桜花賞2024消去法データ予想に活かして
「アナログ」で穴馬を探していく記事です。
「データはデータ過去のただの数字」
↑これが大前提。
じゃないとただの数字遊びになってしまいます。
それじゃあ意味がない。
実際、その数字から「問われる適性」を読み切って
2023年◎ファストフォース1着(12番人気)
2024年◎マッドクール1着(6番人気)
2年連続高松宮記念を読み切りました( ・∇・)
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ご興味があったら読んでみてください。
それでは桜花賞2024消去法データ予想&枠順の有利・不利について
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。
桜花賞2024消去法データ予想といっても先の通り…
/
データなんて使い方間違えりゃ
ただの数字!
\
なわけです。
数字遊びがしたいならロトとかやれば良いだけで
真の競馬好きは
「予想を楽しんで当てたい!」
…ですよね。
そのためには桜花賞2024消去法データと言いつつも
そのデータ=数字が
何を言っているのか・問われる適性は何か
これを導き出す必要があります。
その上で、
その適性に合う馬は?
その適性に合わない馬は?
(もちろん最終的には能力・馬場・展開・枠順なども)
を、考えて結論を出すわけです。
これを前提にまずは…
JRAのホームページにも出ているデータをみてみましょう。
■これまで芝1600mの
・重賞3着以内
or
・オープン特別1着
の経験ありなし(過去10年)
あり【10,10,7,77】
なし【0,0,3,71】
※見方:ありの場合1着10頭、2着10頭、3着7頭、4着以下77頭
過去10年で馬券になった30頭のうち
27頭がこの条件を満たしています。
言い換えると、条件を満たしていない馬は
3頭しか馬券になっていない(1,2着馬はゼロ)ということです。
母数も均等に近いし
桜花賞2024消去法データとしては「あり」な「数字」です。
では、このデータを「なぜ?」と分解していきましょうか。
そもそも桜花賞について考えると…
このレースは独自の特性を持ち合わせています。
桜花賞は若い牝馬のレースということ。
そして1200メートルや1400メートルを
得意とする馬も出場するため
(一生に一回しか出走できるチャンスはない)
スピード競争の要素が強まります。
そのいっぽうで阪神競馬場の1600メートルコースは
その厳しさ=タフさで知られており
長い直線と最後の上り坂が体力を削り取ります。
だから「体力」=最後まで走り切れる証明、「能力」の証明を同時にできる
・1600mの重賞好走歴
・1600mのOP特別1着歴
が必要、となるわけです。
いっぽうで、同じように
桜花賞2024消去法データとして紹介されているものではありませんが…
「体力が」あってもスピードがないとダメ。
これもまた桜花賞の特徴のひとつです。
これはなぜか?
1600m、1600m以上のレースで1着歴がある
→体力の下支えはできている
これはその通りです。
しかし、先ほどの桜花賞の特徴である
・若い牝馬
・1200m〜1400mベストの馬もでてくる
ワケです。
これがどういうことかというと…
・ペースが上がりやすい
わけです。
つまり1600m以上の「スローペース」しか経験したことがない馬は
/
こんな速いペースで
走ったことないよーー( ´Д`)yヤダ
\
なんていうかどうかはしりませんが
要は…スピード不足でついていけず&脚がたまらず惨敗。
これがアルアルなのが桜花賞です。
だから理想は…桜花賞2024消去法データのように
・体力/能力の照明がさえている馬
で、かつ
・速いペースのレースで好走歴ある馬
だから、2歳のG1レースである
阪神ジュベナイルフィリーズの好走馬は桜花賞でも強い(可能性が高い)。
え?
なんでかって?
・同じ阪神1600m
・さらに若い2歳時(体力ない)
・気性面もさらに若い
ようは、もっと厳しい条件で好走したことがあるわけですから
桜花賞の条件は経験済み(かつ好走する能力がある)
そりゃ走りますよね。
今回、桜花賞2024消去法データとして
ひとつ事例をご紹介しましたが
このようにして
な・ん・で
この消去法データ=数字は
このような結果になっているのかな?
を考えると…
数字ではなく
どういった馬が好走しているのか
どういった馬の特徴がマッチするのか
が、見えてきますよ!
