江田照男騎手は競馬になじんでくると覚える大穴男。
「忘れた頃の江田照男」という名(迷?)格言がある個性派ジョッキーです。
今日はその江田照男騎手の大穴思い出や
狙い時などまとめていきます!
お気楽にお付き合い頂けると幸いです。
もくじ
江田照男騎手の大穴思い出3レースを考えて
「勘違いじゃないよな(他の騎手の記憶地違いではないよな)」
と思って調べたところ…
意図は全くしていませんが「マツコ有吉」で放送されていた
3つの大穴をあけたレースとがぶっていました。。。
(本当ですよ)
でもわざわざ無理やり思い出を変えるも違うので
そのまま…私の江田照男騎手の大穴思い出3戦をご紹介します。
私が最初に「大穴の江田照男」「忘れた頃の江田照男」という言葉を知ったのがこのレース。
1996年の秋から競馬を観始めて(中学生)
ちょっと「分かった感」出してきた時期でした(笑)
江田照男騎手が乗っていたのは
「テンジンショウグン」
12頭立て12番人気最低人気のお馬さんです。
日経賞の前までの成績は
OP特別でまったく歯が立たず→ダートを使う→障害を使う(ここではちょっと活躍)→障害レースで凡走→1998年G2日経賞。
今、馬柱を見ても買おうとは思いません(`・ω・´)
そんな馬がハンデ戦でもなく、無警戒の逃げ馬でもなく、「普通に差し切って優勝」。
ポカーンでした。
単勝300倍を超えるお馬さんですよ。
レース後おじさんたちが「大穴の江田照男!」「忘れた頃の江田照男!」なんて言っていたから素直にそういうものなんだ、と格言を覚えたのでした。
①で江田照男騎手の大穴男の事を覚えてすぐ…「忘れた頃の江田照男」に遭遇しました。
2000年G1スプリンターズステークスのダイタクヤマトです。
16頭立て16番人気!
2番手からの競馬で4コーナーでは強気に先頭、そしてそのまま押し切り!
世界のアグネスワールドに1馬身1/4差つける完勝でした。
上記テンジンショウグンは日経賞で大穴を開けた後サッパリでしたが、ダイタクヤマトは「普通に強かった」んです。
次走G2スワンステークス1着、G1マイルCS4着、翌年G3阪急杯1着、G3セントウルS2着、G1スプリンターズ3着。
もともと逃げ・前々で競馬する馬なので負ける時は派手に負ける。結果人気がない……にしても16番人気は人気なかったですね~盲点。
まさに忘れた頃の江田照男!でした。
3つ目は「ニャー!」です。
…
…2012年日経賞でのネコパンチの大逃げ。
14頭立て12番人気。
この日は雨の影響で重馬場で行われ何かが起きそうな雰囲気はありました。
とはいえ、ルーラーシップやウインバリアシオンといったG1級の馬もいるなか、「大逃げ」で「大穴」を開けたのは…やはり江田照男騎手。
本当に忘れた頃にポンっとやってくれます。
ちなみに「ニャー」は勝利ジョッキーインタビューで
江田照男騎手がネコパンチにちなんで猫マネ(猫ひろし?)をしたものです。
お茶目というかサービス精神、嬉しいですね!
ところでなぜ江田照男は騎手は大穴をあけるのでしょうか。
私は3つのポイントがあると思います。
1,人気馬に乗らない
そもそもですが上記重賞レースでは残念ながら江田照男が人気馬に乗ることはほぼないです。
ルメール騎手やリーディング上位の騎手が人気馬に乗ります。当たり前ですが穴馬に乗らない限り穴はあけられません。
2,(失礼ながら)地味
これは1番にも通じますが重賞などで人気の馬に乗る騎手は必然的にファンの目にも数多くは行ってきます。
そして騎手自体が人気を抱えるようになります。
困ったらルメール、川田、武豊、福永、松山騎手……
そんな中、江田照男騎手はどうしても地味、騎手人気になることもありません。
(大穴の江田照男として…変に売れることはありますが)
3,思い切りが良い
騎手は人気がないから下手という事はありません。
もちろんリーディング上位の騎手が上手い事には変わりないですが、勝利数が少ない騎手でも技術がある騎手、得意な条件がある騎手など一芸持っている騎手はいます。
江田照男騎手もその一人。
(人気馬で信頼できるかは…?)
上記テンジンショウグンは置いておいて(なぜ走ったのか理解できない)…
ダイタクヤマトにしてもネコパンチにしても最低人気、ほぼ最低人気にも関わらず積極的に強気の前々から競馬をしています。
たぶんこれらの馬にルメール騎手が乗ったとしたら勝っていないと思います。
無難な競馬をして、普通に負けていた。江田照男騎手の思い切りの良さが大穴を開けたと言えます。
江田照男の狙い時を考えると…
…といっても「忘れた頃の江田照男」の格言の通り
狙いどころとして覚えているようじゃ本領発揮とはいかないのですが(苦笑)
それでも
・逃げ馬
に乗った時は要注意です。
逃げ馬ではなくても普段先行している馬で、他に目立つ逃げ馬がいないときは思い切って逃げてきます。
2022年のOPスレイプニルステークスは
・江田照男
・大外
・逃げ馬
としてテリオスベルが逃げて10番人気で勝利しました。
他にも逃げ馬候補はいましたが(ゴリゴリ逃げないにしても)
大外枠で逃げ馬に江田照男騎手が乗った以上、思い切っていくと考えることは自然とできること。
このように条件を当てはめていけば
江田照男騎手の買い時も見えてきます。
もちろん人気薄なので「率」はともかく、ですが。
このように考えて他の人にとっては「忘れた頃の江田照男」であっても
自分としては「狙いすました江田照男」といって大きな馬券につなげたいですね!
ーーあとがきーー
私は個性的な馬、個性的な騎手が好きです。
その意味で江田照男騎手は好き。
少し前ならシルポート、現役ならパンサラッサのような行くだけ行って後は知らん!というレースをする馬好きですね~
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