競馬 予想

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共同通信杯2023データを消去法予想につかって
荒れる可能性、穴馬候補を探っていきます。

 

シルクロードステークスは週中の時点で
穴◎ファストフォースとして2着（10番人気）と好評いただきました^^

 

今回の記事も予想のお役に立てば幸いです。

共同通信杯2023データ消去法予想

共同通信杯2023データ消去法予想として
過去10年のデータを活用していきます。

 

まずは共同通信杯の「レースとして」の立ち位置の確認。

 

・皐月賞まで間隔／余裕がとれる
・仮にここで賞金加算できなくても弥生賞、スプリングステークス、毎日杯と選択肢はある
・日本ダービーまでに東京競馬場を経験させられる

 

このような活用の仕方が考えられます。

 

 

最近では有力馬はホープフルSから
皐月賞に直行するローテーションを組む陣営も増えていますが…

 

競馬を通じて馬は強くなる

これもまた事実としてあり。

 

 

野球でいうなら素振りと活きた球を打つ
どっちが成長するか。

 

一頭、併せ馬2頭で走るのと
馬群でストレス経験、落ち着く経験どっちが成長するか。

 

「使い減り」する馬でなければ
共同通信杯を使うメリットは少なからずあります。

 

 

以下、過去10年の結果・データです。

消去法的視点は後述していきます。

 

※人気／4コーナー通過順／上り3ハロン（上位1～3位なら①②③）

 

 

■2022稍重
1着ダノンベルーガ／3番人気／5／33.7①
2着ジオグリフ／1番人気／5／34.0③
3着ビーアストニッシド／8番人気／1／34.7

 

■2021良
1着エフフォーリア／4番人気／3／33.4②
2着ヴィクティファルス／7番人気／5／33.6③
3着シャフリヤール／2番人気／8／33.4②

 

■2020稍重
1着ダーリントンホール／3番人気／3／34.1①
2着ビターエンダー／4番人気／1／34.3②
3着フィリオアレグロ／2番人気／5／34.6③

 

■2019良
1着ダノンキングリー／3番人気／4／32.9①
2着アドマイヤマーズ／1番人気／1／33.5②
3着クラージュゲリエ／4番人気／4／33.7③

 

■2018良
1着オウケンムーン／5番人気／5／33.5
2着サトノソルタス／3番人気／7／33.3②
3着エムアイエンド／10番人気／2／34.7

 

■2017良
1着スワーヴリチャード／2番人気／6／34.2①
2着エトルディーニュ／6番人気／2／35.1
3着ムーヴザワールド／1番人気／4／34.7

 

■2016稍重
1着ディーマジェスティ／6番人気／7／34.9①
2着イモータル／5番人気／3／35.5③
3着メートルダール／3番人気／8／35.0③

 

■2015良
1着リアルスティール／3番人気／4／34.0③
2着ドゥラメンテ／1番人気／7／33.7①
3着アンビシャス／4番人気／3／34.5

 

■2014良

1着イスラボニータ／1番人気／4／33.2②
2着ベルキャニオン／3番人気／7／33.1①
3着サトノアラジン／2／33.8

 

■2013良
1着メイケイペガスター／4番人気／2／33.8③
2着ゴットフリート／2番人気／4／33.8③
3着マイネルストラーノ／9番人気／2／34.1

 

 

まず過去のデータからして
共同通信杯は「荒れるレース」ではありません。

 

 

出走頭数が少ない年が多い事が1点。

 

また上り勝負＝スピード勝負となることが多い
…直線が長く紛れも起こりにくいことが理由として上げられます。

 

 

実際上り3ハロン上位3位以内での

1,2,3着が4回
1,2着が8回

 

と、東京の長い直線をいかに速い脚を使うか。

瞬間の脚だけでなく長く脚を使えるかが重要です。

 

 

また共同通信杯で好走する馬の共通点として
「素質」＝大きく負けていない安定感という区分けもできます。

 

これはデータ・消去法として考える価値があることです。

 

上記3頭×10年の計30頭の内
それまでの成績「4着以下（馬券に慣れなかった）」が1回までの馬は…

 

28／30頭

と分かりやすく好走しています。

 

 

逆をいうと4着以下が2回以上ある馬は
過去10年で2頭しか馬券になれていないということです。

 

（とはいえ、2戦しかしたことがない馬は当てはまりようがないですが…）

 

 

共同通信杯2023出走予定馬を
このデータ消去法に当てはめると…

 

・シュタールヴィント
・シーズンリッチ
・トーアライデン

 

が該当します。

いずれも人気薄ですが過去データからもかなり厳しいと言わざるを得ません。

 

 

とはいえ、これでは
「普通に人気馬を消しただけ」です。

 

それじゃあつまらない。

 

 

人気馬を嫌って、穴馬を拾うのが競馬予想です。

 

上記データから見えてくることから
データ消去法ではなく「アナログ予想」として穴馬を可能性を拾っていきます。

共同通信杯2023予想・穴馬の特徴と可能性は？

上記共同通信杯の過去10年データ・結果をみると
チラホラですが6番人気以下の穴馬が馬券になっていることが分かります。

 

それをピックアップすると…

 

【2022】稍重
3着ビーアストニッシド／8番人気／1／34.7

 

【2021】良
2着ヴィクティファルス／7番人気／5／33.6③

 

【2020】稍重
該当なし

 

【2019】良
該当なし

 

【2018】良
3着エムアイエンド／10番人気／2／34.7

 

