東京新聞杯2023を消去法予想と
展開・脚質から見えてくる穴馬を考察します。
先週はシルクロードステークスで
◎ファストフォース(2着/10番人気)を引っ張りました!
今週も東京新聞杯2023予想の
役に立つ情報となれば幸いです。
東京新聞杯2023消去法予想として
「使えそう」なデータをご紹介します。
ただし。
私はデータは「ただの数字」であるの認識で。
重要なのは
「そこから見えてくる問われる適性」の認識でいます。
だから東京新聞杯2023消去法予想として
データの確認
↓
消去法としてそのまま適用
ではなく。
データの確認
↓
問われる適性の確認
↓
消去法で漏れる馬も穴馬として拾う
こういう使い方をメインで
「ただの数字遊びが好きな人」が買えない穴馬を探す
このアナログ予想を得意としています。
/
や、や、ややこしい!(`・ω・´)
\
って声が聞こえてきそうですが
その結果先週のファストフォースのような穴馬を推せているわけです。
人と同じじゃダメでしょう?
それでは東京新聞杯2023消去法データをみていきましょう!
以下過去10年の東京新聞杯データです。
///年齢別成績
///牡馬(セン馬含む)・牝馬///
牡馬【6-7-9-106】
牝馬【4-3-1-12】
※母数の違いにご注意ください
この2つのデータですが
「ほぼ同じようなこと=求められる適性」を表しているのですが
お分かりになるでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
↓
↓
↓
ちゃんと考えました?(・ω・)ノ笑
自分で考えることで
予想力がつくのでぜひ考えて欲しいところです。
…まあ考えて頂いたとして。
上記2つの共通事項として
東京新聞杯は
「スピード・キレ味勝負」になりやすい
このことを表しているといえます。
(まあ東京競馬場なので…)
簡単に解説をすると…
■年齢
→基本的には年齢と共にスピードとキレ味は落ちていく
(※成長しきったあとは)
■牡馬と牝馬
→牡馬の方がスタミナ・タフさに優れ牝馬の方がスピード・キレ味が優れる
一般的にいうとこのように考えられます。
つまり。
上記2つのデータは…
「スピード・キレ味勝負」
東京新聞杯の「形」をこのように表しているといえます。
これは逆を言うと仮に7歳以上であっても
「スピード・キレ味勝負」に強い馬は拾って損はないといえます。
これが数字遊びではないアナログ。
消去法って本来このように
「問われる適性を見つけて」
人気馬を嫌って穴馬を拾うために使うもの…だと私は考えています。
で。
その上で実際キレ味、スピード勝負になっているのか
過去の結果をみてみましょう!
※人気/4コーナー通過順/上り3ハロン(丸数字は上り順位1~3位)です。
■2022年
1着イルーシヴパンサー/4番人気/13/33.1①
2着ファインルージュ/1番人気/8/34.0③
3着カラテ/2番人気/11/33.9②
どんなレース?
→完全なるキレ味勝負で
イルーシヴパンサーはその中でも抜けた脚を使って優勝。
キレ味がない馬は勝負になりませんでした。
■2021年
1着カラテ/5番人気/4/34.0
2着カテドラル/12番人気/10/35.5②
3着シャドウディーヴァ/3番人気/10/33.6③
どんなレース?
→キレ味勝負だが位置取りが後ろ過ぎると届かない。
実際上り1位は最後方から33.3を使って10着で「何の価値もない」。
■2020年
1着プリモシーン/4番人気/6/33.6
2着シャドウディーヴァ/6番人気/11/33.3②
3着クリノガウディー/5番人気/4/33.9
どんなレース?
→2着シャドウディーヴァを除くと掲示板に乗った5頭は
4コーナー6,3,3,2番手と前にいないと話にならなかった。
実際上り1位は最後方から33.2を使って11着で「何の価値もない」。
■2019年
1着インディチャンプ/1番人気/6/33.5
2着レッドオルガ/6番人気/6/33.6
3着サトノアレス/4番人気/9/33.4③
どんなレース?
