逃げ馬と差し馬の見分け方:もっとも期待できるのは先行馬!

  • twitterへのtweet
  • はてなブックマーク
  • 人気ブログランキング

競馬における各馬の走りは個性に富んでおり、それぞれの馬が得意な戦法があります。競走馬の走り方は主に4つのタイプに分類され、それぞれに特有の特徴があります。

 

主な脚質の分類は以下の通りです。

 

・逃げ馬
・先行馬
・差し馬
・追い込み馬

 

今回は、大きなくくりで「逃げ・先行馬」「差し・追い込み馬」に分けて、逃げ馬と差し馬の見分け方や、特に逃げ馬と先行馬の特性に焦点を当て、

 

これらの馬がどのような特徴を持ち、どのように見分けるかについて説明します。

 

先にそれぞれの特徴をざっくり言ってしまうと…

 

逃げ馬はレースのスタートから先頭に立ち、そのままリードを保持しようとする馬です。

 

一方、先行馬は逃げる馬のすぐ後ろでレースを進め、最適なタイミングで先頭に立つことを狙います。

 

差し馬はその先行馬の後ろ、真ん中からやや後方で競馬をして、追い込み馬はほぼ最後方からの直線勝負にかける馬です。

 

各脚質の馬を正確に見極めることで、レースの展開を予想しやすくなり、競馬での成功率を高めることが可能です。

 

逃げ馬や差し馬を見分ける方法や、それぞれが有利になる条件を理解することは、賢い馬券の買い方につながりますよ!

逃げ馬と差し馬の見分け方:如何にして見極めるか

 

まずは分かりやすい逃げ馬の見分け方から解説していきます。

最近のレースで逃げた馬の動向分析

競馬の予測では、レースの流れを想像することが重要です。特に、逃げ馬の有無はレースの性質を大きく左右します。

 

出走する各馬の最近の成績とレース内容を分析し、実際に逃げた馬を特定します。

 

馬柱の「前走通過順」が「1-1-1-1」のような馬なら逃げ馬の可能性が逃げ馬の可能性が高く、それが2戦続いていたら確定といえます。

 

仮にここ2戦が【1-1-1-1】【2-1-2-2】の馬がいたとして、【2-1-2-2】が逃げ馬が複数いるレースだったら逃げたいけれど逃げられなかった、という背景も見えてきますね!

 

逃げ馬が一頭しかいない場合、その馬が再び先頭に立つ可能性は高いです。

 

 

いっぽうで、逃げ馬が一頭もいなかったり、複数いたりする場合の予測はより複雑です。

 

逃げ馬がいない場合でも、何らかの馬が逃げを試みることになるでしょう。通常は先行馬が前に出ることが多く、ペースはゆっくりになりがちです。

 

複数の逃げ馬がいる場合は、スタートの速さやダッシュ力が勝負の鍵を握りますが、枠順や騎手の戦略も重要です。

 

激しい争いがスタートすると、ペースは中間から速くなる可能性があります。ただし、騎手が積極的に争わない選択をすることで、意外と落ち着いたペースになることもあります。

 

前走の距離を分析する

前走で逃げた馬を比較する際には、前走の距離が重要です。

 

距離によってレースのペースが異なるため、前走の距離と今回の距離が近いほうが理想的です。距離の差が大きい場合、意図せず逃げる可能性があります。

 

例えば、短距離レースに長距離レースの経験者が挑む場合、自然に前に出る傾向があります。

 

その逆も同じで、短距離で逃げる馬が長距離レースに挑む場合、スタートダッシュの影響で先頭に立つことが難しい場合があります。

 

前走のペースの重要性

前走の距離が同じだった馬のペースを比較することも大切です。

 

例として、同じ東京芝1600mのレースに出走したA馬とB馬を見ると、A馬は前半600mを36秒台で、B馬は33秒台で走ったとします。

 

この差は大きく、B馬の方が速いペースで逃げる傾向があるため、次回もB馬が先頭に出る可能性が高いです。

 

しかし、他の要因も考慮する必要があり、結果は必ずしも予想通りにはならないかもしれません。

 

このように、逃げ馬の見極めとは複数の要素を組み合わせて行う分析であり、競馬の予測において非常に重要なスキルです。

差し馬について

差し馬はシンプルに通過順で見分けていけます。

 

通過順が【8-7-7-7】や【10-10-8-7】などは差し馬と見分けて問題ありません。

 

ですが、

「出走頭数」のチェックもしましょう。

 

例えば、通過順【8-7-7-7】だとしても18頭立てと8頭立てでは意味合いが違いますよね?

