チャンピオンズ カップが荒れる理由と
なぜ荒れるのかその要素を解説していきます。
出走メンバーは毎年違いますが
「根本」を理解しているかしていないかは大きいですよ。
チャンピオンズ カップ予想の
土台となれば幸いです!
もくじ
チャンピオンズカップはどれだけ荒れるのか
先ずは過去の傾向からみていきます。
穴馬(6番人気以下)の好走を観てみると
2021年
3着アナザートゥルース(14番人気)
2020年
3着インティ(10番人気)
2019年
人気馬のワンツースリー決着
2018年
2着ウェスタールンド(8番人気)
2017年
1着ゴールドドリーム(8番人気)
3着コパノリッキー(9番人気)
2016年
1着サウンドトゥルー(6番人気)
3着アスカノロマン(10番人気)
2015年
1着サンビスタ(12番人気)
2014年
2着ナムラビクター(8番人気)
※2013年以前はジャパンカップダートとして
阪神/東京で行われていたので参考外とします。
過去8年中京1800mで行われたチャンピオンズカップにおいて
6番人気以下で馬券になった馬は
なんと9/24頭。
これは穴馬の好走多いです!
2019年を除き毎年6番人気以下
なんなら8,9番人気、二桁人気の馬も馬券になっています。
チャンピオンズカップが荒れると言われるのも
頷ける結果ですよね。
じゃあなぜ
チャンピオンズカップが荒れるのかその理由を解説していきます。
チャンピオンズカップが荒れる理由は
大きく分けて3つあります。
それぞれ解説していきます!
チャンピオンズカップが行われるのは
中京ダート1800mです。
中京ダート1800mはコース形態上
「内枠」が有利。
そして「先行が有利」な舞台です。
つまり…競馬の基本である「先行」が活きやすいコースです。
「人気薄の逃げ馬」
なんて格言があるように
荒れる=穴馬が好走しやすいのは先行馬です。
実際に先ほどの9頭の
チャンピオンズカップ荒れる立役者となった馬のうち…
2021年
3着アナザートゥルース(14番人気)
→3番手
2020年
3着インティ(10番人気)
→1,2番手
2018年
2着ウェスタールンド(8番人気)
→13番手
2017年
1着ゴールドドリーム(8番人気)
→11番手
3着コパノリッキー(9番人気)
→1番手/内枠
2016年
1着サウンドトゥルー(6番人気)
→13番手
3着アスカノロマン(10番人気)
→2番手/内枠
2015年
1着サンビスタ(12番人気)
→6番手/内枠
2014年
2着ナムラビクター(8番人気)
→4番手/内枠
6/9頭が先行して好走。
そこに内枠が重なるとさらに期待値も上がります。
逆を言うと外枠の差し馬や
中途半端な位置取りの馬には厳しいコースと言えます。
参考までに…
差し・追い込みで荒れる立役者になった馬たちですが
2018年
2着ウェスタールンド(8番人気)
…溜めれば弾ける追い込み一手でハマるかハマらないか
2017年
1着ゴールドドリーム(8番人気)
…同年のフェブラリーステークス勝ち馬
2016年
1着サウンドトゥルー(6番人気)
…前年チャンピオンズカップ3着
2018年のウェスタールンドはヤマを張らないと買いにくいですが
他2頭に関しては力はあるが人気がないだけでした。
(終わってからなら何とでもいえますが)
このように観ていくと
チャンピオンズカップで荒れる要素となった穴馬は…
・内枠
・先行
・人気落ちの実力馬
パターンがある程度決まっていることが分かります。
ただし。
内枠有利だよー
先行有利だよー
なんてことは陣営も「みんな」分かっているわけです。
/
だったら逃げ先行争い激化して
差し馬にも荒れる使者いるのでは?
