競馬 予想

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阪神大賞典2023消去法予想のため
過去のデータを確認しつつ

 

「数字遊び」では見つけられない「問われるモノ」を解説していきます。

 

特殊な距離ですから枠有利の確認や
脚質などチェック出来るポイントをしっかりとみて荒れるポイントを探していきましょう！

 

阪神大賞典2023予想のスパイスとなれば幸いです。

阪神大賞典ス2023消去法予想・消しデータ

まずは阪神大賞典消去法予想に使える
過去の傾向・データをみていきましょう！

 

これはJRAのホームページに掲載されているデータですが…

 

 

///2000ｍ以上の重賞で4着以上になった経験のありなし（過去10年）///

 

あり【10,9,10,45】
なし【0,1,0,32】

 

と綺麗に馬券になった29／30頭が当てはまるデータ！

 

これは阪神大賞典2023の消去法として

使える(｀・ω・´)(｀・ω・´)(｀・ω・´)！！！……は注意が必要。

 

 

／
　なんで馬券圏内の3着でも
　掲示板内好走の5着でもなく
　4着なんだ！
＼

 

こういったデータに関してはこのように疑り深くならないと
データ消去法という名の「数字遊び」に成り下がるのでご注意ください。

 

 

ちなみにこれは……
「映え」以外のナニモノでもありません。

 

3着で区切ると29／30頭のような
見栄えの良い消去法っぽい数字にならないからです。

 

意図的な区切り。

 

 

こういった意図的な区切りで消去法ドヤ！する人は
競馬をしらない素人さんが「っぽく」見せているだけなのでダマされないようにしてくださいね(｀・ω・´)

 

そもそも……重賞4着以内って（笑）

そりゃハンデ戦でもないG2だし
重賞で好走してきているような馬が馬券になるのは当たり前ですから。

 

 

阪神大賞典2023消去法として
「データの勘違い」についての警鐘を書かせて頂きました。

 

ちなみに…

一応「顔を立ててあげて」
上記阪神大賞典2023消去法的なデータを活用するとして。

 

 

一頭例外的に
なし【0,1,0,32】

 

↑このカテゴリーで阪神大賞典で好走した馬は…

 

2020年2着のトーセンカンビーナ

 

それまで重賞では青葉賞の2400ｍのみの
重賞出走経験（16着）で
前走は2400ｍの3勝クラスを勝利し阪神大賞典に出走してきました。

 

 

ではなぜこのトーセンカンビーナが好走できたのか？

 

実はこれが数字で阪神大賞典2023消去法を考えるのではなく
「アナログで」阪神大賞典を紐解くカギになります。

 

阪神大賞典過去10年の結果

以下、過去10年の阪神大賞典結果です。

 

※人気／枠ー馬番／4コーナー通過順／上り3ハロン（1～3位は①②③）

 

■2022年・13頭立て・良馬場
1着ディープボンド／1番人気／7-11／5／34.6①
2着アイアンバローズ／5番人気／5-7／2／35.2
3着シルヴァーソニック／3番人気／3-3／3／35.4

 

 

■2021年・13頭立て・重馬場
1着ディープボンド／3番人気／5-6／3／36.9②
2着ユーキャンスマイル／2番人気／7-10／7／36.8①
3着ナムラドノヴァン／9番人気／4-5／10／36.8①

 

 

■2020年・10頭立て・良馬場
1着ユーキャンスマイル／2番人気／8-10／4／35.8①
2着トーセンカンビーナ／5番人気／4-4／7／35.8①
3着メイショウテンゲン／4番人気／6-6／7／36.0②

 

 

■2019年・11頭立て・稍重
1着シャケトラ／1番人気／8-10／2／37.6①
2着カフジプリンス／6番人気／6-7／3／38.2②
3着ロードヴァンドール／10番人気／1-1／1／39.2

 

 

■2018年・11頭立て・良馬場
1着レインボーライン／3番人気／6-7／4／35.8①
2着サトノクロニクル／4番人気／6-6／4／36.0③
3着クリンチャー／1番人気／7-8／3／36.6

 

 

■2017年・10頭立て・良馬場
1着サトノダイヤモンド／1番人気／8-9／4／35.4①
2着シュヴァルグラン／2番人気／3-3／2／35.9③
3着トーセンバジル／5番人気／4-4／7／35.8②

 

 

■2016年・11頭立て・良馬場
1着シュヴァルグラン／1番人気／8-11／4／34.9①
2着タンタアレグリア／4番人気／6-6／4／35.5②
3着アドマイヤデウス／3番人気／2-2／4／36.1