 

18頭立てだと差しと言うより先行に近い位置取りだし、8頭立ての場合差しというより追い込みの位置取りです。

 

逃げ馬と違い差し馬の見分け方は「出走頭数」にも注意が必要です。

先行馬の特徴と予想戦略

 

まず、シンプルにいうと、競馬においては「先行」が一番好走できる可能性が高いです。

 

もちろん個別の事情はありますが、均すと競馬は先行有利である。これが大前提となります。

先行馬とは?前方での戦略的な走り

レースにおいて、先行馬はスタート直後から前方でポジションを取ることを目指します。

 

これにより、内側のコースをキープし、コースロスを最小限に抑えることが重要です。内ラチを走ることで、より効率的な走行が可能になり、エネルギーの節約にもつながります。

 

しかし、複数の馬が同時に内ラチや先頭の位置を狙うと、馬同士が接触するリスクが高まり、落馬や転倒の危険が伴います。

 

そのため、レースはしばしば縦長の隊列を形成し、各馬が自身の位置を確保しつつ進行します。

 

先行馬とは、隊列の前半部分でレースを進める馬のことを指しますが、最前列で走る馬は逃げ馬と呼ばれ、先行馬とは区別されます。

先行馬の識別方法:通過順位の活用

先行馬を特定する手段として、過去のレースデータからコーナーごとの通過順位を分析する方法があります。

 

通過順位は、レースの各コーナーでの順位を示し、これを元に馬の脚質を判定することが可能です。

 

例えば、ある18頭立てレースで一頭の馬が以下の通りにコーナーを通過しました。

 

1コーナー:3番手
2コーナー:4番手
3コーナー:9番手
4コーナー:9番手

 

このデータから、この馬は序盤で前方に位置していたことが明らかで、全18頭の中で常に上位に位置しているため、明確に先行馬であると識別できます。

 

(途中から位置を落としていますが、それでも「真ん中」です)

 

このように、コーナー通過順位を分析することで、各馬の走りの傾向を理解しやすくなります。

出馬表で先行馬を識別するテクニック

競馬の出馬表では、各馬の脚質が記載されていることが一般的です。

 

出馬表の表記は新聞社やウェブサイトによって少々異なりますが、大体の場合、馬名の近くに四角形のマークが4つ配置され、そのいずれかに矢印や三角形が描かれています。

 

このマークの位置によって、馬の脚質が示されます。縦に配置された馬柱を例にすると、以下のように脚質を識別することができます。

 

【最上部の四角に矢印がある場合:逃げ馬】



 

【二番目の四角に矢印がある場合:先行馬】



 

【三番目の四角に矢印がある場合:差し馬】



 

【最下部の四角に矢印がある場合:追い込み馬】



 

ただし、この表記方法はすべての新聞社やウェブサイトで共通とは限りません。

 

また、新馬戦や未勝利戦など、過去のデータが少ないレースでは、これらの情報を完全に信頼することは難しいです。

なぜ先行馬の競馬成績は他の脚質より優れているのか?

