冬競馬の特徴と「荒れる」傾向の理由を解説していきます。
競馬は年中楽しめるものですが
季節ごとの特徴・傾向が少なからずあります。
冬なら冬と季節にあった遊び方をしたいですね!
ご参考にして頂けると幸いです。
もくじ
冬競馬…明確な期間は定義されていませんが…
この記事では
冬競馬=12月~2月開催としてお話をしていきます。
例年(通常)で言うと
12月の中山・阪神開催が冬競馬のスタート
2月の東京・京都開催まで。
3月の中山阪神開催が始まると
弥生賞やチューリップ賞といった
クラシックのトライアルレースが始まるので
春競馬感が出てきますね!
その冬競馬の特徴は大きく分けて3つ。
・有力馬が休む時期
・馬場の質が重い
・馬が太りやすい
それぞれの冬競馬の特徴を簡単に解説します。
秋のG1~有馬記念・ホープフルSまで
G1で上位に食いこみ盛り上げてくれたお馬さん達は…
春のG1、その前哨戦まで休養することが多いです。
つまりG1が終わった冬競馬の期間は
英気を養うためお休み中。
じゃあどういった馬たちが冬競馬を走るのか?
・春のG1に出走したいと考える馬
・頭打ちでG3~G2までの条件合うレースに出る馬
・G1云々関係ない馬
ざっくりこのような馬たちです。
春のG1に出走したいと考える馬は
賞金をしっかりと稼いで出走権をとれるようにしたい。
だから有力馬たちが休んでいるスキに
賞金を稼ごうと冬の競馬も頑張って走ります。
(お馬さん自身は暑さより寒さに強いです)
G1を賑わせているお馬さんがいないので
冬競馬は難しいと感じる方もいると思います。
でも、冬競馬で頑張った馬たちが
春のG1に出てくることを考えると…
特徴をつかむために
レースはしっかりと見ておきたいものです。
冬競馬の馬場は夏の競馬と違って
「重い」という特徴があります。
これは芝であってもダートであってもです。
芝の種類とか凍結防止剤とかの話をしてもよいのですが…
シンプルに「そういうもの」と覚えてしまえばOK!笑
馬場の質が重いという特徴があるどうなるか。
瞬発力勝負より
体力勝負になりやすい
です。
言い換えるとキレ味より持続力が問われる。
だから春から秋の瞬発力が問われるレースで
キレ負けするような馬が
冬競馬で盛り替えすという特徴があります。
毎年のように夏に成績をおとし
冬に成績を上げる馬がいます。
その特徴をよくよくみてみると…
キレ味不足が冬の重い馬場で補われているかも、しれません。
人間同よう…
お馬さんも冬は蓄えがちです。
汗をかきにくくなるし
動きにくくなるので当然と言えば当然ですが…
だから休み明けの馬の馬体重は注意が必要です。
「牛」
が出走してくるかもしれません。
また逆を言うと冬なのに体重が大幅に減っている馬は要注意。
増えて当たり前のところ
減っている=体調が悪い可能性
と考えることもできます。
夏は逆に減って当たり前なので
多少増えているくらいの方が良いです。
冬競馬の「大枠」の特徴はこの3つです。
ここから競馬予想に直結する
冬競馬の特徴を解説していきます!
冬競馬は荒れる傾向があります。
その理由の多くは…
上記「冬競馬の特徴がゆえ」なのですが。
冬競馬が荒れる理由は
・信頼できる軸馬が不在(になりやすい)
・適性のズレ→高齢馬の好走
・馬体重
大きく分けてこの3つがあげられます。
秋のG1で上位にくるような
安定感ある走りが特徴の馬は先の通り…
リフレッシュのため休暇に入っています。
言葉が悪いですがストレートにいうと
ちょっと足りない馬たちが集まっているのが冬競馬です。
(G1好走レベルの馬が少ないので多くの馬が、です)
だから人気で信頼できる馬がいない!
