フェブラリーステークス2023消去法予想を活用して
穴馬候補を探していきます。
消去法=データと捉える方も多いですが
正解は「データから見えてくる問われる適性」を
アナログ的に予想につなぐことです。
馬は数字ではないですからね^^
フェブラリーステークス2023予想の参考になれば幸いです。
もくじ
フェブラリーステークス2023消去法予想に使えそうなデータをご紹介します。
まずはコチラをご覧ください。
とある戦績のある/なしでの過去10年のデータです。
あり【9,9,9,62】
なし【1,1,1,66】
これは…
■JRAの左回りコースかつ1900メートル未満の重賞の1着経験のある/なしのフェブラリーステークスでの結果です。
数字の差をみると
フェブラリーステークス2023消去法予想に使うに値するデータといえます。
こちらを紐解いていきます。
フェブラリーステークスが行われるのは
東京ダート1600mです。
だから「左回り」というのはとりあえず何となくレベルでも納得はできますよね。
その上で1900メートル未満というのがポイントです。
なぜだか分かりますか?
せっかくなので少し考えてみてください(`・ω・´)
………
……
…
はい。
東京ダートコースは「スピード」がでます。
砂の質・厚さなどの関係でダートコースにも
時計が出やすいコース=スピードが問われる
時計が出にくいコース=スタミナが問われる
があります。
東京ダート1600mは当然スピードが出やすいコースとなるわけです。
さらにいうと…
JRAのダートレースの多くは
1200m、1400m、1800m、2000m~
です。
※1700mのレースも数多くありますが
「ローカル小回り」メインなので東京コースとは舞台が違い過ぎるので今回は除外して考えます。
みて頂いた通り
ダート1600mは、「多くない」んです。
なぜかというと東京競馬場以外では
(JRAでは)1600mというコース設定がないから。
東京コースを使うチャンスが無かった馬は
1400mか1800mからの転戦となります。
ちなみに東京のダートは1600mの次は2100mなので…
東京ダート1800mからのフェブラリーステークスの流れは存在しません。
この「スピードが」出やすいダート
かつ
1600mというレアな距離という2点が上記の
フェブラリーステークス2023消去法予想に使えるデータ=過去の結果となっています。
/
スピードスピードいうけど
本当にスピードが問われるのかよ!
\
というツッコミがあると思うので実際にみてみましょう。
■2022年
3着ソダシ/G1阪神JF、G1桜花賞ほか
■2021年
2着エアスピネル/G1朝日杯2着、G3富士S1着、京都金杯1着ほか
■2020年
1着モズアスコット/G1安田記念ほか
はい、見ての通り
芝で活躍したG1級の馬がフェブラリーステークスで活躍しています。
芝の方がダートよりも
スピードが問われるので腑に落ちてきますよね。
でも、この3頭がダート全般で強いのでは?
って思う方もいるでしょう。
ではスピードよりもスタミナが問われやすい
中京1800m=チャンピオンズカップの上記3頭の結果をみてみると…
■2021年
ソダシ12着
エアスピネル9着
■2020年
エアスピネル7着
■2020年
モズアスコット5着
もちろん1600mと1800mの距離の違いはありますが
東京ダート1600mの方が
スピードがある元芝馬は向くと言えます。
その上で「逆に」
ちなみに上記フェブラリーステークス2023消去法予想の
データとして使える
なし【1,1,1,66】
で「好走した」3頭はいったいどんな馬だったのかを観てみましょう。
■2022年ソダシ3着
■2021年エアスピネル2着
■2020年ケイティブレイブ2着
■2019年ユラノト3着
■2014年コパノリッキー1着
あれ、、5頭じゃん!って思いますよね。
でもね。
「スピード」を強調したいので敢えてもってきました。
お気づきでしょうか。
ジャン!
ーー
■2022年
3着ソダシ/G1阪神JF、G1桜花賞ほか
■2021年
2着エアスピネル/G1朝日杯2着、G3富士S1着、京都金杯1着ほか
ーー
まさに先ほど紹介をした
「元芝馬(ソダシは現役で芝も走っていますが)」です。
さらに「その他の3頭」の戦歴をみていくと…
■2020年ケイティブレイブ2着
…左回り新潟ダートG3レパードS1800mタイム差なし2着
そもそも帝王賞、川崎記念、JBCクラシックを勝っている馬
■2019年ユラノト3着
…東京ダート1400m根岸Sコンマ1秒差2着、重賞挑戦は2度だけ。
逃げたインティが残るレースで内枠有利となった。
■2014年コパノリッキー1着
…骨折後調整しながらの出走で左回り重賞使うタイミング無かったが
もとは兵庫チャンピオンシップを圧勝するスピードがあった。
「十分走る下地があった」馬たちと言えます。
(ユラノトは展開・枠の助けがあり結果的にですが)
フェブラリーステークス2023消去法予想のデータとして活用しつつ
アナログてきに「中身をみる」大切さにもつながります。
アナログ的に上記
フェブラリーステークス2023消去法予想を利用するなら
「ダート1800m」が
大きな分岐点になるという視点も深堀しておきます。
先の通り「スピード」が問われる
東京ダート1600mの舞台なので…
1400m~1800mがベストの馬は
東京1600mでも勝負になると言えるいっぽうで
(この手のタイプは2000mはギリ走れる馬もいる)
スタミナに秀でた馬=2000m以上がベストの馬は
1800mも相手関係・展開次第で勝ててしまう馬もいます。
しかしそういった馬は
東京1600mではスピード不足で苦戦をする。
この発想はめちゃくちゃ大事。
だから消去法で「数字」だけをみると危険ということです。
これを観ているのは男性が多いと思いますが
女性から170cm以上じゃないといやーって言われたら…
169cmと170cm何が違うんじゃぼけーーー!\(゜ロ\)(/ロ゜)/
ってなるでしょう?
