宝塚記念が荒れる理由を解説!内回りの阪神2200mは特殊

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宝塚記念が荒れる理由を解説していきます。

 

競馬には荒れにくいレースと荒れやすいレースがあります。

 

条件によってその理由は様々ですが
宝塚記念が荒れるい理由は「明確」です(`・ω・´)

 

内回りの阪神2200mを攻略して高配当目指していきましょう!

 

宝塚記念が荒れる理由

宝塚記念が荒れる理由は大きく分けて4つです。

 

想像つきますか??

 

以下それぞれ解説していくので
上手く予想に活かしていってくださいね!

荒れる理由①阪神内回り2200mというコース

 

宝塚記念が荒れる理由①は
「阪神内回り2200mというコース」です。

 

これは…

全ての阪神内回り2200mレースが荒れるという意味ではありません(`・ω・´)

 

G1宝塚記念だからこそ、です。

 

 

阪神2200mは「内回りコース」です。

阪神競馬場の芝コースは内回りコースと外回りコースがあることは…大丈夫でしょうか?

 

施行数が多いところで言えば
1600m、や1800mは「外回りコース」。

 

直線が長く、末脚性能が問われやすいコースです。

 

 

いっぽう
1200m、2000m
また宝塚記念が行われる2200mは「内回りコース」。

 

直線が短く立ち回り=先行力が活きやすいコースです。

 

※とはいえそれぞれそういう傾向があるというだけで
すべてにおいて競馬は「展開が全て」です。

 

 

ちなみに直線の長さは

内回りコース:355~360m(コースによる)
外回りコース:473~476m(コースによる)

 

120m近く内回りコースと外回りコースで
最後の直線の長さが違うんですね!

 

 

そうなると…

 

宝塚記念において
直線勝負が得意な差し馬・追い込み馬は

 

直線が短い内回りコースなので
直線向いてから追い出しては届かない。

 

つまり4コーナーで距離ロスを覚悟しても外をブンまわす。
もしくはもっと後方にいたら3コーナーあたりから徐々に進出しないといけません。

 

 

そして先行した馬たちも
後ろの差し馬たちがマクってくるので早めに動かないと飲み込まれてしまいます。

 

この現象を「ロングスパード合戦」と私は呼んでいます。

(たぶん誰かが先にいっていますが(`・ω・´))

 

 

これが1勝クラスや2勝クラスなどの条件戦だったら
みんなゴリゴリと早めに動かないでしょう。

 

ですが、宝塚記念はG1レースです。

みんな本気で勝ちに動いていきます。

 

結果、ロングスパード合戦でタフな厳しいレースになる。

→人気馬であっても楽なレースにならず凡走する。

(苦手なレースの質になる)

こうして荒れるワケです。

 

荒れる理由②メイン条件(東京)と条件が違い過ぎる

 

宝塚記念が荒れる理由②は
メイン条件(東京競馬場)と条件が違い過ぎる、です。

 

先の通り阪神2200mで行われる宝塚記念
厳しいレースになりがちです。

 

3~4コーナーからゴリゴリ動くロングスパード合戦になります。

 

いっぽうで…

NHKマイルC、オークス、日本ダービー、天皇賞秋、ジャパンカップ、ヴィクトリアマイル、安田記念などのビッグレースが行われる東京競馬場は…

 

内回り・外回りコースの区別がありません。全てのレースにおいて直線の長さはざっくり500mで一緒です。

 

道中ゆったりと構えて直線勝負…が効きます。

 

 

東京競馬場がめちゃくちゃ強い馬は
このような直線のスピード勝負・キレ味勝負が強い馬が多いです。

 

そんな強い馬であっても
「条件が違えば」能力を発揮できないのが競馬です。

 

 

東京競馬場でG1を複数勝ったウォッカが、ブエナビスタが、ジェンティルドンナが勝てないのが宝塚記念です。

 

※これら3頭の牝馬は東京競馬場のキレ味勝負が向いていた
=宝塚記念のタフさ・持続力勝負が向かなかった。

 

 

サートゥルナーリアがモズベッロに負けるのが宝塚記念です。

 

サトノダイヤモンドがノーブルマーズに「差される」のが宝塚記念です。

 

ジェンティルドンナがダノンバラードに負けるなんて想像できますか?

