ジャパンカップで牝馬の優勝が多い理由と2023年狙い目の穴馬について解説していきます。
ジャパンカップでの牝馬優勝と
言えば記憶に新しいところでは
アーモンドアイの2連覇などがありますよね。
他にも、連覇という意味では
ジェンティルドンナもました。
なぜジャパンカップで牝馬の優勝が多いのか
そして、これを受けて
また2023年のジャパンカップで
狙い目の穴馬についてまとめます。
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。
まずジャパンカップ牝馬の優勝が多い理由ですが
過去の優勝馬=1着
また「好走」として2、3着馬もみてみましょう。
【1着】
2020年アーモンドアイ
2018年アーモンドアイ
2015年ショウナンパンドラ
2013年ジェンティルドンナ
2012年ジェンティルドンナ
2011年ブエナビスタ
2009年ウオッカ
ーーー
1989年ホーリックス
1983年スタネーラ
1981年メアジードーツ
ジャパンカップでの牝馬優勝は
1989年から2009年までおよそ20年空いていました。
ですが、2009年にウォッカがジャパンカップで優勝してから
コンスタントに
ポンポンと
牝馬の優勝が増えています。
これらの馬の特徴や共通点は後ほど解説しますが…
/
この牝馬たちが
強かっただけじゃないの?
\
という、疑問もあるので、
2、3着馬もみてみましょう。
2020年 デアリングタクト (3着)
2019年 カレンブーケドール (2着)
2013年 デニムアンドルビー (2着)
2010年 ブエナビスタ (2着)
2009年 レッドディザイア (3着)
2008年 ウオッカ (3着)
2006年 ウィジャボード (3着)
1998年 エアグルーヴ (2着)
1997年 エアグルーヴ (2着)
1996年 ファビラスラフイン (2着)
1995年 ヒシアマゾン (2着)
1991年 マジックナイト (2着)
1990年 オード (2着)
1987年 ダイナアクトレス (3着)
1982年 オールアロング (2着)
1982年 エイプリルラン (3着)
1981年 ザベリワン (3着)
こちらは明確に(20年など)区切りがある訳ではなく
コンスタントに牝馬が好走しているといえます。
もちろん牝馬だから優勝、2、3着になれた…なんてことはなく。
・能力があって
・適性もあるから
ジャパンカップで好走できているといえます。
/
じゃあジャパンカップで
求められる適性って何?
\
こちらを掘っていきます。
シンプルですが…
■「スピード」「キレ味」が問われやすい
もちろん「展開次第」が大前提ですが
コース形態・馬場の質を考えると…
スピード・キレ味が重要。
おさらいですが…
牡馬は牝馬よりタフさ・スタミナ面が優れる傾向
牝馬は牡馬よりスピード・キレ味が優れる傾向
↑これが競馬の基本。
基本があっての例外がある。
ジャパンカップを牝馬で優勝したここ最近の馬たち…
2020年アーモンドアイ
2018年アーモンドアイ
2015年ショウナンパンドラ
2013年ジェンティルドンナ
2012年ジェンティルドンナ
2011年ブエナビスタ
2009年ウオッカ
アーモンドアイは歴代最強とも言われる馬ですが…
体力・タフさが問われる
有馬記念の舞台で惨敗。
ジェンティルドンナは牝馬3冠はともかく
古馬になってからは「東京競馬場」での好走のみ。
(引退レースの有馬記念は超スローペースのぬるま湯レース→競馬は展開次第、がこれ)
ブエナビスタも東京競馬場以外は勝ち切れず
ウォッカも「東京専用機」。
そして……「あの」暴力的強さを見せた、凱旋門賞でも突き抜けたオルフェーヴルが「負けた」のが東京競馬場。
オルフェーヴルは持続力ある、爆発力ある脚が魅力ですが、それを活かすのはスローペースからの瞬発力=「キレ味勝負」ではない。
……
…
もうわかりますね。
「スピード」「キレ味」が問われやすい舞台で、「スピード」「キレ味」が問われるレースになれば…
牝馬の一般的特性が活きやすいレースになる。
だから、適性が昔より色濃くでる
=馬場が昔よりキレイになっている現代は…
ジャパンカップで牝馬の優勝が多く出るというわけです。
(もちろん強い牝馬が多い前提のもと)
……この流れだったら
リバティアイランドを推す!って話ですが、、、
あくまで「問われる適性」の話です。
全体的にペースが上がって「タフ」なレースになったら
キレ味より体力勝負になるのが競馬です。
どういうレースになるのかを考えるのも
競馬予想の内、ですね。
