競馬 予想

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菊花賞2023消去法データを予想に活かしていきます。

 

データ＝数字

 

ですが「単なる数字遊び」では意味がありません。

 

「なぜ」「問われる適性」「嫌える要素」など
アナログ的に導く道具でしかありません。

 

今週もしっかりと「数字の中身」をみていきましょう！

 

この記事があなたの菊花賞2023予想の
スパイスになれば幸いです！

菊花賞2023消去法データ予想

菊花賞2023消去法データ予想として
活用できそうなものを紹介

 

↓

中身を深堀していく

 

↓

ただの数字遊びではなく
アナログで本質を考えていく。

 

菊花賞2023消去法データをこのように活用していこうと思います。

 

メンドウですが
予想をしている感がメチャクチャでて楽しいものですよ(｀・ω・´)

 

今日は…

菊花賞2023消去法データ・①前走着順

 

菊花賞2023消去法データとして
まず紹介するのは「前走着順」

 

前走着順っていっても
G1もG2もG3も2勝クラスも1勝クラスも

まるっとしたものなので

 

／
　意味なくね～？
＼

 

と、ファーストインプレッションで
考えて欲しい…

 

ところですが、でも
消去法＝数字上は強烈な分かれ方をしています。

 

 

※過去10年

ただし2021年、2022年は阪神競馬場開催ですが
競争能力の適性ではない
消去法的区分けなので可としました。

 

 

前走3着以内【9,9,9,75】
前走4着以下【1,1,1,75】

 

みての通り「前走」3着以内の馬が
馬券になった30頭の内27頭という極端な結果を出しています。

 

言い換えると…
前走4着以下の馬は

過去10年で3／30頭しか馬券になれていないということです。

 

 

ただ…さき程の通り

 

前走G1で4着だった馬は「なし」
前走1勝クラス1着だった馬は「あり」

 

になってしまうのが
「数字遊び」でしかない菊花賞2023消去法データの使いかたです。

 

 

アナログ＝個々をみて補正が必要です。

 

ちなみにせっかくなので…
ただ1頭前走2ケタ着順＝「なし」の区分けの馬で

 

菊花賞を優勝した馬がいます。

 

誰かわかりますか？？

 

……
…

 

2021年の菊花賞優勝馬
タイトルホルダー（前走：セントライト記念13着）

 

です。

 

タイトルホルダーのセントライト記念は
前にいかないとダメな馬なのに…

変に控えてしまって惨敗。

 

陣営の大幅なミスで
能力負けではなかったお馬さんです。

 

 

さらに…

 

前走4着以下【1,1,1,75】

タイトルホルダー以外で馬券になった
2着だった馬、3着だった馬は…

 

 

・2017年2着クリンチャー（前走：セントライト記念9着）
…皐月賞4着馬。

 

その後良いところなし…も菊花賞は
「歴史的極悪ぐちょぐちょ」馬場。

 

これまでの戦績なんて何の指標にもならないレース。

 

 

・2016年3着エアスピネル（前走：神戸新聞杯5着）
…G1朝日杯2着、G1皐月賞4着、G1ダービー4着

 

クリンチャーに関しては
馬場が例外中の例外で考えるだけムダとしても…

（シンプルにスタミナはあった）

 

エアスピネルはハイレベル世代での
皐月賞4着、ダービー4着。

 

かつ神戸新聞はこれまで先行競馬をしていた馬が
突如13番手（15頭立て）の競馬をして差して届かずのもの。

 

エアスピネルの往年を
ご存知の方も多いと思いますが

 

1600ｍ（ダート含めて）を
活動の中心とした馬。

 

鞍上の武豊騎手が
本質的に距離が長い馬でどう菊花賞を戦うか…

 

を考えて意図的に控えた（と私は思っている）レース。

 

ようは…「力負け」で前走4着以下だった馬は
一頭も馬券になっていない。

 

↑これが上記菊花賞2023消去法データの「中身」です。

 

菊花賞2023消去法データ②・G1・G2で「同年4月以降」4着以内の有無

 

上記消去法データが3着が基準で
この消去法データが4着が基準なのは…

 

意図的なものがある（映えるデータにするため）ものですが…

 

その年の4月以降のG1・G2で
4着以内の経験のありなし…

 

あり【9,9,7,64】
なし【1,1,3,86】

 

こちらも25／30頭が「あり」と
数字上で考える
菊花賞2023消去法データとしては悪くないものです。

 

 

G1なので当然と言えば当然ですが

グレードの高いレースで好走歴があれば
菊花賞でも走るよね、を示したデータですね(｀・ω・´)

