小倉大賞典2023荒れる要素を解説して
予想に活かしていく記事です。
消去法予想をメインで使い方方もいるかも知れませんが…
小倉大賞典に関しては消去法は「使えない」と思ってください(`・ω・´)
また土日に雨予想もあるので「雨に強い馬・重馬場得意な馬」も
チェックしていきます!
ここは我慢してアナログ的に予想を楽しんでいきましょう!
もくじ
小倉大賞典が荒れる要素の解説
↓
じゃあどういう馬が好走するか、ねらい目かを考えていきます。
まずは小倉大賞典が「荒れる」レースかどうか
過去10年のデータ・結果からみていきましょう。
※人気/枠ー馬番/4コーナー通過順/上り3ハロン(①~③は上り順位)
■2022年・稍重
1着アリーヴォ/1番人気/8-16/8/35.3②
2着ランブリングアレー/3番人気/6-12/5/35.8
3着カデナ/8番人気/4-7/15/35.1①
馬連1,580円
3連複10,670円
■2021年・良
1着テリトーリアル/11番人気/2-3/3/35.0
2着ボッケリーニ/1番人気/8-15/5/34.6①
3着ディアンドル/12番人気/8-16/1/35.9
馬連3,510円
3連複32,190円
■2020年・良
1着カデナ/4番人気/2-2/9/35.1①
2着ドゥオーモ/10番人気/7-12/5/35.8②
3着ジナンボー/2番人気/8-13/1/36.1
馬連22,460円
3連複35,750円
■2019年・良
1着スティッフェリオ/3番人気/7-12/4/34.2①
2着タニノフランケル/1番人気/3-3/2/34.5
3着サイモンラムセス/14番人気/1-1/1/35.6
馬連1,840円
3連複79,120円
■2018年・良
1着トリオンフ/1番人気/7-13/2/34.2②
2着クインズミラーグロ/15番人気/8-16/9/34.1①
3着スズカデヴィアス/4番人気/1-1/13/34.3③
馬連14,620円
3連複34,380円
■2017年・良馬場
1着マルターズアポジー/4番人気/4-7/1/36.5
2着ヒストリカル/8番人気/7-14/6/35.9②
3着クラリティスカイ/5番人気/6-11/4/36.3
馬連9,790円
3連複34,780円
■2016年・良馬場
1着アルバートドック/2番人気/1-2/14/34.4①
2着ダコール/6番人気/1-1/11/34.6②
3着ネオリアリズム/5番人気/6-11/5/35.0
馬連2,700円
3連複8,620円
■2015年・重馬場
1着カレンブラックヒル/3番人気/3-6/1/36.9
2着コスモソーンパーク/6番人気/1-2/4/36.5②
3着ダコール/11番人気/1-1/9/36.2①
馬連4,670円
3連複21,520円
■2014年・良馬場
1着ラストインパクト/1番人気/2-4/1/34.6
2着カフナ/8番人気/1-1/4/34.5③
3着ブレイズアトレイル/4番人気/3-6/10/34.2②
馬連2,760円
3連複9,000円
■2013年・良馬場
1着ヒットザターゲット/6番人気/3-5/11/34.3①
2着ダコール/2番人気/1-2/7/34.3①
3着ダローネガ/5番人気/6-12/3/35.3
馬連2,260円
3連複8,050円
過去10年(過去5年に集中していますが)で
二けた人気の馬が6頭も馬券に絡んでいます。
馬券になった30頭の内6頭ですから…「荒れる」と言えます。
またオッズ面での荒れるは基準が難しいところですが
穴馬の2着以上、3着以上を区分けするとして
馬連50倍以上
3連複100倍以上
を荒れるの基準とすると…
馬連は4レース、3連複は7レースが該当しているので
やはり小倉大賞典は荒れるレースといえます。
では、なぜ小倉大賞典が荒れるレースになるのか
その特徴・理由を深堀してそれを予想に活かしていきましょう!
