弥生賞2023消去法予想を活用して
人気馬を嫌い穴馬候補を探していきます。
…といいつつも。
「データから見えてくる問われる適性」を
アナログ的に予想につないでいきます。
データなんて言ってしまえばただの数字です。
「それが何を示しているか」が重要じゃないですか?
ちなみに先週中山記念では
この時点で挙げた穴馬候補3頭のうち2頭(ドーブネとラーグルフ)が好走!
今週もお役に立つ記事となれば幸いです。
弥生賞2023で消去法的予想のデータとして
活用できそうなものを解説していきます。
その消しデータが何を示すのか
↓
狙い馬探しに役立てる
こういった流れですね(`・ω・´)
今日は…
■JRAの1勝クラス以上で2着以上の経験ありなし(過去10年)
あり【9,9,9,45】
なし【1,1,1,37】
※ありであれば1着9頭、2着9頭、3着9頭4着以下45頭の意味
上記括りでみると過去10年で
弥生賞で馬券になった30頭の内27頭が当てはまるデータとなります。
この1勝クラス以上というのがミソで。
ようは新馬・未勝利以外(以上)のレースで
2着好走以上の経験があるかどうか。
つまり、たまたまではなく
安定して好走する能力があるかどうかが見て取れます。
2歳、3歳春の時点では
1戦1勝ほどアテにならないものはありません。
特に人気馬なら
なおさら信用なんかできないです。
新馬戦のパフォーマンスがキャリアハイ
↑こんな馬はゴマンといますからね。
「これ」を排除=消しデータとして区分けしたのが上記データです。
少なくても2度好走しかも新馬・未勝利よりも強いメンバーの
JRAの1勝クラス以上での経験
=たまたま1回走ったのではなく最低限の能力がある
これが分かる。
加えていうなら2歳戦なんて
1勝クラスもオープンも似たようなもんです。
たまたま使ったレースが違うだけくらいの感覚。
だから1勝クラス以上のという区分けで問題はありません。
弥生賞は出走頭数が少ないレースばかりで
既に重賞を勝っている馬もいれば
未勝利勝ったばかりの馬もいます。
そんな中で上記弥生賞2023消去法データは
「好走の経験値」を問うものとして有用といえます。
ちなみに「逆に」この弥生賞2023消去法データで
消し材料に該当しつつも
好走した馬についてみておくと…
なし【1,1,1,37】
この1,1,1の3頭ですね。
◆2019年
1着メイショウテンゲン
…前走はG3きさらぎ賞で5着。
ただし未勝利勝利まで2,2,3,1と連続好走。
2着シュヴァルツリーゼ
…新馬戦のみ出走で1戦1勝
※重馬場
◆2014年
3着アデイインザライフ
→G3京成杯3着
以上の3頭が
弥生賞2023消去予想データ「外」の馬でありつつ好走した馬たちです。
2019年シュヴァルツリーゼは
重馬場の影響もあったかと思います。
それ以外の2頭メイショウテンゲンは
「連続好走」という安定力。
アデイインザライフはシンプルにG3好走の能力と考えると
消去法データ外の馬でも
普通に買えるということは十分理解ができます。
以上の弥生賞2023消去法予想の「外」の馬の「中身」をみても
・新馬未勝利以外=相手が強いレースで好走できる安定能力
これが問われることが分かります。
その上で「データ=数字」と割り切って
この弥生賞2023消去法を出走予定馬にぶつけてみると…
経験あり〇
経験なし×
アームブランシュ×
グランヴィノス×
グリューネグリーン〇
ゴッドファーザー×
セッション×
タスティエーラ×
トップナイフ〇
トーアライデン×
フォトンブルー×
ヨリマル×
レヴォルタード×
ワンダイレクト〇
なんと!
/
3頭しか弥生賞2023消去法予想データをクリアしていない(`・ω・´)
\
よーし!この3頭で勝負だ!!!……
も良いのですが。笑
ご覧頂いたとおり条件クリア
=相手が強いレースで好走できる安定能力
の馬が少ない状況なので
(何なら未勝利1着後ボロボロの馬も…)
やはりアナログ的に見ていく必要があります。
例えば…
タスティエーラ×
→前走共同通信杯4着
共同通信杯はここ最近で
一番レベルが高かったレースと言ってよく
そこで4着なら「能力としては」
当然1勝クラスを勝った馬などよりは評価できるわけです。
このようにデータ=消去法予想で消しとなっても
「中身」をみて引き上げるのが競馬予想です。
※タスティエーラ含んだ
人気予定の馬の特徴に関しては後述します。
次に弥生賞ってどんなレースなの?
