京都大賞典2022を消去法使って穴馬を探る記事です。
……といっても私は「消去法」ネタを紹介しつつ
その逆の馬を穴馬としてピックアップすることが多いです(`・ω・´)
セントウルS:ファストフォース(2着/6番人気)
京成杯AH:ミッキーブリランテ(2着/12番人気)
オールカマー:ウインキートス(3着/7番人気)
ファストフォース/ミッキーブリランテは
一般的な消去法では「消し」でした。
シンプルに年齢で。
でも私は「アナログ的に」穴馬をピックアップするので
人の逆をついて穴馬を見つけられています。
京都大賞典2022はどうでしょう?
京都大賞典2022で消去法を使っていき……
たいところですが
京都競馬場改修工事の影響で「阪神競馬場」で行われます。
阪神競馬場で行われる京都大賞典は
昨年の1年分しかサンプルがなく消去法として使えるものではありません(`・ω・´)
京都競馬場と阪神競馬場は
全くコース形態が違うので京都のものを使うわけにもいきませんから。
「とはいえ」せっかくなので
消去法的に使えるアナログ要素を見つけて活用していきます。
その土台となるのが…
阪神2400mというタフなコースです。
阪神2400mはホームストレッチの坂を
2度上ります。
つまり平坦より「余計にスタミナ」を使います。
また、外まわりコースで直線が長い
=タフな力、最後まで脚を持続させる能力が問われるコースです。
これが3歳戦の神戸新聞杯(本来は阪神2400mで施行される)だと
単純に能力の違いでなんとかなってしまいますが…
古馬となると適性が既に分かっている馬どうし。
その適性=最後まで脚を使えるかどうかその濃淡が結果に出ます。
過去の戦績から
持続力ある脚を使えるかどうか。
長い直線を走り上げる、得意な条件としているかどうか。
こういったポイントを観ていく必要があります。
ちなみに「たとえ1年でも」
昨年の阪神で行われた京都大賞典は参考にならないか?
これに関しては…微妙。
昨年は下降曲線をたどりまくっているマカヒキが1着、キセキが3着。
低迷しているアリストテレスが2着になってしまうような低レベル戦。
今年もそうなると考えるならよいですが
ペース・展開でどうにでもなった昨年とは違うメンバー構成です。
ペース・展開に関してあくまで一般論ですが…
阪神2400mは単に展開に恵まれる待ちの逃げ馬には厳しいコース。
それは上記の通り…
・スタミナ問われる
・直線長く加速遅い差し馬が威張る
・ただ前にいるだけで粘りづらい
こういった理由から。
これらを頭に入れた上で
アナログ的に京都大賞典2022消去法を使うなら…
として、出走予定各馬をみてみます。
京都大賞典2022登録馬をみると…
アイアンバローズ
アフリカンゴールド
アリストテレス
ウインマイティー
ヴェラアズール
キングオブドラゴン
ディアスティマ
ディアマンミノル
ディバインフォース
ヒンドゥタイムズ
ボッケリーニ
マイネルファンロン
ユニコーンライオン
レッドガラン
の14頭です。
展開に関しては枠順や
馬場状況を見てみて…ですが逃げたい馬が
アイアンバローズ、アフリカンゴールド、ユニコーンライオン
とそれぞれ重賞で活躍できるレベルの馬たち。
アイアンバローズに関しては
理想は逃げだけどダメならすんなり2,3番手でも…でしょうか。
ここに溜めてもキレない
アリストテレスやウインマイティーあたりが早めに動いて……と考えるとやはり「バテ合い」になると考えます。
開幕週で馬場が良いと前にいたい
早くいかなきゃの考えが強くなればなおさら。
(それでも終わってみたら先行決着が競馬アルアル!苦笑)
このように考えると京都大賞典2022消去法的に消すなら
「前に行く馬」
となります。
もちろん消さずとも本命にせずヒモまでなどの考えは必要。
こういった絵図を頭に入れつつ
穴馬の好走は人気馬の凡走合って成り立つ
↑これを考えるために
京都大賞典2022人気馬たちの不安要素・アラ探しをしていきます。
G2目黒記念の勝ち馬で。安定して走る馬。
2022年はAJCC3着/日経賞2着/目黒記念1着
中距離G2の常連・能力上位のお馬さんです。
キレ味勝負の馬ではなく
中段からしぶとい脚を使うのタイプで阪神2400mの京都大賞典のテーマに合います。
勝つかどうかは微妙ですが好走は望みやすいです。
不安があるとしたらスローペースからの瞬発力勝負になある場合。
ジワジワしか伸びないので差し損ねも。
アラ:スローペースになった場合届かない
アリストテレス
昨年の京都大賞典2着馬。
コントレイルの菊花賞2着馬というと聞こえは良いですが
現状を考えると…
買いたい要素が「去年の阪神2400m京都大賞典2着だから」しか出てこない。
たしかにキレる脚はないし持続力もありますが。
ストレートにいうと信頼できないので少なくても人気で本命にするのは…
ギャンブルとしてリスクとリターンのバランスが合わない。
ここは3連系の馬券を買う場合の押さえとして△でお茶濁しが妥当なライン。
アラ:人気ほど信頼おけない。
アイアンバローズ
ステイヤーズS、阪神大賞典
=3000m超えの長距離レースで連続2着。
すんなり前で競馬すれば最後まで粘るスタミナあり。
とは言え他の馬との兼ね合いがあり…そうでないならコロッと凡走します。
ポイントは前々でストレスなく競馬できるかどうか。
ユニコーンライオンやアフリカンゴールドが邪魔な存在。
アラ:スンナリ気分よく競馬できるか怪しいメンバー
マイネルファンロン
AJCC2着→外からの差し届く
天皇賞春6着、宝塚記念5着とタフな条件で好走しています。
若いころは単純な逃げ馬で穴をあけていましたが
現状はタフなレースになったとき外からの鈍足差し=バテ合いで好走するタイプです。
良くも悪くも展開頼みなので
上記「前に厳しい流れ」となるなら外から差しがハマってもよい。
アラ:体力系差しの展開になるか、開幕週はマイナス。
ウインマイティー
G3マーメイドSで初重賞制覇。
オークス3着後丸2年馬券になれずでしたが
適性=キレずバテずを活かしての好走。
牝馬にしてはキレ味不足のため
それを補える舞台=マーメイドSが好走の馬となりました。
ただ、阪神2400mで牡馬相手に
バテ合いを挑んだとしてどこまでできるか?