→完全なるキレ味勝負。
ただし後方すぎても届かない。
実際上り1位は最後方から32.8を使って8着で「何の価値もない」。
■2018年
1着リスグラシュー/3番人気/7/33.6
2着サトノアレス/5番人気/14/33.3①
3着ダイワキャグニー/2番人気/6/33.9
どんなレース?
→キレ味勝負。
ただし上りの差はあまりなく位置取りも重要。
前の馬を交す=前の馬との差を帳消し以上にする上りが必要ということ。
■2017年
1着ブラックスピネル/3番人気/1/32.7
2着プロディガルサン/5番人気/6/32.0①
3着エアスピネル/1番人気/5/32.3③
どんなレース?
→ブラックスピネルの逃げ切り前残り。
逃げた馬が32.7では後ろの馬は届かない。
■2016年
1着スマートレイアー/5番人気/1/33.5
2着エキストラエンド/6番人気/3/33.5
3着マイネルアウラート/11番人気/2/33.8
どんなレース?
→スマートレイアーの逃げ切りで2,3着も2,3番手からの完全なる「行った行った」
逃げた馬が33.5では…
上り1位は最後方から32.8を使って11着で「何の価値もない」。
■2015年・稍重
1着ヴァンセンヌ/3番人気/7/34.6
2着アルフレード/9番人気/13/34.3②
3着フルーキー/1番人気/13/34.4③
どんなレース?
→完全なるキレ味勝負。
稍重で時計も上がりも例年よりかかったが脚力ないと勝負にならない。
その意味で本来キレ味タイプではない
アルフレードとフルーキーが上位にこれたのは時計がかかったから。
■2014年・重
1着ホエールキャプチャ/8番人気/10/34.3②
2着エキストラエンド/3番人気/8/34.6③
3着クラレント/5番人気/3/35.0
どんなレース?
→好位・中段から脚を伸ばした馬が上位に。
重馬場で行われたこともあり上りはかかった。
■2013年
1着クラレント(2番人気)/7/33.0②
2着ダイワマッジョーレ(5番人気)/13/32.7①
3着トライアンフマーチ(4番人気)/3/33.4
どんなレース?
→キレ味勝負も1着ダイワマッジョーレ以外は
ある程度前で競馬して良い脚を使う形。
いかがでしょう?
直線の長い東京競馬場で行われるので
「スピード・キレ味勝負」
と言われてなっとくし
差し・追い込み馬だーーーー!(`・ω・´)
って固めて予想したくなりますが
過去10年では上り最速を使っても馬券になったのは4頭だけ。
「スピード・キレ味勝負」
にかわりはありませんが…
届かない位置から速い上りを使っても意味はありません。
余程のハイペースでもなければ
・なるべく前から
・スピード・キレ味勝負
が出来る馬が上位に来ていることが分かります。
「展開次第」です。
これは東京新聞杯に限ったことではありませんが…
スローペースだったら
先行した馬も33秒前半の脚を使う。
→差し・追い込み馬馬は32秒台の脚を使っても位置取り悪ければ届かない。
スローペース&団子状態の馬群が固まっているレースの場合は
直線ヨーイドンで差し馬がキレ味活かして…
いっぽうでスローペース&縦長レースに場合は
前も脚を使うので後ろからでは届きません。
ハイペースの場合は
前が止まって素直に差し追い込みが基本も
逃げた馬だけでなく
全体的にペースが速ければ
差し・追い込み馬脚が溜まらず
前々からのバテ合い=体力勝負にもなる。
競馬って展開・隊列次第でどうとでもなってしまいます。
だから東京新聞杯2023消去法予想のように
単なる数字遊びをするのではなく。
そこから問われる適性&レースの質を知る。
その上て展開・隊列を考えることで
的中へ、人が気づかない穴馬へ…とつながります(`・ω・´)
こうした競馬の基本(といっても中級者以上向け)は
・人気馬の嫌い方
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などのプレゼントと合わせて
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ご興味がある方は読んでみてくださいね^^
さてさて…
最後に東京新聞杯2023の人気が予想される馬たちの
「不安点=アラ」を探っていきます。
人気馬の凡走の上に
穴馬の好走があります。
つまり人気馬の苦手条件を突っつくような馬が穴馬になる。
大事な作業ですね!