それでは次に…
桜花賞2024消去法データ…とまでは行きませんが
桜花賞というと枠順の有利・不利についてもいわれます。
それを掘っていきましょうか。
/
桜花賞と言えば
枠順=外枠が有利
\
このように言われていた時期もありました。
枠順の有利不利が大きいと。
しかし「実際は…」
まずは以下の桜花賞の過去10年結果をご覧ください。
※人気/枠ー馬番/4コーナー通過順/上り3ハロン(1~3位は①②③)
■2023年・良馬場・18頭立て
1着リバティアイランド/1番人気/2-3/16/32.9①
2着コナコースト/6番人気/5-9/2/34.5
3着ペリファーニア/5番人気/7-14/4/34.1
→ペリファーニアは外枠も先行して距離ロスなくした。
■2022年・良馬場・18頭立て
1着スターズオンアース/7番人気/4-8/9/33.5③
2着ウォーターナビレラ/3番人気/3-6/2/34.0
3着ナムラクレア/6番人気/1-1/4/33.9
→内枠・内を通った馬がまとめて好走
■2021年・良馬場・18頭立て
1着ソダシ/2番人気/2-4/3/33.8
2着サトノレイナス/1番人気/8-18/16/32.9②
3着ファインルージュ/8番人気/1-2/6/33.7③
→内枠・内を通った馬+シンプルに強いサトノレイナス
■2020年・重馬場・18頭立て
1着デアリングタクト/2番人気/5-9/12/36.6①
2着レシステンシア/1番人気/8-17/2/38.2
3着スマイルカナ/9番人気/2-3/1/38.6
→外枠から好走したレシステンシアは阪神JF勝ち馬=シンプルに強い
■2019年・良馬場・18頭立て
1着グランアレグリア/2番人気/4-8/1/33.3
2着シゲルピンクダイヤ/7番人気/8-16/12/32.7①
3着クロノジェネシス/3番人気/2-4/9/32.9②
→外枠から好走したシゲルピンクダイヤは
「スローペースの」チューリップ賞を後方から上り最速で2位=強い
■2018年・良馬場・17頭立て
1着アーモンドアイ/2番人気/7-13/16/33.2①
2着ラッキーライラック/1番人気/1-1/3/34.5
3着リリーノーブル/3番人気/5-9/6/34.3③
→アーモンドアイ:シンプルに強い
■2017年・稍重馬場・17頭立て
1着レーヌミノル/8番人気/5-10/4/35.4
2着リスグラシュー/3番人気/3-6/8/35.3③
3着ソウルスターリング/1番人気/7-14/5/35.4
→ソウルスターリング:阪神JF勝ち馬
■2016年・良馬場・18頭立て
1着ジュエラー/7-13/17/33.0①
2着シンハライト/6-12/8/33.7③
3着アットザシーサード/5-10/11/33.9
→差し決着
■2015年・良馬場・18頭立て
1着レッツゴードンキ/5番人気/3-6/1/33.5③
2着クルミナル/7番人気/4-7/13/33.4②
3着コンテッサトゥーレ/8番人気/1-1/11/33.6
→超スローペースの逃げ切り
■2014年・良馬場・18頭立て
1着ハープスター/1番人気/8-18/18/32.9①
2着レッドリヴェール/2番人気/6-12/15/33.4②
3着ヌーヴォレコルト/5番人気/5-10/12/33.8③
→差し決着、ハープスターは例外的な極端なレース
ざっくりレースの特徴も書きましたが
どうでしょう?
外枠が有利というより
外枠に入った人気馬が「ごちゃつかず」レースができて
持っている能力を発揮しただけ。
シンプルにこれです。
外枠=7,8枠で好走した馬だけ
ひっぱってみましょうか。
■2023年・良馬場・18頭立て
3着ペリファーニア/5番人気/7-14/4/34.1
■2021年・良馬場・18頭立て
2着サトノレイナス/1番人気/8-18/16/32.9②
■2020年・重馬場・18頭立て
2着レシステンシア/1番人気/8-17/2/38.2
■2019年・良馬場・18頭立て
2着シゲルピンクダイヤ/7番人気/8-16/12/32.7①
■2018年・良馬場・17頭立て
1着アーモンドアイ/2番人気/7-13/16/33.2①
■2017年・稍重馬場・17頭立て
3着ソウルスターリング/1番人気/7-14/5/35.4
■2016年・良馬場・18頭立て
1着ジュエラー/3番人気/7-13/17/33.0①
■2014年・良馬場・18頭立て
1着ハープスター/1番人気/8-18/18/32.9①
もう一度言いますね。
外枠が有利というより
外枠に入った人気馬が「ごちゃつかず」レースができて
持っている能力を発揮しただけ。
じゃないでしょうか?
