ結構大事です。
上記、前提の上で
「雨に強い(マイナス幅が少ない)」馬の
特徴を3つ紹介します。
ハッキリ言って「個を観る」以外にないです(苦笑)
雨に強い馬の特徴として①血統から「推測」することができます。
一番は戦績をみることですが、
重馬場経験がない場合は推測するしかありません。
その手段の一つとして言えるのが
「血統」
です。
有名どころではステイゴールド産駒。
そしてその子供のゴールドシップ産駒。
またキズナ産駒は当初の印象より
雨で活躍している馬が多いです。
ただし血統は100%ではありません。
ディープインパクト産駒にキレ味タイプだけでなく、
鈍足タイプがいるように。
結局は「個」を観るしかありません。
そして、この雨に強い馬たちの血統と
ニアリーイコールな事として…
キレ味鋭い馬は雨でそのキレ味が活きなくなります。
つまり
「能力減が大きい」
ワケです。
自分のストロングポイントが潰されてしまうわけですから。
いっぽう、パンパンの良馬場では
キレ負けするような馬は「相対的に」有利になります。
キレずバテずの鈍足の馬が、
「結果として」雨によって優位に立つという流れです。
俗にいうピッチ走法の馬、
脚の回転が速い馬は滑りにくい走りです。
つまり、雨が降っても重馬場になっても
滑るリスク少なく走ることができます。
逆に、一歩一歩が大きい馬、
ドッカドッカと走る馬はズルっとすべるため
能力減が大きいケースが多いです。
上記で雨に強い馬の特徴を書きましたが、
「前にいる馬」
が結局そのままなだれ込む形
これも重馬場アルアルです。
つまり、逃げ先行馬が有利になると言えます。
重馬場の度合いにもよりますが
ドロドロの馬場だと後ろの馬は追い上げようにも…
脚が進んでいきません。
みんなバテて前にいる馬しか勝負にならない
↑こういうケースもあります。
こればかりは展開と馬場状態を
臨機応変に考えていくしかありません。
競馬は数学のようにただ一つの正解はありません。
Aが正解の時もあるし
Bが正解のときもあります。
特に雨が降って重馬場となると、
その降り具合、馬場の悪化具合は刻一刻と変わります。
だから大荒れとなることも。
先々につなげがることとして覚えておいた方がいいのは、
・重馬場は着差が広がりやすい
です。
だから、重馬場で圧勝した馬が
次走も強いかというと…たいしたことない
↑これアルアルです。
雨が降って重馬場になると
「走れない馬」は勝手に下がっていきます。
その分着差が広がるんです。
その時の着差がイコールその馬の強さとは考えてはダメです。
これ、覚えておいて損はないですよー(*^^)v
次走、軽視したり、
次走人気が落ちた馬を拾ったりできます。
参考になれば幸いです!
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