先行馬の強み①:レース展開の影響を受けにくい

先行馬が他の脚質に比べて強い主な理由の一つは、レースの展開に左右されにくいことです。

 

後方から進める差し馬や追い込み馬は、レースの流れを自ら作ることが難しく、流れに合わせて動かなければならないため、展開が合わないと力を発揮できないことがあります。

 

一方で、先行馬はレースの前方で競走するため、展開の変化に強く、安定して力を出しやすい状況にあります。

先行馬の強み②:進路の妨害を受けにくい

レース中の進路妨害、すなわち他の馬に道を塞がれるリスクは、後方から進む馬にとって大きな問題です。

 

直線でのスパート時に前が塞がれていると、迂回しなければならず、無駄な距離を走ることになります。

 

しかし、先行馬は追い込みや差し馬よりも進路が塞がれるリスクが低く、スムーズにレースを進めることが可能です。

先行馬の強み③:コースロスを最小限に抑えられる

コースロスを最小限に抑えることができるのも先行馬の大きな利点です。

 

例えば、差し馬や追い込み馬が最終コーナーで仕掛ける際、多くの場合前に馬がいるために外側を回って進む必要があります。

 

これがコースロスにつながりますが、先行馬は前に馬が少ないため、無駄なく直線に向かうことができます。

これにより、無駄な力を使わずに済み、効率的にスパートをかけることが可能です。

先行馬にとっての有利な条件と舞台

競馬のコースやレースの条件によって、先行馬が有利になる場面が存在します。

 

一般に、レースで前方に位置する逃げ馬や先行馬は、後方から追い上げる差し馬や追い込み馬とは逆の条件で成果を出しやすいとされます。

 

このため、先行馬が活躍しやすい条件は、差し馬や追い込み馬が苦戦する条件と言えるでしょう。

重い馬場条件

重い馬場は先行馬にとって有利な舞台です。

 

これは、差し馬や追い込み馬がフルスピードを出すのが困難になるためです。

 

特に芝の稍重以下の条件や、ダートで乾燥した良馬場、あるいは雨で不良になった馬場では、馬のパワーが要求されるため、先行してレースを進める馬がその優位を保ちやすくなります。

 

これは、スピードに乗ることが難しいため、差し馬や追い込み馬が望む位置に出るのが難しくなるからです。

短距離レース

短距離レースでは、先行馬が圧倒的に有利です。

 

通常、差しや追い込みが成功するには前の馬がペースを崩す必要がありますが、短距離ではゴール前での崩れが少なく、先行馬がそのまま勝ち切ることが多いです。

 

そのため、短距離では逃げ馬や先行馬の勝率が高くなる傾向にあります。

小回りコース

小回りコースも先行馬に有利な場とされます。

 

競馬場によってコースの形状は異なり、小回りコースはコーナーが多く、直線が短いことが特徴です。

 

このようなコースでは、速度を維持しにくい差し馬や追い込み馬にとっては不利であり、先行してレースを進める馬が優位に立ちやすいです。

 

速度が必要な直線が短いため、先行馬は他の馬に追いつかれるリスクが減り、結果として好成績を収めやすくなります。

逃げ馬・差し馬の見分け方:先行が最良!まとめ

競馬界において先行馬の数は非常に多いです。テレビで注目されるのはディープインパクトのような追い込み馬かもしれませんが、馬券を購入する際には先行馬の選択が欠かせません。

 

これは、安定した収益を目指すうえで重要です。

 

さらに、先行馬の動向を分析することでレースの展開を予測する手がかりにもなります。

 

このため、先行馬の存在は競馬予想において大きな影響を持っています。

 

馬券の予想には、ぜひ先行馬にも注目して取り組んでみてください。

 

 

このような競馬の基本から実践で役にたつ…

 

・穴馬の見つけ方
・人気馬の嫌い方
・高配当の当て方

 

などを、無料のメルマガ(無記名ですよー)でプレゼントしています。

 

予想をすることが好きな方には刺さると思うのでご購読してみてくださいね!

無料メルマガ(詳細)

 

 

  • twitterへのtweet
  • はてなブックマーク
  • 人気ブログランキング

コメントフォーム

名前 

 

メールアドレス 

 

URL (空白でもOKです)

 

コメント

管理人プロフィール

IKU

IKU

結構当たるのでSPAさんのギャンブル企画で取材されたりもしました。 ◆馬券スタイル:高配当ねらい 競馬が本当に好きなかた、お気楽に絡んでくださいー

最近の投稿