アラ:2400mは全馬距離手探りの3歳牝馬相手オークスだけ。体力勝負が牡馬相手に通じるか。
京都大賞典2022の人気馬たちのアラ探しをしました。
繰り返しになりますが…
穴馬の好走は人気馬の凡走合って成り立つ
つまり人気馬が普通に好走したら
穴馬の出番はないわけです。
人気馬は強そうにみえますが…
それは気のせいです(キッパリ)。
1,2,3番人気のワンツースリー(上位独占)は
わずが7%程度のレースでしか発生しません。
わずか7%しか発生しないのに
当たっても配当安い馬券なんて買う価値がありませんよね?
上記でいうと
アリストテレスは買い要素が見つからない人気馬。当たっても安い。
アイアンバローズ/マイネルファンロン/ウインマイティーの3頭は
「展開」をどう考えるかで
印が厚くも、薄くもなる馬です。
その上で…
京都大賞典2022穴馬の可能性を考えていくと。
ディアスティマ、アフリカンゴールド、ユニコーンライオン
は明確に「前」に行きたい馬。
競馬の基本は「前」ですが
この中で一頭穴馬を探すのは難しいです。
逆に前に厳しいレースになると考えるなら…
・ディアマンミノル
が京都大賞典2022の穴馬として面白いです。
「鈍足系」の差し脚が活きる展開とするなら。
後方からの競馬だからダメな時は
二桁着順も「普通に」ありますが…
阪神2600mの大阪ハンブルクカップ1着
東京2500mの目黒記念4着と
タフな条件でしっかり差し脚を使えています。
この流れだとすると…
穴馬という人気ではないですが
・マイネルファンロン
もセットでピックアップしておきたいです。
……前残りだったら華々しく散りましょう!笑
京都大賞典2022消去法で穴馬を探る!な記事でした。
ーーあとがきーー
JRAのホームページで募集していた
名勝負ランキングの結果が出ていました。
※あらかじめピックアップされた10レースでの順位です。
1位 2020年ジャパンカップ アーモンドアイ×コントレイル×デアリングタクト
2位 2017年中山大障害 オジュウチョウサン×アップトゥデイト
3位 2008年天皇賞・秋 ウオッカ×ダイワスカーレット
4位 1996年阪神大賞典 ナリタブライアン×マヤノトップガン
5位 1988年有馬記念 オグリキャップ×タマモクロス
6位 1999年有馬記念 グラスワンダー×スペシャルウィーク
7位 1998年毎日王冠 サイレンススズカ×エルコンドルパサー×グラスワンダー
8位 2012年ジャパンカップ ジェンティルドンナ×オルフェーヴル
9位 1992年天皇賞・春 メジロマックイーン×トウカイテイオー
10位 1993年日本ダービー ウイニングチケット×ビワハヤヒデ×ナリタタイシン
とのこと。
だいたいこんな感じかなーと予想はしていましたが
新しい競馬ファンは1990年代のレースは「聞いた事がある」程度なので…
比較的新しいレースが上位にきますよね。
私の中で1位~5位をつけるとしたら
1位1998年毎日王冠 サイレンススズカ×エルコンドルパサー×グラスワンダー
2位2008年天皇賞・秋 ウオッカ×ダイワスカーレット
3位1996年阪神大賞典 ナリタブライアン×マヤノトップガン
4位2017年中山大障害 オジュウチョウサン×アップトゥデイト
5位 2020年ジャパンカップ アーモンドアイ×コントレイル×デアリングタクト
かな(`・ω・´)
正直アーモンドアイのジャパンカップに関しては
2020年より2019年の方が好きですね。
キセキが「肉を切らせて骨を断つ」ハイペースの逃げ
アーモンドアイが前々でついていく
そして最後まで脚を使って差し切る
2着入線直後のキセキ/川田騎手の
「んーーーー」
という悔しそうな、でも相手をたたえるような表情が印象的でした。
アーモンドアイを倒すには
「バテさせる」=タフなレースで潰すしかないと考えてこれ以上ないレースをして
それでも
倒せない。
うん、こっちのレースの方が名勝負だと私は思います。
このレースがエントリーされていたら3位にランクインしていました。
……
…
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よかったら私の知識持って帰ってくださいね^^
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