そういうレースが多くなります。
だから本命党の人にとっては
秋競馬と同じスタンスでいると…
「冬競馬荒れて難しい!」
…こうなってしまいます。
逆をいうと冬競馬は荒れるとした前提で
毎レース予想をしていけば高配当も目指しやすいです。
もちろんスタンスを変えることは
非常に難しいですが(`・ω・´)
先の通り冬競馬は「馬場が重い」です。
だから適性がある馬にとっては走りやすく
適性が微妙な馬にとってはパフォーマンスを上げにくいです。
そして馬場が重いということは…
問われるスピードの絶対値が下がる
↑この発想が重要です。
問われるスピードの絶対値が下がることで
「スピードが衰えてきている高齢馬の好走」があります。
穴馬のパターンとして有用なことです。
夏は牝馬
夏の短距離は3歳馬
このような格言がありますが
これは「スピードが問われる条件だから」です。
つまりこの逆を言うと…
冬は高齢馬
お馬さんも人間同様年をとることで
スピードが落ちていくものです。
(成長過程の違いはありますが)
夏の身体が動く=スピード勝負は分が悪いですが
冬の体力勝負=スピードが問われない場合好走可能。
つまり夏から秋に成績を落として人気も落ちた高齢馬が
冬競馬で巻き返す=穴馬として走る
冬競馬は荒れるの立役者になるということです。
また、馬体重に関しては
先の通り太目で出走する馬が増えます。
それを見込んで…
・長期休養馬は怪しむ
・大型馬は特に注意
として予想を進めるのが吉です。
冬競馬は荒れる=人気馬が凡走するわけなので
「怪しむ心」をもって予想していきましょう!
ここまで
冬競馬の特徴
冬競馬が荒れ理由
を解説してきました。
最後に「じゃあどうすんの?」に関して
解説をしていきます。
冬競馬では秋競馬の「ノリ」で予想をしていてはダメ。
荒れる前提で予想をします。
だから馬券に落とし込むのは
以下の2パターンが考えられます。
・シンプルな馬券
・思い切り手を広げる馬券
です。
冬競馬は思わぬ穴馬の好走があったり
ヒモの馬が上手く絞れないレースが多いです。
中途半端に手を広げる位なら
シンプルな馬券を購入して自分と良く向き合うのも手です。
・単複
・馬連
・ワイド
など。
当たり前ですが単複の精度が上がれば
他の馬券へ転ずることは簡単です。
買う馬の精査として冬競馬の期間
「みっちり」練習をすれば…
春競馬を迎えるころにはかなり予想力があたっています。
中途半端な事をするくらいなら
単複一本くらいのつもりで予想を頑張ってみてください。
シンプルな馬券の逆で…
「荒れる可能性が高いなら」思いきり手を広げて
大穴馬を拾う馬券戦略もアリです。
何も本命馬を穴馬にする必要はありません。
例えば3連複で…
◎~〇▲☆~〇▲☆△△△△
普段このように馬券を買っているなら
思い切って3列目を
〇▲☆△△△△△△△△△△・・・
「変な馬来い!」
自分では予想できないような馬を買う事で
想像もできないハネる馬券になることもります。
この時総流しをするのも一つの手ですし
傾向として「内枠」と出ているなら
思い切って内枠の馬は全部買うなど
状況にあった買い方をすると多少なりとも絞りやすくなります。
繰り返しになりますが…
冬競馬は荒れる傾向がある
→だったら思い切り絞る
→だったら思い切り手を広げる
どちらかに振った方が
良い結果につながる可能性が高いです。
中途半端が一番ダメ。
ーーまとめーー
冬競馬の特徴や荒れる傾向など
競馬予想に役立つことを解説しました。
私としては競馬はギャンブルなんですから
冬競馬は荒れる傾向がある
→だったら思い切り絞る
→だったら思い切り手を広げる
思い切って手を広げて
大穴馬券を引っかける楽しみを追求する方がすきです(`・ω・´)
ここら辺は
あなた自身の競馬スタンスに合うか合わないかですね。
上手くこの記事で書いた事を
あなたの競馬予想のヒントとして活用頂けると幸いです。
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