 

 

■2015年・10頭立て・良馬場
1着ゴールドシップ／1番人気／7-8／2／35.5①
2着デニムアンドルビー／7番人気／2-2／5／35.6②
3着ラストインパクト／2番人気／1-1／7／35.8③

 

 

■2014年・9頭立て・良馬場
1着ゴールドシップ／1番人気／1-1／2／34.5①
2着アドマイヤラクティ／5番人気／8-8／3／34.9②
3着バンデ／2-2／3番人気／1／35.6

 

 

■2013年・9頭立て・良馬場
1着ゴールドシップ／1番人気／7-7／3／36.8③
2着デスペラード／3番人気／6-6／6／36.6①
3着フォゲッタブル／5番人気／3-3／2／37.7③

 

 

いかがでしょう。
何か気づくことはあるでしょうか？

 

……
…

 

はい、昨年2022年以外は
上り3ハロン1位～3位の中での1,2着決着なんです。

 

 

さらに言うと上り3ハロン1～3位の
ワンツースリーが5レースもあります。

 

 

そう、阪神大賞典は
最後まで脚を使る馬＝総じて差し馬優勢

これが阪神大賞典の本質です。

 

 

そして、先のトーセンカンビーナは
それまでの12戦の内7戦が上り最速、上り2位が2回。

 

阪神大賞典のテーマにマッチした馬でした。

 

 

先行有利が競馬の基本のキですが
ナゼ阪神大賞典はこのような結果になっているのか。

 

・3000ｍという特殊距離だから
・さらに阪神競馬場＝正面坂を2度上る
→シンプルにスタミナが問われる

 

結果として競馬において有利になりやすい
「立ち回り・先行力」がプラスになりづらい。

 

 

出していって逃げる・ポジションをとることで
スタミナを消費する逃げ先行馬がしっかりとバテる

 

→結果として後方で脚を溜める馬が
前が勝手にバテたところを差してくる

 

こういった流れがあります。

 

 

でも、上記過去10年の結果で
4コーナー通過順をみるとそんなに「後ろ」じゃないように見えませんか？

 

これは

 

・出走頭数が少ない
＝10頭ソコソコしかいない

 

・4コーナー時点で順位の入替えが起きている

 

以上の2点があげられます。

 

 

前者はそのままですが…
11頭立てだったら4コーナー6番手でも「後方」。

 

後者は道中で動く馬＝総じてスタミナ自慢は
スタート時点では後方でも徐々にペースを上げて

4コーナー時点では前を捕らえる位置にいる。

 

 

たとえば…「差し・追い込み」のイメージが強い
ユーキャンスマイルでみてみると…

 

■2020年・10頭立て・良馬場
1着ユーキャンスマイル／2番人気／8-10／4／35.8①

 

4コーナー通過順はたしかに4番手ですが
スタートからの途中経過をみてみると…

 

9-9-8-4

 

10頭立て9番手からの競馬で
ポジションを挙げて4コーナー4番手。

 

 

■2021年・13頭立て・重馬場
2着ユーキャンスマイル／2番人気／7-10／7／36.8①

 

4コーナー通過順自体が7番手と後方ですが
スタートからみてみると…

 

12-12-12-7

とポジションを押し上げています。

 

 

これはユーキャンスマイルに限ったことではなく
道中ゆったり、上り3ハロンは上位の脚を使うこと。

 

これが阪神競馬場好走のポイントです。

 

※ちなみに昨年は超スローペースでしたので
先行した馬も残りやすかった結果と言えます。

 

阪神大賞典2023枠有利・不利は？

阪神大賞典2023を予想するに当たって
枠の有利不利があるかどうか。

 

上記過去10年の結果をみると
特別枠の有利不利があるような結果にはなっていません。

 

 

ですが…

 

1,京都競馬場改修に伴う
変則開催なので内の馬場が荒れづらい

 

2,長丁場の3000ｍなので
辺に外々を回らされるのは距離ロスが多い

 

以上の2点より外枠が若干マイナスといえます。

 

 

言えますが…

「枠の有利不利以上に、スタミナ・最後まで脚を使う事」の方が重要なレースです。

 

阪神大賞典2023予想に関しては
そこまで枠の有利不利を考えなくても良いと言えるでしょう。

 

 

このように阪神大賞典2023消去法予想といいつつ
アナログ的に予想へ落とし込むことが競馬予想では重要です。

 

他にも

 