 

 

こちらでも「じゃない方」を観てみると…

 

・2021年3着ディヴァインラヴ
…重賞未出走、1勝クラス、2勝クラス連勝で菊花賞へ

 

・2020年2着アリストテレス
…重賞未出走、1勝クラス、2勝クラス連勝で菊花賞へ

 

・2018年1着フィエールマン
…G3ラジオNIKKEI勝2着から菊花賞へ

 

・2018年3着ユーキャンスマイル
…重賞はG2京都新聞杯6着まで、前走1000万下（2勝クラス）1着から菊花賞へ

 

・2013年3着バンデ
…重賞はG2セントライト記念6着、その後1000万下（2勝クラス）1着から菊花賞へ

 

 

前走、2勝クラス（旧1000万下含む）優勝した馬が4頭、

G3で2着から挑んだ馬が1頭。

 

上記消去法で「じゃない方」の馬で
菊花賞で馬券になれた馬たちも傾向が見えますね。

 

 

このように「前走2勝クラス1勝」の馬が
好走しているから…

 

上記、菊花賞2023消去法①の「前走着順」が
3着以内の馬が多く好走している理由もこれです。

 

 

下手に凡走している馬より
古馬相手の2勝クラス（以上）で好走している馬の方が良い。

 

ここら辺を上手く予想に活かしていきたいところです。

 

 

 

上記①②の菊花賞2023消去法データを

「機械的に」菊花賞2023出走予定馬に当てはめると…

 

・ウインオーディン
…①前走6着→×
…②G1・G2→×

 

・サヴォーナ
…①前走2着→〇
…②G2・2着→〇

 

・サトノグランツ
…①前走1着→〇
…②G2・1着→〇

 

・ショウナンバシット
…①前走7着→×
…②G1・G2→×（一応皐月賞5着）

 

・シーズンリッチ
…①前走10着→×
…②G1・G2→×（一応G3毎日杯1着）

 

・ソールオリエンス
…①前走2着→〇
…②G1・1着→〇

 

・タスティエーラ
…①前走1着→〇
…②G1・1着→〇

 

・ダノントルネード
…①前走8着→×
…②G2・2着→〇

 

・ドゥレッツァ
…①前走1着→〇
…②G1・G2→×未出走（1,2,3勝クラス勝利）

 

・トップナイフ
…①前走2着→〇
…②G2・2着→〇

 

・ナイトインロンドン
…①前走11着→×
…②G1・G2→×未出走（2勝クラス勝利）

 

・ノッキングポイント
…①前走1着→〇
…②G1・G2→×（G1・5着、G3・1着）

 

・パクスオトマニカ
…①前走15着→×
…②G1・G2→×（LS1着）

 

・ハーツコンチェルト
…①前走5着→×
…②G1・3着→〇

 

・ファントムシーフ
…①前走3着→〇
…②G1・3着→〇

 

・マイネルラウレア
…①前走8着→×
…②G1・G2→×（LS1着）

 

・リビアングラス
…①前走1着→〇
…②G2・3着→〇

 

 

「数字だけ」でみると
17頭の出走登録の内6頭が×2つ。

17頭の出走登録の内3頭が×1つ。

 

残りの8頭が〇2つ。

 

もちろん×があっても
タイトルホルダーやフィエールマンのような馬だっています。

 

特に②に関しては
「内容の精査」が必要です。

 

 

ただ、過去の好走馬たちの事実として
念頭に入れて精査をする、この認識でいきましょう！

 

（結局競馬は展開のウェイトが大きいので）

 

菊花賞2023過去10年の結果

 

菊花賞2023消去法として使えそうな
データを観た上で…

 

過去の結果をみてみましょう！

文字が並ぶのでスクロールして頂いてOKです。

あとで解説します。

 

ーーここからーー

 

 

※人気／枠ー馬番／通過順／上り3ハロン（1～3位は①②③）

 

■2022年・18頭立て・良馬場・3:02.4
1着アスクビクターモア／2番人気／7-14／2-2-2-1／36.9
2着ボルドグフーシュ／7番人気／2-4／12-13-10-4／36.3①
3着ジャスティンパレス／4番人気／8-17／8-6-6-4／36.5②

 

■2021年・18頭立て・良馬場・3:04.6
1着タイトルホルダー／4番人気／2-3／1-1-1-1／35.1
2着オーソクレース／3番人気／8-18／11-11-10-9／34.8②
3着ディヴァインラグ／6番人気／6-11／6-6-6-6／35.2

 

