毎日王冠2022消去法を利用しつつ穴馬を見つける記事です。
このシリーズでは…
セントウルS:ファストフォース(2着/6番人気)
京成杯AH:ミッキーブリランテ(2着/12番人気)
オールカマー:ウインキートス(3着/7番人気)
と良い形で秋競馬進めています。
でも、先日のスプリンターズSで
最終的に◎ジャンダルム(1着/8番人気)とできたのは…
消去法に頼りすぎなったかったから。
この記事で私がデータ/消去法の本当の使い方を解説します!
まず最初にそもそも論を書くと…
消去法は「過去のデータ」から都合よく線引きしたものが多いです。
年齢/前走/経験etc…
そして消去法で消える馬の多くは
「穴馬」なんです。
これは毎日王冠に限らずです。
例えば、上記
セントウルS:ファストフォース(2着/6番人気)
京成杯AH:ミッキーブリランテ(2着/12番人気)
スプリンターズS:ジャンダルム(1着/8番人気)
は、それぞれ巷で言われる消去法で消える馬たちでした。
それぞれ「年齢」でカットされています。
特に短距離レースでは
若い馬の方がフォーカスされ売れやすいです。
でもこれ自体は間違っていなくて。
成熟期を過ぎた馬は年を重ねればスピードは衰えていくものです。
ただし、成熟期はその馬によって違うし
それよりもなによりも…
「展開」が向けば、「適性が合えば」
過去の数字=データなんて関係なく走ります。
だから毎日王冠2022も消去法(一般的な)に頼り切らず
「その上でどう考えるか」
↑これを大事にして予想をアナログ的に進めていく。
これが大事です。
上手く伝わっていますか?
決して消去法を無下にしているわけではなく
「なぜ」消えるのか「どうして」消しちゃいけないのか
この本質を考えることが穴馬を見つける
メチャクチャ大事な部分なんですね。
とはいえ……
とりあえず毎日王冠2022消去法っぽいことをやっておきます。
キングオブコージ
キングストンボーイ
サリオス
ジャスティンカフェ
ダノンザキッド
ノースブリッジ
ハッピーアワー
ポタジェ
レイパパレ
レッドベルオーブ
以上の10頭が毎日王冠2022出走登録馬です。
本来なら過去のデータ=数字で見える部分で
「消去法」としてあり/なしをするものですが…
アナログ的な消去法をご紹介します。
先ずは過去5年の3着以内の馬と
その馬の「適性距離」に関してご覧ください。
~2021年~
1着シュネルマイスター/マイラー
2着ダノンキングリー/マイラー
3着ポタジェ/中距離馬
~2020年~
1着サリオス/マイラー
2着ダイワキャグニー/マイラー
3着サンレイポケット(中距離馬)
~2019年~
1着ダノンキングリー/マイラー
2着アエロリット/マイラー
3着インディチャンプ/マイラー
~2018年~
1着アエロリット/マイラー
2着ステルヴィオ/マイラー
3着キセキ/中~長距離馬
~2017年~
1着リアルスティール/中距離馬
2着サトノアラジン/マイラー
3着グレーターロンドン/マイラー
観ての通り「マイラー」が多く好走していることが分かります。
正確には「1800mも走れるマイラー」です。
(1600mギリギリではない。)
毎日王冠というレースは…
次走天皇賞秋やマイルCS制覇を狙う馬たちが多く出てきます。
1800mも走れるマイラー
1800mも走れる中距離馬
たちの戦いです。
その上でもう一度上記過去5年の結果をみてみてください。
「どっち」
を狙うか分かりやすいですよね。
当然2400mの京都大賞典が翌日あるので
強い中距離馬がそちらに出るのでマイラー部があるのが理由の一つ。
もう一つは
開幕週の東京でスピード・瞬発力が問われるから
マイラーの方が成績が良いと言えます。
その上で上記の毎日王冠2022出走予定馬を分類すると…
キングオブコージ/中距離馬
キングストンボーイ/中距離馬
サリオス/マイラー
ジャスティンカフェ/マイラー
ダノンザキッド/マイラー
ノースブリッジ/中距離馬
ハッピーアワー/マイラー
ポタジェ/中距離馬
レイパパレ/中距離馬(気性はマイラー)
レッドベルオーブ/マイラー
チラホラ中距離馬の好走もありますが
消去法的にけしていくなら…
キングオブコージ、キングストンボーイ、ノースブリッジ、ポタジェ、レイパパレ
がマイラー以外となります。
ただし……アナログ的に考えると、、
ある馬が買いやすい立ち位置に変わってきます。
これはこの記事の最後にまとめますね!