予想をする上ではここを考える事が重要です。
以下、過去10年の弥生賞結果です。
弥生賞=皐月賞トライアルは「前残り」大前提で予想をすべきレース。
以下過去10年の結果です。
人気/4コーナー通過順/上り3ハロン(1~3位は①②③表記)
■2022年・良馬場・11頭立て
1着アスクビクターモア/3番人気/2番手/35.2
2着ドウデュース/1番人気/5番手/35.0②
3着ボーンディスウェイ/9番人気/3番手/35.0②
■2021年・良馬場・10頭立て
1着タイトルホルダー/4番人気/1番手/34.5③
2着シュネルマイスター/2番人気/2番手/34.5③
3着ダノンザキッド/1番人気/4番手/34.2①
■2020年・重馬場・11頭立て
1着サトノフラッグ/2番人気/2番手/36.1①
2着ワーケア/1番人気/6番手/36.5③
3着オーソリティ/3番人気/2番手/36.9
■2019年・重馬場・10頭立て
1着メイショウテンゲン/8番人気/5番手/36.7②
2着シュヴァルツリーゼ/6番人気/7番手/36.2①
3着ブレイキングドーン/4番人気/7番手/36.7②
■2018年・良馬場・10頭立て
1着ダノンプレミアム/1番人気/2番手/34.1③
2着ワグネリアン/2番人気/4番手/33.7①
3着ジャンダルム/4番人気/3番手/34.1③
■2017年・良馬場・12頭立て
1着カデナ/1番人気/5番手/34.6①
2着マイスタイル/8番人気/1番手/35.1
3着ダンビュライト/5番人気/5番手/35.0③
■2016年・良馬場・12頭立て
1着マカヒキ/2番人気/8番手/33.6①
2着リオンディーズ/1番人気/2番手/34.4②
3着エアスピネル/3番人気/4番手/34.4②
■2015年・稍重・11頭立て
1着サトノクラウン/2番人気/4番手/35.7②
2着ブライトエンブレム/4番人気/10番手/35.2①
3着タガノエスプレッソ/10番人気/8番手/36.1
■2014年・良馬場・13頭立て
1着トゥザワールド/1番人気/4番手/35.7②
2着ワンアンドオンリー/4番人気/8番手/35.5①
3着アデイインザライフ/2番人気/4番手/36.2
■2013年・良馬場・11頭立て
1着カミノタサハラ/6番人気/4番手/35.0
2着ミヤジタイガ/10番人気/4番手/34.9③
3着コディーノ/2番人気/7番手/34.9③
過去10年の結果を見て頂いた通りですが…
弥生賞は基本的に先行有利の競馬になりやすいです。
この理由を掘ってみると…
・開幕2週目で内の馬場が綺麗(なことが多い)
・内回りコースで直線が短い
・ゆったりとした流れになりやすい
以上の点より
弥生賞は先行馬有利の競馬になりやすいと言えます。
馬場が悪い年やマカヒキやワンアンドオンリー他
「能力」が高ければ差しても来れますが…
見ての通り均すと先行有利である以上
余程のことがない限り先行馬を本命にするのが良績を残しやすくなると言えますね!
ちなみに…
弥生賞だけではなく
「トライアルレース」予想の鉄則として…
「本気度が高い馬」を買う
これがあります。
例えばAの馬とBの馬
どちらが弥生賞に向けてのやる気=本気度が高いと思いますか?