【2017】良
2着エトルディーニュ／6番人気／2／35.1

 

【2016】稍重
1着ディーマジェスティ／6番人気／7／34.9①
3着メートルダール／3番人気／8／35.0③

 

【2015】良
該当なし

 

【2014】
該当なし

 

【2013】
3着マイネルストラーノ／9番人気／2／34.1

 

 

該当7頭（やはり共同通信杯は荒れるとは言いづらいですね！）のうち

4頭は1,2番手の「前々からの粘りこみ」

2021年2着のヴィクティファルスは12頭の内の5番手だから前目。

 

 

やはり穴馬の可能性としては「前」となります。

 

いっぽう…
2016年1着のディーマジェスティは10頭立ての7番手
メートルダールは8番手なので後方…

 

ですが、この年は結果的にですが
持続力・追えば追うだけ伸びるディーマジェスティが勝ったレース。

 

上りタイムをみて分かる通り
「過去10年で一番上りがかかった年」=タフなレースでした。

 

 

言い換えると特殊なレースで10年に一度だったわけで
「特徴」として共通事項とは言えません。

 

※ディーマジェスティはこの後皐月賞1着、ダービー3着なので
結果的に共同通信杯の時点では強さがバレていなかったともいえますね！

 

 

このように考えると…

共同通信杯で穴馬を探すなら

 

・先行できる
・直線長く良い脚を使える

 

こうした馬となります。

 

 

でも、、、

人気馬決着が多いように穴馬好走の可能性が低いレースです。

 

言い換えると…人気馬がコケる要素を探した上で
穴馬の可能性を探る方が良いレース。

 

それではここから人気が予想される馬たちの
「不安点」を探っていきましょう！

共同通信杯2023人気馬の不安点

ダノンザタイガー
東京スポーツ杯2着。
東京-新潟-東京と左回り1800ｍを3戦してきています。

 

最後末脚は良いものがありますが
不器用というか瞬時に加速出来るタイプではなく

 

現状の東京の馬場を考えると
道中の位置が悪いと差し遅れる可能性は十分にあります。

 

抜けた人気馬だしわざわざこの手のタイプを本命にする必要はないかと。

買うけど、飛んでくれてよいよ
（配当上がる）くらいの付き合いを。

 

不安点：現状の東京の馬場→差し遅れ

 

 

ファントムシーフ
ホープフルS4着。

 

中京2000ｍの経験もありスタミナ面ではクリアも
東京の瞬発力勝負にどこまで対応できるかが今回のポイント。

 

「対ダノンザタイガー」という視点では
前々で競馬ができるのはプラスですが

 

「先」を見越して溜める競馬をすると…どうか。

 

不安点：勝ちに行くなら先行策、溜めるとキレ負けも

 

 

レイベリング
朝日杯FS3着。

1戦1勝、新馬戦からの朝日杯でしたが素質の高さを見せました。

さらなる成長があれば面白い馬ですが…

距離が伸びてよいかは「経験がない」のでアラと言えばアラ。

 

今回騎乗のデムーロ騎手は
外からのまくり差しが上手く3歳のこの時期にやることでもない。

 

軽視するほどではないですが
あえて今回喜んで飛びつくというよりここで見極めたいタイミング。

 

不安点：距離延長、現状の馬場状態

 

 

タスティエーラ
新馬戦1戦1勝。

その新馬戦は東京1800ｍで2番手から直線追い通し。

33.5の脚を使ったんだからキレるのでは？と思うかもしれませんが…

1着から7着馬まで逃げた馬以外は33.4～33.9でまとめたレースで
キレたわけではなく位置取り＋追い通しの結果。

 

「持続力系」の馬です。

これは父サトノクラウンそっくり。

 

前走はムーア騎手がびっしり追いましたが
今回福永騎手が前々からびっしり追う競馬を選択すれば…

 

ダノンザタイガーは苦しい＝差し遅れるのでは？

 

不安点：スローペースからのヨーイドン＆団子レースでキレ負け

 

 

タッチウッド
新馬戦1戦1勝。

その新馬戦は阪神2000ｍ稍重で逃げ切り。

馬格もあり切れ味とは程遠いですが
父は違えど兄＝ノースブリッジとすればキレ味より持続力だと納得できます。

 

ただ共同通信杯はスローペースになりやすく
スピードも一定以上問われます。

 

理想は新馬戦同ようの逃げ
さらにある程度後ろを離しておきたいところ。

 

陣営がその選択肢をとれば面白いが
「先に色気をだして」変に控えるとサラッとキレ負けします。

 

不安点：ストロングポイントを消す可能性がある作戦

共同通信杯2023穴馬の可能性

共同通信杯2023データ消去法の側面
アナログ的アプローチで

共同通信杯の予想ポイントを解説してきました。

 

その上で「荒れるレースとは言いづらい」ですが

穴馬を探すと…

→人気ブログランキング
（クリックして1,2位にいる馬券力labの説明文に書いています）

 

 

上記で穴なら「先行」と話しをしていましたが…

 

・タスティエーラ
・タッチウッド

 

が一定以上前で競馬を選択するならその2頭が十分に好走する可能性高く。

 

逆に「スローペース」かつ「団子状態」からのヨーイドンの穴馬として上記を推します。

 

ーーあとがきーー

 

ドウデュースとエフフォーリアの出走で盛り上がる
京都記念に関しては

 

→京都記念2023消去法予想から荒れる要素を探す

 

こちらの記事で解説しています。

 

また

 

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