京都記念2023消去法を使った予想から
荒れる要素を探り穴馬にあたりをつけていきます。
シルクロードステークスは週中の時点で
穴◎ファストフォースとして2着(10番人気)と好評いただきました^^
今回の記事も予想のお役に立てば幸いです。
京都記念2023消去法予想…といいつつも
「過去10年のデータ」をみたところで
本来:京都2200m
ですが、2021年2022年に続き
2023年も阪神2200mで行われるレースです。
コースが違えば傾向も……としたいところですが
「問われる適性」を考えると
似たような適性が問われています。
そのため日経新春杯2023消去法予想として
過去10年のデータを活用してご紹介します。
まずは以下の過去10年結果をご覧ください。
人気/4コーナー通過順/上り3ハロン(①上り3ハロン1位、②③まで記載)
■2022年稍重※阪神開催
1着アフリカンゴールド/12番人気/1/34.5
2着タガノディアマンテ/8番人気/3/34.3
3着サンレイポケット/6番人気/9/33.8②
どんなレース?
→前残り。逃げたアフリカンゴールド内を通ったタガノディアマンテのワンツー。
外から最後にサンレイポケットが突っ込んできた。
■2021年良※阪神開催
1着ラヴズオンリーユー/1番人気/3/34.7①
2着ステイフーリッシュ/3番人気/1/35.2
3着ダンビュライト/6番人気/2/35.1③
どんなレース?
→前残り。
4コーナー1,2,3番手のワンツースリー。
2番人気ワグネリアンは後方から競馬して5着。
■2020年重
1着クロノジェネシス/1番人気/3/35.8①
2着カレンブーケドール/2番人気/5/35.9②
3着ステイフーリッシュ/3番人気/2/36.7
どんなレース?
→重馬場で内外広がる乱レース。
それでも前にいた1,2,3番人気のワンツースリー。
■2019年良
1着ダンビュライト/6番人気/3/34.9
2着ステイフーリッシュ/1番人気/4/34.8
3着マカヒキ/2番人気/7/34.7③
どんなレース?
→前々のキレずバテずの2頭+差し馬。
奇襲逃げのタイムフライヤー、まくって4コーナー2番手のブラックバゴは自滅。
「普通に」前にいた&普段から先行している2頭+G1馬マカヒキ。
(余談:ステイフーリッシュが単勝ベースで1番人気は生涯でこのレースだけ!2,3着狙いでメチャクチャお世話になりました。)
■2018年重
1着クリンチャー/4番人気/4/36.1②
2着アルアイン/3番人気/4/36.2③
3着レイデオロ/1番人気/3/36.4
どんなレース?
→キレずバテずの権化のようなクリンチャーとアルアインの先行コンビがワンツー。
注目すべきは「重馬場」もあって
…レイデオロよりもこの2頭の方が上がり3ハロン速いという事実。
「競馬は能力で決まるわけではない」まさにこれですね。
■2017年稍重
1着サトノクラウン/3番人気/3/34.9
2着スマトレイアー/5番人気/4/34.8③
3着マカヒキ/1番人気/4/34.9
どんなレース?
→前年の勝ち馬サトノクラウンの連覇。
逃げたヤマカツライデン、2番手のガリバルディは潰れるも
「普通に」先行した馬のワンツースリー。
■2016年重
1着サトノクラウン/6番人気/1/36.6①
2着タッチングスピーチ/3番人気/9/36.6①
3着アドマイヤデウス/4番人気/4/36.9②
どんなレース?
→重馬場適性も問われるレースになるも
前々から4コーナーで強気先頭のサトノクラウンが勝利。
2着タッチングスピーチは後方から追い込むも
稍重のエリザベス女王杯3着など「タフな条件でこそ」の馬だった。
■2015年良
1着ラブリーデイ/3番人気/2/33.9③
2着スズカデヴィアス/4番人気/1/34.0
3着キズナ/2番人気/8/33.3①
どんなレース?
→シンプルに4コーナー1,2番手のワンツー+差し馬。
分かりやすく人気の差し馬の差し遅れ。
キズナは前年の天皇賞春以来のレースで無理してまくるレースでもなかった。
単勝1倍台のハープスターは後方から競馬で伸びず5着。
上りは逃げたスズカデヴィアスと同じ34.0止まり。
「適性」の違いが如実に表れたレース。
■2014年稍重
1着デスペラード/6番人気/2/34.1②
2着トーセンラー/2番人気/4/34.0①
3着アンコイルド/4番人気/4/34.1②
どんなレース?