A:皐月賞出走の賞金足りていてたたき台として弥生賞に出走
B:弥生賞で出走権取らないと皐月賞に出られない馬
…言うまでもなくBですよね。
もちろんAの馬は能力が高い(事が多い)ので無視はしづらいですが
Bの本気度とはワケが違いますよね。
加え多くの場合Aは人気馬で
Bは人気が控え目。
オッズ、妙味の観点からBを狙うのが
トライアルレース予想の鉄則です。
ちなみにここ10年の私の弥生賞本命馬は…
■2022年
3着ボーンディスウェイ(9番人気)3番手◎
■2021年
1着タイトルホルダー(4番人気)1番手◎
■2020年
3着オーソリティ(3番人気)2番手◎
■2018年
1着ダノンプレミアム(1番人気)2番手◎
■2017年
2着マイスタイル(8番人気)1番手◎
■2016年
1着マカヒキ(2番人気)8番手◎
■2013年
1着カミノタサハラ(6番人気)4番手◎
人気馬から穴馬まで…
自分でも驚くくらい良い予想ができています(`・ω・´)
(本気度関係なく能力で本命にしている馬もいますが)
今年も良い予想したいですね~
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それでは、、弥生賞2023の
人気が予想され馬たちの不安点をあぶり出していきます。
人気馬の凡走の上に
穴馬の好走が成り立ちますからね^^
トップナイフ
G1ホープフルS3着馬。
2走前京都2歳Sは不利を受けながら
2着とメンタル面の強さもあります。
中山2000mに不安はなく
普通に有力馬の一頭ではありますが…
弥生賞は「たたき台」の立ち位置。
本気度は当然高くないです。
確実に先=皐月賞・ダービーを見据えたレースとなる。
「馬券内好走」という意味では
不安のあった阪急杯グレナディアガーズのような凡走は考えづらいですが
1頭1着固定の馬券はどうかな。
相手の一頭として上手く活用したいところです。
不安点:目標は先
グランヴィノス
前走京都2歳Sは人気を裏切って凡走。
良血人気(シュヴァルグラン、ヴィルシーナの弟)もある。
といっても、持っているポテンシャルはあると思います。
ただシュヴァルグランを見る限り
晩成傾向…良くなってくるのは先=秋じゃないかなとも。
川田騎手が「先」を考えて無理ない競馬をするか
目先=馬主の意向も踏まえて無理やり先行競馬させるか。
今回結果はどうあれ
人気で本命にするのはリスクとリターンのバランスが悪いと思います。
不安点:現時点での能力(先はある)、初の関東遠征
タスティエーラ
共同通信杯4着馬。
新馬戦のパフォーマンスは良い物でしたが
ムーア騎手がロングスパートして脚を使い続けた結果。
内回り中山でそのレースがハマるかどうか。
能力面は共同通信杯のレベルを考えれば
現時点ではグランヴィノスより上かなと。
不安点:中山・小回りお初
レヴォルタード
バウンスシャッセの子供。
東京で2戦のみで勝ち上がった
未勝利戦の2着以下好走馬は
次走勝ち上がり無しと正直微妙。
目標が先のトップナイフやポテンシャルは間違いないタスティエーラを
上回る何かを感じさせている状況ではなく。
本命にする理由がどこにもありません(大逃げ宣言なら…)。
不安点:経験不足
ワンダイレクト
中京2000mを2戦している馬。
関東遠征、初中山などお初条件ある馬。
とはいえ…東京だけの経験より
中京2000m=コーナー4回で好走しているという点はプラス評価ができます。
前走若駒S2着は勝ち馬のキレ味が一頭違ったレース。
先行粘り込みが叶えば…
不安点:関東遠征、お初中山
弥生賞2023消去法予想として面白いデータと
そこから派生して「アナログで」予想につなげるポイントなど解説してきました。
最後に弥生賞2023穴馬として
(上記5頭以外で)面白い馬は…
今回は→人気ブログランキング
(クリックして1,2位にいる馬券力labの説明文に書いています)
先週はここで
中山記念:ドーブネ
阪急杯:ホウオウアマゾン
を挙げてそのまま本命に。
良い予想ができました(`・ω・´)
今回にこの馬はどうかな~
お楽しみに!ですね!
ーーあとがきーー
弥生賞はコロ助以前は
毎年競馬場に観に行っていたレースなんです。
ディープインパクトを生で最初にみたのも
弥生賞でした!
頭数は揃わないですが
「春競馬!」という感がする好きなレースの一つです。
楽しみですね^^
※文中でしれっとご紹介したメルマガでは予想も配信していて
先日阪急杯では…
1着▲アグリ(2番人気)
2着△ダディーズビビット(3番人気)
3着◎ホウオウアマゾン(6番人気)
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