上記8頭のうち
1〜3番人気が6頭です。
そりゃ走るよね、枠中の有利不利じゃないよね、ですよ。
内の馬場が極端に悪くない限り
桜花賞で外枠有利を考えるのはナンセンスです。
(馬の個性によるが前提ですが)
とはいえ、2021年ソダシの2着に負けたサトノレイナス(ルメール騎手)は
「外枠の分負けた」とコメントを残しています。
※これに関しては内枠だったら
距離ロスがないいっぽうで
ごちゃつくリスクが上がるのであくまで「結果として」の敗因です。
むしろ「昨年まで」は逆で…
京都競馬場改修のために
阪神競馬場の馬場を良い状態に保とうと努力した結果
内枠の恩恵が多い。
だから私は一昨年、内枠+先行をまとめて上位にして
桜花賞で3連複万馬券を獲ることができました!
桜花賞枠順の有利・不利=外枠有利
何かの勘違いでこう言っている人がいたら
/
フン「中身」が
見えてないな〜
\
と、鼻で笑ってやりましょう!
それでは最後に…
桜花賞2024人気が想定される馬の
「アラ」探しをしていきます。
その人気馬のアラ突く馬が穴馬になるので…
積極的に悪い奴になっていきます。
■アスコリピチェーノ
G1阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬。
東京1400m新馬戦1着→G3新潟2歳S1着→G1阪神JF1着。
と条件関係なく好走しています。
後ろすぎない中段から末脚を使えるので
大きな不利がなければ、でしょうか。
阪神JFからの直行という久しぶりの不安はありますが
大きく嫌う理由にはならないかな、と。
■クイーンズウォーク
G3クイーンカップ1着馬。
3戦して、2,1,1着。
競馬場問わず走るのは偉いですね。
阪神1800mでの勝利もあり「体力」は問題なく
クイーンCの勝利からもスピードもあるようにみえますが…
アラとしては楽なスローペースの
ヨーイドンのレースしか経験できていない点。
クイーンCも外枠からノーストレスで
直線スパートしただけ。
兄グレナディアガーズと同じでタフなレースの方が実は得意!
…なら問題ないですが、ペースが上がったときに対応できなかったら?
経験したことがないということは
人気馬にとっては大きな不安点です。
(リスクとリターンのバランスが合わない)
■ステレンボッシュ
G1阪神ジュベナイルフィリーズ2着。
ルメール騎手の完璧・カンペキな騎乗で。
ルメール騎手の落馬負傷、騎手は?と思ったら…
モレイラ騎手を確保(変わり身早い!)
この馬も競馬場問わず走るエライお馬さんですし
阪神JFでタフなレースを経験しているのも良いです。
あとは、アスコリピチェーノと同じ
阪神JFから直行=久しぶりの競馬がどうでるか。
■スウィープフィート
G2チューリップ賞1着馬。
今年はしっかりと締まったペースのチューリップ賞で
本番=桜花賞に繋がってもよいです。
ただ、高い確率で上記3頭より「後ろ」で競馬するので
「展開の利」が欲しいところです。
前走で永島騎手から武豊騎手に変わりましたが
過去のレースをみての通り「経験値」が違うので
大幅な鞍上強化となりました。
■チェルヴィニア
G3アルテミスステークス1着馬。
3戦全てルメール騎手が騎乗しており
これを書いて時点では未発表、誰が乗るのか…
戦績としては「3戦全て」るるーいレースで
前々からの競馬で良い脚を使っているだけとも言え…
タフな体力が問われるレースは初めてで
それが向くかどうか…
ハービンジャー産駒なので
本来スピード勝負よりタフさが活きる方が良い可能性高いですが…
未経験というのは負担がかかります。
(その上で次回以降対応していく、みたいな)
右回りも初めて。
桜花賞2024消去法データ予想に関連して
「数字の扱い方」
の解説、
また桜花賞における枠順の有利・不利に関して
誤解・考え方の解説をしてきました。
最後に、穴馬候補を。
(枠順・馬場をみていない段階の、です)
・コラソンビート
阪神JF3着で一応の「消去法的条件」はクリアしていますが、本質は1400mがベストの馬。
体力勝負ではなくここ数年のスピード重視のレースとなればチャンスはあるか。
・ライトバック
「暴れ馬」「じゃじゃ馬」
レースで能力を全部発揮できるかどうか…
ですがハマれば一発あってよい穴馬かな、と。
ーーあとがきーー
冒頭で少しご紹介しましたが
無料メルマガで不定期で予想だったり
「考え方」「ハウツー」を配信しています。
また、登録のプレゼントとして
・穴馬の見つけ方
・人気馬の嫌い方
などをお送りしています。
競馬予想が好きな方は「知っていないと損」なものなので
上手く活用してくださいねー
それではお待ちしています!
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