→横山典騎手デスペラードの奇襲逃げ(まくる馬がいて4コーナー2番手)で
シンプル前残り。
単勝1.6倍のジェンティルドンナは「先行するも見せ場なく」6着。「適性」の違いが如実に表れたレース。
「競馬は能力で決まるわけではない」。
■2013年良
1着トーセンラー/6番人気/7/34.1①
2着ベールドインパクト/3番人気/9/34.2②
3着ショウナンマイティ/2番人気/1/34.9③
どんなレース?
→2番人気のショウナンマイティが後方からまくることでレースが動く。
最後は形上4コーナ7番手ですが
実際は「京都マイスターのトーセンラー」は直線はいると3,4番手まで押し上げていた。
見ての通り傾向が分かりやすく表れています。
「4コーナーで前々にいないとお話にならない」です。
4コーナー3番手以内が過去10年で8勝。
もう一頭も4番手からの勝利。
京都記念2023消去法として扱うには
「結果的に前で競馬していた馬」なので見えない部分もあります。
でも、普段から前々で競馬している馬
普段後方で競馬しているが無理やり前に行く馬
上記好走馬は前者の「普段から前々」の先行馬です。
/
なんでそうなるの?(`・ω・´)
\
これには大きく2つの理由が考えられます。
1,コース形態(京都/阪神2200m)
2,京都記念のレースとしての役割
1,コース形態
本来の京都競馬場/2021~2023年の阪神競馬場も
2200mは「タフ=体力が問われる」レースになりやすいです。
京都2200mは「外回り」で直線がながく
かつ「京都特有の下り坂~直線のロングスパートが効く」。
これは鈍足で加速に時間がかかる馬が
早めに動いて自力で足りないスピードを浮かすロングスパートがしやすいです。
長く良い脚を使える馬にも分がでます。
(もちろんスローペースからの瞬発力勝負もありますが)
いっぽう阪神2200mは「内回り」。
つまり直線が短く後方からの差しは分が悪いし
早めに動く馬もでてタフなレース=バテ合いにやすいです。
だから瞬発力なんていらない。
ジェンティルドンナやハープスター「なんて」
適性外のレースというのはこういうことです。
/
だったら差し馬もマクって4コーナー先頭くらいやれば?
\
って思うでしょう?
これをやりにくい理由もあって…
それが
2,京都記念のレースとしての役割
京都記念に出てくる馬は大きく2つのタイプがいます。
A:京都記念はたたき台でG1(ドバイ、大阪杯)を目指す馬
B:G2・G3常連=京都記念が目標でもあるし惰性でもある馬
Aの場合は勝つことも(建前上では)大事ですが
それ以上に「目標である先」への「整い」の方が100倍大事。
無理して自分のスタイル
=差し=道中スムースに&直線に脚を使う、を崩すメリットはありません。
Bの馬はG1に届かない以上キレる脚が無いタイプが多い。
でも好走する馬の特徴はキレずバテず。
→先行粘り込みタイプが多い。
このタイプは「京都記念向き」と言えます。
理由はここまで書いてきた通りですよね(`・ω・´)
京都記念2023消去法予想として考えるなら
・差し馬
は軽視。
突っ込んできても1頭だけとする。
こういう考え方が良いでしょう。
そうなると、、、
・差し馬
・目標は先
なドウデュースをレジェンド武豊騎手がどうエスコートするのか…注目です。
場合によっては…
・能力より適性
・能力より位置取り
として偏った予想をする方が
目先の的中を捨ててでも面白い結果になる…かも?
ちなみに当日どのような競馬をするかは別として
京都記念2023出走予定馬のうち「通常差し馬」を消去法的にみていくと…
(五十音順)
・インプレス
・キラーアビリティ
・スカーフェイス
・ドウデュース
・マイネルファンロン
・ラストドラフト
※ここ2戦以上後方から競馬した馬たち
出走予定13頭のうち6頭が該当。
京都記念2023消去法予想とはいえ
一頭は馬券になると考えるなら…
このなかから通常先行馬たちを押しのけて
前々で競馬する馬がでるか…
マクっていくか…
自分を貫くか…
競馬の面白いところであり難しいところですね!
