競馬 予想

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天皇賞春2023雨・重馬場に強い馬／得意についての解説と
穴馬の条件に関してまとめておきます。

 

土曜日夕方から日曜日朝まで雨マークが京都エリアについています。

 

シン・京都競馬場は水はけがよいらしいので
どれくらいの影響がでるか…ですが

 

「準備をしておいて悪いことはない」ですよね！

この記事が天皇賞春2023予想のスパイスとなれば幸いです(｀・ω・´)

 

天皇賞春2023雨・重馬場に強い馬

天皇賞春2023雨・重馬場に強い馬について。

 

①「戦績から見える」雨・重馬場に強い馬
②「状況から推察する」雨・重馬場がプラスになる馬

 

2パターンがあります。

 

 

まずは戦績から見える雨・重馬場に強い馬、
重馬場巧者に関して、、、、ですが

 

／
　ちょっと高いレベルでの
　注意点がありますー(｀・ω・´)
＼

 

 

戦績から…といっても新聞などに書いてある

 

重【1,1,0,0】

 

をみて…

 

 

これは半分正解で半分不正解…とは言いませんが
適性かどうかの確認が必要です。

 

なんでか分かりますか？
せっかくなので考えてみてください！

 

……

チックタック
…
…

チーン！

 

はい。

 

この重馬場成績の1着1回、2着1回が

 

・新馬戦2着
・未勝利戦1着

 

のものだったらどうでしょう？

 

 

もちろん最低限
雨・重馬場で走れる馬（マイナスにはなりにくい）と言えますが…

 

「相手が弱すぎただけ」

 

と考えることもできますよね？

 

 

良く使われる表現ですが…

新馬戦なんて将来のG1馬と未勝利のまま終わる馬が一緒に走るレースです。

そのレースの「重馬場戦績」はそこまで重要ではありません。

 

よね？

 

 

だから競馬予想は
「数字ではなく中身」＝「アナログ」でみていくべきです。

 

この前提で…

 

※基準1勝クラス以上1着
※OPは2着、重賞は3着以上として。

 

①「戦績から見える」雨・重馬場に強い馬

天皇賞春2023出走予定馬の中で
雨・重馬場で良績がある馬をみてみると…

 

・サンレイポケット
…3勝クラス（不良）1着

 

・タイトルホルダー
…G2日経賞（不良）1着

 

・ディープボンド
…G2阪神大賞典（重馬場）1着

 

・ディアスティマ
…G2日経賞（不良）3着

 

・メロディーレーン
…2勝クラス（重馬場）1着

 

以上の馬たちは一定以上のレベルで
天皇賞春2023出走馬の中で雨・重馬場に強い馬と言ってよいです。

 

 

もちろん、重馬場に強い…とはいえ

 

「そもそものG1で戦う能力の有無」

これは考える必要がありますが。

 

 

ただし。

 

これらの馬たちは「重馬場で走ったことがあるから」
名前を上げることができた…とも言えます。

 

逆をいうと…

 

・良馬場でしか走ったことがない
・重馬場以外の理由で惨敗した（出遅れ・不利など）

 

は、上記の「重馬場巧者の可能性リスト」から漏れてしまいます。

 

 

実はこっちがオイシイ穴馬に化ける可能性が。

 

実際、高松宮記念の記事で指摘した馬は…

 

・トゥラヴェスーラ
…2022年高松宮記念（重馬場）4着、2021年高松宮記念（重馬場）4着
→「戦績には映らないが（4着以下としてくくられる）」2年連続高松宮記念（重馬場）4着馬が、雨・重馬場がマイナスであろうはずがない。
数字遊びが好きなデータ派からもれる雨・重馬場が得意な馬の一頭。

こういうことです。

 

G1で4着は重馬場成績【0,0,0,1】この1にカウントされます。
1勝クラスで8着でも、G3で12着でも、「同じ1」です。

 

こういった穴馬を見つけるべく…

 

②「状況から推察する」雨・重馬場がプラスになる馬

以下はアナログで
天皇賞春2023雨・重馬場に強い馬か…

 

逆に「雨・重馬場がマイナスの馬か」をみていきます。

 

（もちろんやってみないと分からない馬も）

 

 

※上記天皇賞春2023雨・重馬場が
マイナスにはならない＝強いであろう馬は抜いています。

 

 

・アイアンバローズ
…稍重の天皇賞春5着経験はある。
→キレる脚がある馬ではないので雨で速さが問われない事自体はプラス。

 

・アスクビクターモア
…G2セントライト記念（稍重）2着はあり
→前走日経賞（不良）は出遅れが主な原因とはいえ負けすぎました。

馬場が原因or状態面が原因など考えられる部分はありますが、「先行」馬なので雨が降っていれば恵まれる可能性はある。

 