なぜ小倉大賞典が荒れるのか
その理由を深堀して予想に活かしていきます。
当たり前の要素もありますが以下大きく3つ
・ハンデ戦
・ローカル開催
・馬場状態
ここでは下二つを解説します。
小倉大賞典はローカル開催というだけではなく
「G1フェブラリーステークスの裏開催」
×
「3場開催」
という状況が重なっています。
これがどういうことか…
まずG1フェブラリーステークスに騎乗予定がある
「ざっくり」リーディング上位騎手は小倉で騎乗はしません。
その上で3場開催なので
同時に開催される阪神競馬場と小倉競馬場で更に騎手が分散されます。
もちろんG3がある小倉に一定以上の上手い騎手がいますが
それは騎乗馬次第。
レースの中心=ペースを作れる騎手がいないと
ヘンテコなレースになってしまうことも。
そしてローカル開催&馬場状態によって
「走るべき進路」が大幅に違います。
内の馬場が悪ければ外を通る方が有利ですが
でもみんなが外にいくと外々に大きく膨れてロスが大きく真ん中がベスト…
このようなペース・進路・位置取り判断を……
上位騎手がいない中みんながが思い思いのレースをすれば
そりゃ荒れますよね。
実際、上記過去10年のデータで
4コーナーの位置取りを記載していますが…
淡々とレースが進んんで5番手ではなく
後方からマクって4コーナーで5番手という馬がチラホラ以上います。
2020年2着のドゥオーモは13-12-5-5という通過順。
2018年1着トリオンフは6-5-3-2という通過順。
2017年2着ヒストリカルは13-13-9-6という通過順。
2017年3着クラリティスカイは8-8-5-4という通過順。
2016年3着ネオリアリズムは13-13-7-5という通過順。
2015年2着コスモソーンパークは14-13-8-4という通過順。
2014年1着ラストインパクトは11-11-1-1という通過順。
2013年2着ダコールは13-14-12-7という通過順。
いかがでしょう。
4コーナーでは「勝負になる位置」にいた馬たちが
スタートから前々にいたわけではないことが分かります。
そして中には「早めに動いたけどスタミナをロスしただけでズルズル下がった馬」もいます。
「荒れる要素しかない」と言えますよね。
冒頭で書いた消去法は過去のデータからみていくものですが
前も後ろも、内も外もありのハンデ戦…
データで区分けする消去法が使えないとした理由…納得できますよね。
小倉競馬場は「小回り」です。
直線が短く4コーナーを回った時点で
勝負になる位置にいないと厳しいレースが多いです。
(だから逆に前掛かりになって差しが届くこともありますが…)
この小回りというのは
「特異不得意が分かれる」コースです。
特徴としては…
・スパート位置が早くなり切れ味よりタフさ=長く良い脚を使えるかが問われる
そして
・不器用な馬(大とび)と呼ばれる馬はコーナリングに難あり
この2点、「合わない」馬の特徴です。
非常に分かりやすく過去「危険な人気馬」だったのが
2020年で単勝1.4倍のダントツ人気だったヴェロックスでしょう。
確かにキレ味より長く良い脚を使う馬ではありましたが
ドッカドッカと走り大箱(広いコース)向きな馬でした。
どう考えても小回りに向かないタイプで…
単勝1.4倍→9着でした。
ちなみに皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞3着馬です。
「適性」とはこういうことです。
合わない馬は走れない。
小倉大賞典2023の出走予定馬で
雨に強い馬・重馬場が得意な馬をみてみましょう!
その前に大前提ですが…
「文字通り」の意味での
雨に強い馬・重馬場が得意な馬はそもそもいません。
だって芝レースで良馬場より
重馬場の方が速く走れる馬なんていませんよね?