それでは次に
「人気馬たちのアラ探し」をします。
そもそもですが穴馬の好走は人気馬の凡走の上になりなっています。
当たり前ですが
人気馬が実力の全てを発揮したら穴馬の出番はありません。
それではバッチバチに人気馬のアラ探しをしていきます。
一昨年の毎日王冠勝ち馬、今年の安田記念3着馬。
目標は何をどう考えても「先のG1」ですから余力を残した状態でしょう。
外国人ジョッキーでの好走が目立ち松山騎手がどう御すか。
過去戦績から枠順の不利はあったにしても
人気で信頼して買いたいタイミングではないです。
アラ:目標は先のG1。安定感はない。
レイパパレ
昨年の大阪杯1着、今年の大阪杯2着。
1600mのヴィクトリアマイルに出走も「何もできず惨敗」。
気性的には1600m向きですが
馬の能力・適性的には2000m向き。
体力に秀でた馬(でも2000mまで)です。
上記「マイラー」の括りではないし切れ味もない
「このレースだけ」を考えるならぶっ飛ばしての粘り込みですが
現実は折り合いをつけさせようとして2,3番手かな。
アラ:目標は先のG1、中距離馬、安定感ない
ダノンザキッド
「大箱」でしか走れない。
正確には加速に時間がかかるりジワジワ伸びるタイプだから小回りは何もできない。
マイラーの括りではありますがパワーがあるのタイプで東京より阪神向き。
開幕週の東京でどうでしょう。
前走上り32.6だけみると速いですが「周りも一緒」。
絶対評価ではなく相対評価。
特段キレるタイプではないだけに体力が問われるレースになれば。
アラ:目標は先のG1、開幕の馬場微妙
ポタジェ
G1大阪杯の勝ち馬。
昨年の毎日王冠3着馬ですがキレ味ではなく持続力系の中距離馬。
その意味で、逃げてナンボのトーラスジェミニや
前々で結果残してきたノースブリッジ、レイパパレがレイパパレが暴走してタフなレースになれば…でしょうか。
アラ:目標は先のG1、キレない中距離馬
ノースブリッジ
G3エプソムカップの勝ち馬。
キレる脚はないが前々からしぶとい脚を使う馬。
重馬場実績あり週末雨の影響は歓迎したい。
人気馬が悠長に構えてくれれば
前々からしぶとく馬券圏内のチャンスはある。
アラ:スローペースからの切れ味勝負は合わない
毎日王冠2022穴馬の可能性は…
人気馬のアラ次第としました。
そしてみての通り…
サリオス→目標先
レイパパレ→目標先(も「形」迷走中)
ダノンザキッド→目標先
ポタジェ→目標先
「トライアルレース=ステップレース」なりの
馬券的戦い方は十分にあると言えます。
どんなに強く見えても「目標は先」あくまでたたき台。
安田記念勝ち馬ソングラインなんて
初めての1200mセントウルSは「完全に」海外への叩き台。
買うだけムダな人気馬でした。
そして…
上記毎日王冠2022消去法的あり/なしでは
「マイラー」があり、「中距離馬」はなしとしていますが…
アナログ的に考えると…
・人気馬は目標先で悠長に構える
・週末雨予報
そして
・展開
を考えると……
穴馬というほどではないですが
・ノースブリッジ
トーラスジェミニが逃げてレイパパレ/レッドベルオーブがどう出るかですが
他の「悠長に構える」馬たちより前で競馬して粘りこむ形は通用する。
これは中距離系の馬の特性を活かしたいところ。
そして…
・ジャスティンカフェ
「差し脚」の一芸がハマれば。
おそらく切れ味だけなら出走馬のなかで1番。
ただエプソムカップどうよう雨の影響注意。
ノースブリッジは中距離馬の枠ですが流れが向けば前々から粘れる。
ジャスティンカフェが追い込み一手でおピンパーですがハマれば。
それぞれ穴馬というほどの人気ではありませんが
前のノースブリッジ/後ろのジャスティンカフェとして
配当の底支えをする好走に期待です!
ーーあとがきーー
凱旋門賞残念でしたね。。
「とはいえ」本当に適性の違いが分かりやすくでました。
そしてその適性の違いは毎週の競馬でも活きていきます。
それが穴馬に。
↑で、「穴馬の見つけ方」「人気馬の嫌い方」を
プレゼントしているので参考にしてみてくださいね!
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