このように競馬予想は
人気馬を嫌う要素、穴馬を拾い要素を見つけるものです。
この競馬予想に重要なポイントは
無料のメルマガで詳しく解説しているので…
ご興味があったらご覧ください(`・ω・´)
(解除は2クリックでできます。寂しいけど…)
さて、それでは
ここから人気馬の不安点をずっしずっしと探していきます。
人気馬を褒めたたえるのは競馬予想ではなく
お馬さんのファンに任せて…
ギャンブル競馬をする方は
人気馬を嫌ってこそ高配当が見えてきます。
AJCCでガイアフォースを本命にした人ダメですよー
ちなみにガイアフォースには…
キレる脚がないため後ろで競馬すると怪しさが。
また内枠を引くと瞬時に動けない馬なだけに心配が生まれる。
その意味で初乗りのルメール騎手がプラスにでるかどうか。不安点:ルメール騎手初乗り(馬の特性活かせるか)
元記事:https://enta-horse.com/racekosatsu/ajcc2023syoukyohouyoyosou_anauma.html
このようなコメントを書いていました。
で、私は本命にしないので美味しく万馬券を頂きましたよ(・ω・)ノ
ドウデュース
昨年の日本ダービー1着馬。
凱旋門賞で大敗して以来のレースとなり2023年初戦。
「目標が先」の差し馬で内回り2200mしかも開幕週。
どういった競馬になるか注目。
さすがに先を考えたら大まくりして無理やり勝ちに行くか?
ちなみに戦績だけ見ると「マカヒキ」に酷似しています。
皐月賞2着→日本ダービー追い込み1着→ニエル賞→凱旋門賞14着→京都記念3着(4コーナー4番手)
不安点:目標は先の差し馬
エフフォーリア
一昨年の年度代表馬で昨年迷走した馬。
2022年はG1のみ3戦して大阪杯9着/宝塚記念6着/有馬記念5着。
この成績が上記成績が「エフフォーリア」だとすると物足りない。
いっぽうでG2上位常連の馬の成績だと言われたら言われたら「悪くない」。
見方の問題ですね。
とは言え、、、直線の推進力は微妙で。
比較という意味ではドウデュースよりも「前」で競馬するならプラス。
妙味はなく本命にするのはギャンブルである以上違うのかな、と。
不安点:3歳の頃とは馬が違う。
キラーアビリティ
2歳G1ホープフルS1着、前走G3中日新聞杯1着馬。
その前走中日新聞杯では行きたがるのをなだめて後方から競馬。
上手く前も空いて内枠も活きて…の結果。
タフさ/先行力が求められるレースで
気性に不安/距離延長
はプラスと言えるわけがなく。
スンナリ先行が叶えば面白いとは思いますが。
人気馬を希望的観測で評価しても意味はない。
不安点:先行力/気性/距離延長
プラダリア
G2青葉賞1着、日本ダービー5着、G2日経新春杯3着馬。
ここ2戦後方からの競馬になっていますが
春の青葉賞やダービーのように前々からの競馬が理想。
脚質・体力面などで上記3頭よりマイナスは少ないものの
「ポテンシャル」としてはG1レベルと比べると?も。
今回「好走」としては計算しやすいですが
勝つかどうかというと、展開の後押しが欲しい。
不安点:G2キャラ
ウインマイティー
G3マーメイドS1着、G2京都大賞典3着馬。
上記「京都記念の傾向」からすると
有馬記念や京都大賞典のような後方からはNGで。
マーメイドSのように前々からの競馬が向けば
京都記念の展開利通り好走は可能。
変に「差しても競馬できる」の意識でいると…
不安点:控える作戦を示唆したら要注意
上記の京都記念2023消去法予想で使えるネタとして
・前
を前提としています。
言い方を変えるとドウデュースより後ろで競馬する馬が
穴馬として狙い立ちますか?
です。
そうなると「前」で競馬をしそうな馬は…
・アフリカンゴールド
・ウインマイティー
・キングオブドラゴン
・ユニコーンライオン
この中でウインマイティーはある程度人気…
穴馬で面白いのは…
→人気ブログランキング
(クリックして1,2位にいる馬券力labの説明文に書いています)
残りの3頭はどれも似たようなタイプですがその中でも地力上位なのはこの馬。
もちろん枠順・枠の並び・開幕週なので土曜日も競馬を観た上での最終判断となりますが…気分よく走れば面白い一頭です。
ーーあとがきーー
京都記念の言えば私はクロノジェネシスのレースが忘れられないです。
重馬場だと着差が開きやすいとはいえ
力の差を見せたレースでしたから。
この年宝塚記念を圧勝し有馬記念を制した名牝です。
今年はどんなレースになるか楽しみですね!
文中にさらっとご紹介したメルマガは
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現在3週連続重賞で…
・AJCC◎ユーバーレーベン3着(3番人気)
・シルクロードS◎ファストフォース2着(10番人気)
・東京新聞杯◎ウインカーネリアン1着(4番人気)
と、良い予想ができている
私の根幹部分。
ご興味があれば私の知識と経験持って行ってください(`・ω・´)
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