 

 

これが阪神2200mの宝塚記念と
メイン競馬場といってよい東京競馬場の違いです。

 

人気馬は東京競馬場で良いパフォーマンスをしていることが多く
それが「条件の違う」宝塚記念の舞台で…

 

これが宝塚記念が荒れる理由のひとつです。

荒れる理由③問われる質

宝塚記念が荒れる理由③は問われる質、です。

 

荒れる理由②の東京競馬場との違いと
同じようなことですが…

 

東京競馬場=キレ味、スピードが問われる

宝塚記念(阪神2200m)=タフさ、持続力が問われる

 

「問われる質」が違うんですね。

 

 

だから東京競馬場で能力全開の馬がパフォーマンスを落とし
東京競馬場で「キレ負け」する馬がパフォーマンスを上げるわけです。

 

ミッキーロケットやサトノクラウン、アーネストリー、ナカヤマフェスタなど「初めての(国内)GI勝ち」が宝塚記念だったり、G1勝ちが宝塚記念だけという馬がいるのも「同じ理由」です。

 

 

問われる質が違うから。

 

人気馬がパフォーマンスを落とす
人気薄の馬がパフォーマンスを上げる

 

そりゃ宝塚記念は荒れると言えますよね(`・ω・´)

 

荒れる理由④季節・馬場

宝塚記念が荒れる理由④は季節・馬場です。

 

宝塚記念は6月下旬に行われ季節は梅雨真っただ中。

「雨」の影響が出やすい時期です。

そしてこの時期は芝の生育がよくちょっとの雨で発表以上に負荷がかかる馬場となります。

 

また、雨が降らない場合は
「高速馬場」になりやすいのが今の阪神競馬場です。

 

そうなると先行した馬が止まらないという意識
→後ろの馬が早めに動く
→タフな持久力戦になる

 

 

雨が降れば馬場が物理的にタフになり
降らなくても展開上タフになる

 

……どう切りとっても「タフな・持続力勝負」になる。

 

こうして荒れる条件が積みあがっていくわけですね(`・ω・´)

そもそも荒れるとは?

宝塚記念に限らずですが

 

「そもそも競馬で荒れる条件」

 

サクッと言えますか?

……

 

①人気馬の凡走
②穴馬の好走
③上記が同時に起きる

 

人気馬の凡走の上に穴馬の好走があります。

 

当たり前ですが人気馬が能力をフルに発揮できる条件だったら穴馬の出番は少ないです。

 

よね?

 

 

それでも競馬は一頭で走るタイムトライアルではなく「競争」です。

 

出遅れ・不利・ドン詰まり・落馬・大外ブン回し…ゲートが開かないと分からない不確定要素がたくさんあります。

 

どういう時に人気馬が負ける・凡走するのかを考える。

 

 

◆人気馬が差し馬
→穴馬はどう考えて先行馬

 

◆人気馬が逃げ馬
→他にも逃げ馬がいるようなら穴馬の出番

 

◆人気馬が外枠不利の大外枠
→内枠でロスなく走れる馬が穴馬

 

など、人気馬が凡走する条件に「つけこんで」走れる馬が穴馬になります。

それは、多くの場合展開・適性などです。

 

宝塚記念に限らず多くのレースで荒れるときは
人気馬の凡走、穴馬の好走。

 

これらを意識して予想をすることで高配当に繋がります(`・ω・´)

まとめ・宝塚記念が荒れる理由

宝塚記念が荒れる理由として

 

①阪神内回り2200mというコース
②メイン条件(東京)と条件が違い過ぎる
③問われる質
④季節・馬場

 

を解説しました。

 

荒れる理由として十分条件がそろっているのが宝塚記念です。

 

 

実際2023年現在過去10年で
馬券になった30頭のうち13頭が6番人気以下の穴馬でした。

 

参考までに宝塚記念2023予想のヒントは
宝塚記念2023消去法予想×上り最速馬【驚愕の事実】

 

こちらの記事で解説しています。

 

この記事で書いたような

 

・人気馬の嫌い方
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この記事があなたの予想のスパイスになれば幸いです!

 

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結構当たるのでSPAさんのギャンブル企画で取材されたりもしました。 ◆馬券スタイル:高配当ねらい 競馬が本当に好きなかた、お気楽に絡んでくださいー

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