正確には雨・重馬場でパフォーマンスを落としにくい馬です。
(逆にパフォーマンスを大きく落とす馬が雨・重馬場が苦手な馬です)
ただ便宜上、雨に強い馬・重馬場が得意な馬と言っています。
以下、出走予定馬の内で
雨に強い馬・重馬場が得意な馬、経験ありな馬を観ていきます。
・ウイングレイテスト
…重馬場/未勝利1着
・カテドラル
…重馬場/新馬戦1着
・スーパーフェザー
…重馬場/2勝クラス1着
・ヒンドゥタイムズ
…重馬場/1勝クラス1着
・フォルコメン
…重馬場/1勝クラス1着
・フォワードアゲイン
…不良馬場/未勝利1着
・プライドランド
…重馬場/1勝クラス1着
・ホウオウエミーズ
…重馬場/1勝クラス1着、2勝クラス1着
・ロングラン
…重馬場/3勝クラス1着
一般競争は1着経験、重賞は3着以上(該当なし)を
書き出しています。
ただし、新馬戦や未勝利戦では
確かに重馬場で勝利経験あり…とはなるものの
力の差があり過ぎたりもします。
雨に強い馬・重馬場が得意な馬というよりも
雨・重馬場をあまり苦にしない馬
…くらいの認識がベターといえます。
また、一般的にですが
雨に強い馬・重馬場が得意な馬の特徴は…
・キレ味がない馬
・鈍足系の馬
(キレ味ある馬が重馬場でキレ味けされる)
これらは普段から好走はするが
勝ち切れないタイプの馬に多いです。
また、
・もとダート馬
・スタミナがある馬
なども重馬場で走れる可能性が上がります。
芝レースにおいては
重馬場になると良馬場よりも体力を削られます。
だから…小倉大賞典でいうなら
1800mはギリ走れるタイプの馬より
1800m(2000m以上でも)結果を残している馬の方が良いと考えられます。
このような競馬予想に役立つ
ノウハウ・ハウツーを
でお届けしてるので
ご興味がありましたら読んでみてくださいね(`・ω・´)
小倉大賞典2023予想にどう上記荒れる要素を落とし込むか。
馬場状態に大きくよりますが
4コーナー通過次点で馬場の真ん中あたりを好ポジションで通る馬が
「比較的」上位に来やすい傾向があります。
もちろん内の馬場が良ければ
シンプルな前残りで内+前決着も当然ありますが。
土曜日の競馬をみての判断になりますが
各騎手が内を開けて4コーナーを回るようなら…
おそらく日曜日メインの小倉大賞典の頃には
「騎手みんな」が外々を回す意識でいます。
結果、後方から外を通ろうとする馬は
「超距離ロス」をすることになり
馬場の良いところを走る以上のデメリットが発生します。
狙いどころは真ん中より前の位置から
騎手の指示通り動けて4コーナーで前々・真ん中の馬場を走れる馬。
人気どころでは
レッドランメルトが条件に当てはまります。
前走中山金杯は「内+前」が前提のなか
外枠からロスのある競馬をせざるを得ず6着なら「悪くない」です。
小倉が初めてというのはやってみないとですが
小回り耐性あり勝負所で良い位置にいられます。
穴馬では…
ホウオウエミーズあたりが面白そうです。
この馬は中山1800mを多く使って&結果が出ているように
小回り+1800mがベスト条件。
その意味で新潟牝馬S2200m1着には驚きましたが
パワータイプなので稍重の馬場がプラスに働いたと言えます。
今回、前走エリザベス女王杯から距離短縮はプラスで
前々が流れる展開になるなら…
二桁人気想定の大穴馬の激走をきたしても面白いと思います。
※あくまで週中の見解です。
土曜日の馬場をみて枠の並びをみて最終結論を出します。
【フェブラリーステークス2023の記事はコチラ】
→フェブラリーステークス2023消去法予想で穴馬をアナログで探る
以上、小倉大賞典2023荒れる要素を解説!&消去法予想は使えない理由、でした。
ーーあとがきーー
小倉大賞典と言えば
2016年に大悶絶した思い出があります。
私は内目を通っての先行狙いで
大穴◎ケイティープライド(14番人気)としたんですね。
3コーナーを回って良い位置&手ごたえ
4コーナーを回ってジワジワ前をうかがう…
この時点で心臓バクバクでした。
普段声を出さない私が
東京競馬場(フェブラリーステークスを観に行っていました)で
そのまま!
そのまま!
って叫んでいました。
一緒に何人かの友人と観戦していて
ケイティープライドを買っているの私だけだったんですね(笑)
まわりも、アレ?ケイティープライド来るんじゃない?!って沸き立つなか。
アルバートドックとダコールが突っ込んで来て、、、
クビ差4着。
\(゜ロ\)(/ロ゜)/
茫然としちゃいましたね。
そんな思い出が小倉大賞典にあります。
穴馬本命で最後まで楽しめる幸せは最高です!
(当たってこその負け惜しみ(`・ω・´))
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