以上を、前提にしつつ
ジャパンカップ2023人気馬のアラ探しをしていきましょう。
人気馬が凡走すれば
穴馬の「好走枠」が空きますから(`・ω・´)
■イクイノックス
いうまでもなく現役最強馬。
昔はスローペースからのヨーイドンのイメージもありましたが
タフなレースでしっかりと脚を使えるし
ハイペースを追いかけて最後まで伸びきれる。
能力・適性面で言う事はないですが
「負けるとしたら」を考えると
・スローペースからのキレ味勝負
(出遅れて後方競馬だったらあり得る)
・天皇賞激走後の見えない疲れ
(強い馬の敗因あるある)
これらはゲートが開かないと分からない部分ですが
リスクとして頭にはいれておきたいです。
不安点:自分の能力以外の部分
■リバティアイランド
今年の牝馬3冠馬。
爆発的な末脚が魅力。
こちらも明確な能力面での不安はないですが
適距離=2400mということはないかな、と。
馬体的にも本質は~2000mと考えていて
スローペースからのヨーイドンなら
オークスのようにやれる可能性ありますが…
タフなレースとなると
本質的には向かないといえます。
とはいえ、対イクイノックスで4キロ貰っており、
他の馬とは適性ではなく能力で勝っている部分もあり
過度には嫌いにくいです。
不安点:2400mはベストではない。
■スターズオンアース
昨年の牝馬2冠馬。
秋華賞3着、大阪杯2着と
「向かない」内回りでも格好をつけたのは能力の証。
おそらくベスト条件の天皇賞秋の回避は残念ですが
2400m自体はリバティアイランドより合うと言えます。
(斤量・能力面はおいておいて)
不安と言えば順調につかえていなかったことくらい…ですが
2強を嫌った人がこぞってこの馬を買う未来がみえ「おいしさ」はないです。
だったら「事故が無ければ」好走しそうな
イクイノックスから入るの選択の方がよいのでは?と。
不安点:順調度
■ドウデュース
昨年の日本ダービー勝ち馬。
ここ2戦はドバイターフ・取り消し
天皇賞秋・武豊負傷で乗り替わり
と、不運が続いています。
いますが…
もともと気性面からも
(日本ダービー勝ったとはいえ)2400mは長い。
~2000mくらいがベストかと。
弱い相手ならはしれてもよいですが…
今回の相手でベストではない2400mでは
ちょっと逆転までは厳しいのではないかと。
不安点:距離
■タイトルホルダー
阪神競馬場でG1を3つ勝っている馬。
逃げ・先行で粘り込む
スタミナを活かした競馬が得意。
タフなレースをしかけて
後ろの馬に脚を使わせる競馬が理想。
キレ味勝負では分が悪いので
どうやって自分のフィールドで戦わせるか、がポイント。
その意味では引っ張ってくれるパンサラッサの存在はプラス。
パンサラッサからつかず離れずの2番手で
後ろの馬が追走や仕掛けでミスをすれば…
逆に、切れ味勝負になってしまうと厳しい。
不安点:展開次第
ジャパンカップ牝馬の優勝が多い理由から
「問われる適性」を考えつつ
人気馬の不安点について書いてきました。
大枠でいうと…
・事故トラブルがなければイクイノックスは走る
・タフ過ぎるレースにならなければリバティアイランドは走る
この「どちらか」が起きないと
高配当は望めないレースです。
で、高配当と言えば穴馬ですが、、、
今年はちょいと厳しいですね。
ダノンベルーガは天井が見えている感じがしますし
ヴェラアズールが来るなら(スローのヨーイドン専用機)リバティアイランドが来るし
そこで、穴馬というより
「超」「超」「超」状況が味方して「まさか」があるなら…
(クリックして頂いた先の「馬券力lab」紹介文に書いています。2~4位くらいです。)
結構今回舐められそう(適性外として)なので
環境はともかく、状況・展開が味方しての一発!
……ないですかね(`・ω・´)
先週はここで穴馬としてジャスティンカフェを推していました。
(最終的に消したけど…)
競馬は必ずしも強い馬が勝つものではない。
高配当ならコレの発動に期待を、ですかね。
ーーあとがきーー
このようにアナログで人気馬を嫌ったり
穴馬を見つけたりして…
春競馬では高松宮記念で
◎ファストフォース1着(12番人気)を
でお流ししていました(`・ω・´)
・人気馬の具体的な嫌い方
・穴馬の狙い方
・魔法の(!)馬券の買い方
などプレゼントしているので
競馬予想が好きな方は読んでみてください!
自分で言うのもアレですが…
予想を楽しめる人には良いコンテンツだと思います^^
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