・穴馬の見つけ方
・人気馬の嫌い方

 

など、競馬予想のハウツーは
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ご興味が合ったら詳細ご覧ください(｀・ω・´)

 

…さて、それではここから
阪神大賞典2023出走予定馬の「アラ探し」をしていきます。

 

人気馬の凡走の上に
穴馬の好走があるので積極的にアラ探しをしていくことが
高配当に繋がっていきます。

 

阪神大賞典2023人気馬の不安点

ボルドグフーシュ
昨年の菊花賞2着、有馬記念2着馬。

 

この馬は致命的に不器用で立ち回りが問われると厳しいです。

菊花賞は内枠から吉田隼人騎手が最高のレースをし
有馬記念は前が止まるレースで脚を伸ばしました。

 

立ち回りが活きる競馬だとしたら
思い切り嫌いますが…先の通り阪神大賞典においては
「ボルドグフーシュ向き」のレースの質。

 

あえて不安点をあげるなら…

状態面、川田騎手の長距離適性。

 

不安点：目標は先＝天皇賞春、早仕掛けが持ち味の川田騎手

 

 

ディープボンド
阪神大賞典2連覇中の馬。

 

この馬は致命的にキレる脚がないズブズブの馬で
押して押して、押して押してもキレる脚はなくドッカドッカと走ります。

 

「だから」スタミナが問われる＝他の馬がバテる
阪神大賞典は舞台としては合うと言えます。

 

ポテンシャルとしては阪神大賞典3連覇しても驚かないですが
おそらくラストチャンスの天皇賞春へ向けて本番で全力と考えると…？

またキレイな馬場だとこの距離でもキレ負けする。

 

不安点：目標は先＝天皇賞春、とにかくキレる脚がない鈍足ランナー

 

 

ジャスティンパレス
G2神戸新聞杯1着、G1菊花賞3着馬。

 

有馬記念はギャンブル的に
早め＆内を突きましたが結果的にそれが裏目に。

 

ボルドグフーシュを逆転するとしたら
立ち回りが問われやすい京都競馬場での天皇賞春
（今年どうなるかは？ですが）

 

阪神大賞典の舞台は不器用な馬に向くので
ここで人気を落として本番で…が理想。

 

今回ルメール騎手なので無理に先行させず
後方で競馬するようならここもチャンス。

 

不安点：本来の武器立ち回りが活きにくいレース

 

 

アイアンバローズ
昨年の阪神大賞典2着馬。

 

この馬はとにかく気分よく自分の競馬ができるかどうか。
スタミナという点ではステイヤーズS2着もあるように申し分ないです。

 

昨年の阪神大賞典2着とは言え
先の通りレース展開は恵まれたもの。

 

今年も恵まれると考えるならもう一丁あってよいですが
そうでないなら……

 

ちなみに上記ジャスティンパレスは
父親違い（こちらオルフェーヴル、あちらディープインパクト）の兄弟。

 

不安点：武器＝先行力が活きにくい舞台

 

 

ブレークアップ
G2アルゼンチン共和国杯の勝ち馬。

 

そのアルゼンチン共和杯は
直線キングオブドラゴンの自爆が他の馬に大きく影響した結果。

 

ブレークアップ自身は影響なくスムーズに走れた。

 

恵まれてのもので
シンプルに考えてここでは買いづらいです。

（もっと人気がないなら話は別ですが）

 

不安点：3000ｍ級のレース走ったことない、スタミナ面？

 

阪神大賞典2023荒れるとしたら？

阪神大賞典2023消去法予想としての
データ面・アナログ的解説と

 

人気が予想される馬たちのアラ探しをしてきました。

 

 

最後に阪神大賞典2023が荒れるとした場合の
穴馬に関して考えておきます。

 

上記か阪神大賞典過去10年の傾向から
荒れる＝高配当の使者は……

 

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（クリックして1,2位にいる馬券力labの説明文に書いています）

 

不器用・差し遅れがカバーできる条件。
一発があるとしたらここかな、と。

 

ーーあとがきーー

 

阪神大賞典と言えばオルフェーヴルの「アレ」が思い出深いですね^^

 

レース中はまさか故障！？

 

とヒヤヒヤしましたが
まさかの「ヤンチャ」だったとは(｀・ω・´)

 

 

抜けた1番人気の一着固定馬券なんて
リスクとリターンのバランスが悪いと改めて教えてくれたレースでした。

 

今年はどんなレースになるか楽しみですね！

 

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競馬力・馬券力向上のステップとしてご活用ください^^

 

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