■2020年・18頭立て・良馬場・3:05.5
1着コントレイル／1番人気／2-3／7-7-5-4／35.2②
2着アリストテレス／4番人気／5-9／7-7-7-4／35.1①
3着サトノフラッグ／5番人気／5-10／14-15-15-14／35.2②

 

■2019年・18頭立て・良馬場・3:06.0
1着ワールドプレミア／3番人気／3-5／7-6-8-6／35.8②
2着サトノルークス／8番人気／7-14／10-11-12-7／35.7①
3着ヴェロックス／1番人気／7-13／4-4-4-4／36.2③

 

■2018年・18頭立て・良馬場・3:06.1
1着フィエールマン／7番人気／6-12／7-7-5-6／33.9①
2着エタリオウ／2番人気／5-9／10-9-8-6／33.9①
3着ユーキャンスマイル／10番人気／4-7／9-9-10-10／33.9①

 

■2017年・18頭立て・不良馬場・3:18.9
1着キセキ／1番人気／7-13／14-14-12-7／39.6①
2着クリンチャー／10番人気／2-4／11-11-7-2／40.2
3着ポポカテペトル／13番人気／7-14／9-7-7-3／40.1③

 

■2016年・18頭立て・良馬場・3:03.3
1着サトノダイヤモンド／1番人気／2-3／8-8-9-5／34.1①
2着レインボーライン／9番人気／6-11／14-14-16-12／34.2②
3着エアスピネル／6番人気／7-13／3-3-5-5／34.6

 

■2015年・18頭立て・良馬場・3:03.9
1着キタサンブラック／5番人気／2-4／5-5-10-8／35.0①
2着リアルスティール／2番人気／6-11／7-8-7-7／35.1②
3着リアファル／1番人気／8-17／2-2-4-3／35.3③

 

■2014年・18頭立て・良馬場・3:01.0
1着トーホウジャッカル／3番人気／1-2／5-5-5-2／34.5②
2着サウンズオブアース／4番人気／2-4／10-10-8-4／34.4①
3着ゴールドアクター／7番人気／5-10／5-5-7-6／35.0

 

■2013年・18頭立て・不良馬場・3:05.2
1着エピファネイア／1番人気／2-3／3-3-2-2／35.9③
2着サトノノブレス／5番人気／7-14／7-7-6-4／36.2
3着バンデ／3番人気／5-10／1-1-1-1／36.9

 

ーーここまでーー

 

 

走破タイムを観ての通り2017年の「極悪馬場」は完全無視でOK。

（それにしても他より10秒以上かかっているって…苦笑）

 

過去10年で6番人気以下の穴馬の好走は10頭

 

■2022年（阪神開催）
2着ボルドグフーシュ／7番人気／2-4／12-13-10-4／36.3①
…2勝クラス1着→G3神戸新聞杯3着

 

■2021年（阪神開催）
3着ディヴァインラヴ／6番人気／6-11／6-6-6-6／35.2
…1勝クラス1着→2勝クラス1着

 

■2019年
2着サトノルークス／8番人気／7-14／10-11-12-7／35.7①
…G1ダービー17着→G2セントライト記念2着

 

■2018年
1着フィエールマン／7番人気／6-12／7-7-5-6／33.9①
…500万下1着→G3ラジオNIKKEI勝2着

 

3着ユーキャンスマイル／10番人気／4-7／9-9-10-10／33.9①
…G2京都新聞杯6着→1000万下1着

 

■2017年（極悪馬場）
2着クリンチャー／10番人気／2-4／11-11-7-2／40.2
3着ポポカテペトル／13番人気／7-14／9-7-7-3／40.1③
…極悪馬場参考外

 

■2016年
2着レインボーライン／9番人気／6-11／14-14-16-12／34.2②
…G1ダービー8着→G2札幌記念2着

 

3着エアスピネル／6番人気／7-13／3-3-5-5／34.6
…G1ダービー4着→G2神戸新聞杯5着

 

■2014年
3着ゴールドアクター／7番人気／5-10／5-5-7-6／35.0
…500万下1着→1000万下1着

 

 

こうやって観てみると…
穴馬＝人気薄なので当たり前ですが

 

地味

 

な戦績（笑）。

 

ですが、2勝クラス以上勝利or重賞好走という条件で拾えると言えば拾えます。

 

 

また（話は少し飛びますが）
菊花賞と天皇賞春の違いは…

 

長距離適性なんてない馬もいる
＝手探りの状態でのレース

 

これが菊花賞です。

 

生涯一度しかない出走権があるなら出る。

 

 

だから「そういう」人気馬が凡走して
適性がある地味な馬が走る。

 