・アフリカンゴールド
…G2京都記念（稍重）1着
→「先行」馬なので雨が降っていれば恵まれる可能性は常にある（が、今回は強い先行馬がいるので…）。

 

・エンドロール
…特筆すべき事項なし。

 

・シルヴァーソニック
…不良馬場で3勝クラス6着
→合う合わないは別として、キレる脚がある馬ではないので雨速さが問われない事自体はプラス。

 

・ジャスティンパレス
…道悪経験なし
→雨・重馬場はやってみないと…ですが対タイトルホルダーとすると雨・重馬場の軍配は向こうであることは否めない。

 

・ディープモンスター
…皐月賞で稍重経験（7着）があるがこれは道悪適性よいうより力負け。

 

・トーセンカンビーナ
…3勝クラス（稍重）1着
→差しタイプで重馬場で更に脚が鈍るとなると厳しい。前が全滅して漁夫の利…があれば程度。

 

・ヒュミドール
…G3小倉記念（稍重）3着
→とにかくスタミナ、キレずバテずの消耗戦になれば。スピード不足なので、ハイペースの全頭バテバテでグダグダなレースを希望。

 

・ブレークアップ
…3勝クラス（稍重）1着
…1勝クラス（稍重）1着
→先行タイプ＆血統（ノヴェリスト）から重い馬場は合うと言えます。ですが、ペースが上がるタフな競馬は成績思わしくなく、今回スローペースに落ち着くとは思えず…

 

・ボルドグフーシュ
…未経験
→スピードがないのでタフなレースになることはプラスですが、後方から競馬となると…「前全滅」位の展開利が望ましいです（京都の天皇賞春は先行力が問われやすい）。

 

・マテンロウレオ
…G3きさらぎ賞（稍重）1着
→大阪杯は横山典騎手がやれる全てのことをやっての4着。あれ以上が未経験の3000ｍであるのかと言われると？

 

 

先ほどの高松宮記念／トゥラヴェスーラのような
明確に狙える雨・重馬場に強いが戦績から見えづらい馬は…不在。

 

でも、これらの馬から敢えてあげるなら…

天皇賞春2023・重馬場良績ない馬から狙える馬は？

天皇賞春2023の出走予定馬のなかで

「過去重馬場良績ない」馬から

雨・重馬場が強い（強そう）・合いそうな馬を2頭挙げると…

 

「前」→アスクビクターモア

「後」→ヒュミドール

 

かな、と。

 

 

アスクビクターモアに関しては
前走の敗因の全てが出遅れにあるとは思いません。

 

でも日経賞ほどの不良馬場にはならない見込み。
稍重程度なら走れてよいです。

 

ただ、展開的な利が今回は見込みづらいかな、と。

 

 

いっぽうのヒュミドールは
戦績からは明らかに格下。

 

でも、ダイヤモンドSで見せたスタミナと
2021年福島記念で「あの」パンサラッサが作った激流のなか2着。

 

タフさ・ロングスパート性能は高いです。
前が止まるようなら一発あってよい大穴です。

 

 

……さて、最後に。

 

ここまで「雨・重馬場に強い馬」という表現を使っていますが

実はこの表現は正しくない！

 

っていったら怒りますか(｀・ω・´)？

 

 

競馬の本質に関わることなので
簡単に解説しておきますね！

 

 

＼そもそも雨・重馬場が得意な馬なんていない／

 

 

ってツッコミがありますよねー。
ここまで「雨・重馬場に強い馬」として記事を書いてきたので。

 

 

でも、、、

 

・芝レースで
・良馬場より
・重馬場の方が
・速く走れる馬なんていない

 

いません。

 

だから正しい表現をするなら…

「雨・重馬場でパフォーマンスを落としにくい馬」です。

 

 

こういった馬のことを「雨・重馬場が得意な馬」といっています。

 

 

言いかえると…

 

雨・重馬場でパフォーマンスを大きく落とす馬
＝雨・重馬場が苦手な馬と言います。

 

 

これらをまとめて「例」を出すと…

 

・良馬場でキレ負けするゴールドシップ産駒
→重馬場でパフォーマンスが落ちにくいから好走する

 

こういうことです。

 

 

天皇賞春にはあまり出走してきませんが…

「キレ味タイプ」の馬は自身の強みである「スピード」「キレ味」が重馬場で削がれる

 

↓

パフォーマンスを落としやすい＝雨・重馬場が苦手となります。

 

これは覚えておくと先々のレースで使えますよ(｀・ω・´)

 

【関連記事】
・天皇賞春2023消去法予想データから荒れる理由を解説

 

以上、天皇賞春2023雨・重馬場に強い馬に関してでした！

 

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