ナミュール
昨年のオークス3着、秋華賞2着、エリザベス女王杯5着馬。
今回久しぶりの1600mとなり
位置を落とさず競馬ができるかがポイント。
上記の通り「届かない位置から脚を使っても届かない」。
古馬に入ったら2歳時のように
差のあるキレ味は使えないでしょう。
マイルでキレ味を発揮できるかどうか
ここは「確かめるレース」になります。
不安点:位置取り、キレ味確認の場(人気で本命にしたくはない)
ジャスティンカフェ
強烈な末脚の持ち主。
G3エプソムカップ4着、G2毎日王冠2着、G1マイルCS6着。
エプソムカップ→重馬場でキレが活きない
マイルCS→内に進路をとった先で詰る
と、言い訳は可能な2戦。
直線の爆発力は文句なくここでは1番ですが…
「届く位置から」が大前提。
理想はスロー&団子で外からブッコ抜く
又はハイペース&タフなレースで長く良い脚を使う。
脚質的にはどうしてもピンパーとなる。
不安点:追い込みう馬であるということ
ピンハイ
桜花賞5着、オークス4着馬。
エリザベス女王杯→距離長い&馬場の悪い内を選択でノーカウント。
「爆発力」という意味では同期のナミュールの方が上ですが
地味ながらしっかり脚を使えるのは利点。
ただし出遅れも多く距離短縮の今回
位置を落とすようだと……
大きく嫌う必要はないものの
あえて人気想定で本命にするのは違うタイミングでは?
不安点:位置取り
ウインカーネリアン
G3関屋記念1着馬。
前々から勝ち切る競馬の王道はやはり強いです。
その関屋記念はスローペースの2番手から上り3ハロン32.9。
東京新聞杯で過去決まりてとしてあるパターンと同じです。
もちろん展開として向いたといえますが
「そういう競馬」が出来るのは強み。
ただし。
相手が強いとはいえマイルCSで内枠から控えた鞍上はどうなのよ?と。
脚は使えても相対的にキレるタイプではない。
前で競馬してこそ。そこ。
不安点:逃げるなら逃げるつもりじゃないと。控えるようなら…
インダストリア
3勝クラス勝ち上がり。
NHKマイルC5着ありでG1レベルではキレ負け。
これまでの成績どおり中山の方が東京より合いそうですが…
安定感はないものの
「ハマるなら」面白い立ち位置かと。
ただし、安定感をきたしてはダメ。
不安点:東京のスローペース×瞬発力勝負
東京新聞杯2023消去法予想の形~アナログへの落とし込み。
またスピード勝負×切れ味問われる
が!
後ろ過ぎる位置取りでは意味がない
=位置取り×速い上り
東京新聞杯2023予想のポイントを紹介しました。
その上で人気馬のアラをつくなら…
「前=先行」が一つの形。
今回でいうなら人気が予想される5頭の内
4頭が差し馬。
もし、仮に過去の決まりてであったように
スローペースからの瞬発力勝負で前残りとなるなら。
ウインカーネリアンと
・シュリ
関屋記念の1,2着の再現があっても驚かないですよね。
シュリは大穴馬。
逆に
「スピード・キレ味勝負」として差しが届くとするなら…
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(クリックして1,2位にいる馬券力labの説明文に書いています)
東京1600mならここで一発。
他にも可能性あるエアロロノアあたりはアリですね^^
一頭に絞れないのは…展開次第でどうとでもなるレースだから。
最終的には枠順みて土曜日の馬場をみて結論をだしたいですね!
ーーあとがきーー
リスグラシューが東京新聞杯を走っていたなんて
引退前のトンデモナイ強さから想像できないですよね~
年齢を重ねてから強くなる馬もいるので
競馬の奥深さを感じますね!
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