これがひとつの構図かな、と。

 

 

フィエールマンなんて7番人気でしたが
後に天皇賞春を2勝する馬。

 

レインボーラインも後に天皇賞春を勝利。

 

その一方で…先にも出てきましたが
後々主戦場が1600ｍになるエアスピネルが3着したり。

 

 

「すべての馬」

が初めての距離なので…

 

コロッと負ける人気馬がいるし
未知の適性を有した馬が走ったり

 

菊花賞はこれが難しくもあり
面白くもある。

 

 

だから…

人気馬のアラを積極的に探してみましょう！

 

人気馬の不安点

 

■ソールオリエンス
皐月賞1着、ダービー2着馬。

 

タフな馬場の皐月賞でハイパフォーマンスを示したとおり
シンプルなキレ味勝負よりタフさを活かせる条件の方がよい。

 

その意味で平坦京都のキレ味勝負は？ですが
「距離」がタフさを演出してくれれば。

 

お初条件としては関西圏でのレースが初めて。

長距離戦で「ぷっつん」が無ければ有力ですが…

 

不安点：関西でのレース、ゆるいレースでのキレ味勝負

 

 

■タスティエーラ
皐月賞2着、ダービー1着馬。

 

キレ味はないが長く良い脚を使うタイプで
デビュー戦の東京競馬場でムーア騎手は直線追い通し。

 

タフな皐月賞の馬場が向いたのは必然。

ダービーは…展開利があったものの
前々から長く良い脚を使う特性を生かしました。

 

ダービー以来のレースは
狙ってではなく順調さを欠いたこともあって…

 

お初条件として初めての関西圏でのレース。
キレる脚がない特徴を初乗りのモレイラ騎手が活かせるか。

 

不安点：状態面、初めての関西圏

 

 

■サトノグランツ
G2京都新聞杯、G2神戸新聞杯1着馬。

 

加速に非常に時間がかかるが
長く良い脚を使える馬。

 

G2での2勝は川田騎手が
追って・追って・追って・追って…

 

最後まで脚をつかって
前の馬が苦しくなったところでようやく交す競馬。

 

距離が伸びることは良さそうで
まわりが止まっても走り続けられる。

 

いっぽうで、器用さにかけるので
勝負所で包まれていると進路が獲れない恐れも。

 

不安点：加速に時間がかかりすぎる

 

 

■ファントムシーフ
G1皐月賞3着、G3共同通信杯1着馬。

 

前走神戸新聞杯はスローペースを見越しての
逃げで…最後交され3着。

 

持っている能力としては人気は頷けますが
距離は…長いかな、と。

 

将来的には1800～2000ｍ位が持ち場と考えられ
展開が向きに向いてどこまで…

ここはお茶濁し△までしかうてず。

長距離の武豊騎手だのみ。

 

不安点：距離適性が人気上位馬のなかで劣る

 

 

■ドゥレッツァ
未勝利,1,2,3勝クラスを連勝中。

 

前走3勝クラスの勝利は
内回りの直線短い競馬で決して楽なレースではなかったですが
しっかりと差し切りました。

 

重賞は未出走ですが
過去の菊花賞をみても
2勝クラス以上の勝ち馬は「チャンスあり」。

 

ただやはり関西圏でのレースは初めてで
また「春の勢力以外で買うなら」として

狙われやすい立ち位置で妙味があるかと言われると？

 

不安点：初めての関西圏、スタートでやらかしがち

 

菊花賞2023穴馬の可能性は？

・菊花賞2023消去法データの確認

・穴馬として好走しているタイプの確認

・人気馬のアラ探し

 

をしてきました。

 

 

最後に菊花賞2023穴馬の可能性を考えていきます。

 

・リビアングラス

 

G2京都新聞杯3着→2勝クラス

上記の穴馬好走の「レール」に乗っていると言える馬ですね。

 

また「逃げ」なのでピンパーですが
舐められるようなら一発があってもよいです。

 

もう一頭の穴馬候補は…

 

→・人気ブログランキング

（クリックして頂いた先の「馬券力lab」紹介文に書いています。2～4位くらいです。）

 

こちらも穴馬好走の「レール」に乗っていると言える馬ですね。

スタート遅めなので上手く出て欲しいところ。

 

このようにアナログで人気馬を嫌ったり
穴馬を見つけたりして…

 

春競馬では高松宮記念で
◎ファストフォース1着（12番人気）を

 

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競馬予想が好きな方は読んでみてください！

 

自分で言うのもアレですが…
予想を楽しめる人には良いコンテンツだと思います^^

 

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