(例えがヘタ、、、)
「データ=数字遊び」の危険性ご理解いただけたでしょうか。
大事なのは人間同様「中身」です。
(お、整ったか!)
ただし。
ここまでスピード!スピード!スピード!と話していますが
スタミナも当然必要です。
1200m~1400mがベストの馬は
東京1600mは過酷ですよね。
スローペースの前残りでスタミナの要求値が低いレースとなれば
「持つ」可能性はありますが
ハイペースの消耗戦となると当然きついわけです。
展開次第が大前提ですが
直線が長い東京ダート1600mなので…
結局はスタミナも重要……
シンプルに言うならスピードがない馬は厳しい。
(スタミナはあるのが前提)
が分かりやすいといえますね。
フェブラリーステークス2023出走馬を
上記消去法予想にあてはめると…
・オーヴェルニュ
…中京ダート1800m東海S1着
・ケンシンコウ
…新潟ダート1800mレパードS1着
・ソリストサンダー
…東京ダート1600m武蔵野S1着
・テイエムサウスダン
…東京ダート1400m根岸S1着
・レッドルゼル
…東京ダート1400m根岸S1着
・レモンポップ
…東京ダート1400m根岸S1着
以上の6頭が消去法で「経験あり」の属します。
ただし過去の栄光と言われてしまったり
テイエムサウスダン・レッドルゼル・レッドルゼルは1400mがベストで1600mはギリ…
と盤石とは言えない状況です。
こういう時は…
ここまで口酸っぱくいってきた
「問われる適性」を考えて「経験あり」ではないが「可」となる馬を探す重要度が高くなります。
競馬って簡単じゃないですね(`・ω・´)
このようにアナログ的に
・穴馬の見つけ方
・人気馬の嫌い方
・面白い馬券の買い方
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ご興味がありましたら詳細みてみてください^^
それでは…
ここからアナログ的に人気想定の各馬たちの
「不安点」を探っていきます。
人気馬の嫌い方の一部となりますが
「人気馬の凡走の上に穴馬の好走が成り立つ」ワケですから。
性格悪く突っついていきましょう!
レモンポップ
G3根岸S1着で1番人気想定は納得です。
が、東京1400mがベストの舞台。
昨秋1600mの武蔵野Sで最後ギルデッドミラーに差されたように…
1600mは「走れる」が「ベストではない」です。
先行して良い脚を使える強みがあり
自分の競馬ができれば大きく崩れることはない…ですが
ギリギリの1600mで外々を回らされたり
ペースが流れてスタミナの要求値があがるとコロッとがあっても不思議はないです。
今回乗りなれている戸崎騎手から
坂井騎手への乗り替わりも当然マイナス。
持っているポテンシャルや戦績から
1番人気は納得ですが負けた時の言い訳があるのも事実。
本命というより相手の一頭として上手く活用する方がベターでは?
不安点:距離延長、乗り替わり
ドライスタウト
JRAの重賞未経験ながら2番人気想定。
もっとも昨秋の霜月でのパフォーマンスや
根岸S3着だったバトルクライ比較でいうと…
前走バトルクライに閉じ込められて2着も
誰がどうみてもポテンシャルは明らかに上。
ただ「とはいえ」2番人気想定は売れすぎ。
他の馬=メンバーが手薄ということもありますが。
見方を変えるとコパノリッキー的に
「JRAの重賞使うタイミング無かった」とするならアリですが…
不安点:強敵とのレース経験不足
メイショウハリオ
みやこS、マーチSの1800mG3・1着、帝王賞1着がある馬。
能力的には上位であることは間違いないですが
スピードと言われると?
スタミナが問われる展開となれば
良さが活きると思いますが…
不安点:スピード
レッドルゼル
2021年のG3根岸S勝ち馬。
フェブラリーステークスは2度挑戦して
4着と6着。
昨年のフェブラリーステークスと比べると
相手関係ははるかに楽になります。
それでも1600mは長くベストは1200~1400m。
相手関係楽になる分と合わせてどこまでか。
不安点:距離延長
スピーディキック
地方期待の星…ですが、、、
距離はともかく東京のスピードがでる馬場で
対抗できるかは?
過去上り最速のレースが多いですが
速くても37秒台。
走れるか走れないか分からない以上…
印はつけられても△まででしょう。
不安点:スピード
フェブラリーステークス2023消去法予想を活用して
「アナログ的に」予想する方法を解説してきました。
フェブラリーステークスで問われるのは
・スピード
(スピードがあることが前提のスタミナ)
です。
上記の通り
2023年のフェブラリーステークスは
人気馬で信頼できる馬が不在。
ギルデッドミラーが出走していたら
仮に人気でもグリグリの◎をつけていたメンバーです。
「メンバーレベルは例年より低い」
と考えると…
穴馬の可能性がでてきます。
こうなってくると面白い穴馬は…
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2頭。
上記「あり」に属していて
…正直ピンパーですが穴馬に安定性は求めてはいけません(`・ω・´)
人気馬が怪しい以上馬券に組み込んでいきたいですね!
ーーあとがきーー
フェブラリーステークスと言えば
◎ノンコノユメだった2018年はめちゃくちゃ思い出深いです。
直線大興奮!
今年のメンバーはちょっと小粒ですが
ワクワクするようなレース&予想にしたいですね!
文中にさらっとご紹介したメルマガは
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3週連続重賞で…
・AJCC◎ユーバーレーベン3着(3番人気)
・シルクロードS◎ファストフォース2着(10番人気)
・東京新聞杯◎ウインカーネリアン1着(4番人気)
と、良い予想ができている
私の根幹部分
ご興味があればどうぞー
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