\
と考えることもできます。
先行争いが激化したらバタっと前が止まり
差し馬が台頭する。
競馬のスタンダードな考え方。
もちろんそう考えることもできます。
が。
考え方によっては…
・それでも「前」に行った馬が穴をあけている
とすることもできます。
そもそも差し馬で好走した荒れる要素の穴馬は
ウェスタールンド(8番人気)
…溜めれば弾ける追い込み一手でハマるかハマらないか
ゴールドドリーム(8番人気)
…同年のフェブラリーステークス勝ち馬
サウンドトゥルー(6番人気)
…前年チャンピオンズカップ3着
力のない差し追い込み馬が突っ込んできたものではなく
力はある馬が力を発揮できる状況が整って好走した馬です。
たまたま走ってしまったわけではありません。
以上よりチャンピオンズカップが荒れる理由の一つに
「コース形態」が大きく関わっている」と言えます。
次にチャンピオンズカップが荒れる理由として
「適性」
があげられます。
JRAのG1は
・東京1600mのフェブラリーステークス
・中京1800mのチャンピオンズカップ
だけです。
そしてそれぞれ求められる適性が違います。
東京1600mはスピード。
ダートレースでありながら
スピードが問われます。
2022年
3着ソダシ
2021年
2着エアスピネル
2020年
1着モズアスコット
これらの馬に共通していること分かりますか?
……
…
そう、元芝馬(ソダシは兼ですが)です。
芝レースはダートレースよりスピードが問われます。
つまりフェブラリーステークスの舞台
=東京ダート1600mはスピードが問われやすいと言えます。
1400mでも走れるスピードも必要です。
逆に1800mがベストで
1600mでも走れるかも…の馬はスピード不足で負けます。
あっさりと。
これがフェブラリーステークスで求められる適性。
いっぽうチャンピオンずカップの舞台
=中京ダート1800mは…
スタミナが問われる舞台です。
2021年のチャンピオンズカップで
ソダシを本命にしたひとは「分かっていない人」と言えます。
3歳牝馬のマイラーであるソダシに
中京1800mダートで体力自慢の古馬に勝てる理由はありませんでした。
(で、スピードが問われるフェブラリーステークスで巻き返しました)
こうした適性の違い
=アンマッチによって人気馬の凡走が生まれます。
そして体力を活かしたい馬が
内枠や先行脚質を活かして好走する。
穴馬は荒れる要素となるわけです。
またそもそもダートと質は
東京より中京の方が重いです。
だから東京の方がスピードが問われ
中京の方がスタミナが問われるようにもなります。
先ほどのとおり
中京1800mダート戦なので
「スタミナ」
が問われます。
上記穴馬として好走した馬の
アナザートゥルースとアスカノロマンは…
まーーー
ズブい馬で切れ味皆無。
前々に気分良く行って粘り込む形しかできないタイプです。
いくらチャンピオンズカップで好走しても
G3、G2のゆるいレースだとダート戦であってもキレ負けするようなお馬さんです。
そしてこの手の馬は人気になりにくいです。
「だから」荒れる使者として
二けた人気で穴を開けられたとも言えます。
ダート戦には芝以上にこのような
ズブい馬がいます。
それが活きる可能性がある舞台がチャンピオンズカップです。
なぜなら…
ーー
内枠有利だよー
先行有利だよー
なんてことは陣営も「みんな」分かっているわけです。
ーー
早め早めの競馬になれば
スタミナが削られます。
こうなると前々から粘り込めるスタミナ系の馬に有利に働く。
チャンピオンズカップが荒れる理由の3つは
うまく繋がっているんです!
チャンピオンズカップが荒れる理由
・コース形態
・適性
・ダート戦ゆえに
いかがでしたでしょうか。
腑に落ちましたか?
確かに過去荒れる結果になっていますが
毎年「今年はどうかな」を考える必要があります。
2019年のように人気馬が上位独占だってあるんですから。
しかし、実際に数多くの穴馬が好走している事実。
ハナっから堅いとは考えずに
人気馬のアラを探して穴馬のキラリと光るポイントを探して。
大きい馬券を虎視眈々と狙っていきたいですね!
ーーあとがきーー
穴馬の見つけ方や人気馬の具体的な嫌い方など
競馬予想に役立つヒミツの情報は
無料メルマガで更に深くお届けしているので
競馬上手くならなくて良いという方以外はぜひご覧ください(笑)
無料メルマガは上部・下部のメルマガ画像タップで
概要をみられます!(私メディアに出たことあるとか)
以上、チャンピオンズカップが荒れる理由でしたー(`・ω・´)
競馬をやめる方法とやめた後の明るい未来×続ける方法
スプリンターズステークス2024雨・重馬場に強い馬
競馬は雨で中止はない!中止基準や雨・重馬場での予想戦略
単複の買い方:おすすめの買い方と比率は意外とシンプル!
ゴールドシップの伝説まとめ!魅力とファンが後を絶たない理由
コメントフォーム