皐月賞2024消去法データを予想に活かしつつも
「データなんてただの過去の数字」
…として
/
そこから見える
問われる適性=最重要
\
を予想に紐づけていきたいと思います。
この春競馬は…
高松宮記念◎マッドクール1着(6番人気)
桜花賞◎ライトバック3着(7番人気)
と、良い予想ができているので今週も!と行きたいですね。
3月には無料メルマガでの予想で
→中山牝馬S
(バックナンバー)中山牝馬S万馬券的中!
競馬予想が好き、でも馬券で迷いが…という方は
詳細見てみてください→メルマガ詳細
それでは、皐月賞2024消去法データ予想…
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。
もくじ
皐月賞2024消去法データ予想を活かしつつ
「そのデータ=数字から何が読み取れるか」
として、ただの数字遊びにならないよう
「中身」をしっかりとみていきましょう!
まずは…
■前走、重賞か重賞じゃないか(過去10年)
重賞◯【10,9,9,104】
重賞 ×【0,1,1,39】
これはJRAのホームページに記載されている
皐月賞2024消去法データ予想なのですが…
/
当たり前じゃん
( ・∇・)
\
というデータですね(苦笑)
こういった皐月賞2024消去法データ予想的数字を見る時の注意点としては…
①切り取りが恣意的ではないか
(あるデータでは過去10年、あるデータでは過去6年など)
②母数の大きな違いはないか
③「じゃない方」にヒントが
この3点。
①のデータの切り取り=恣意的に関しては
過去10年で切り取るより過去6年で切り取ったデータの方が見栄えが良い
→この消去法データは10年で、これは6年、これは4年にしちゃえ!
……こんな皐月賞2024消去法データ予想に意味はないです、よね?
②の母数に関しては「数」でみるか「率」でみるか。
↑これでピンとこない方は
数字で競馬をしても意味はないので説明は割愛します。
③の「じゃない方」に関しては…今回の消去法データでいうと
重賞 ×【0,1,1,39】
↑馬券になった2頭に注目。
2019年2着ヴェロックス(4番人気)
2018年3着ウインフルブルーム(8番人気)
ここで考えるべきことは…
ーー
多くの馬(馬券になった28/30頭)が前走重賞なのに
なぜこの2頭は馬券になれたのだろうか
ーー
これですね。
ここに「適性」だったり「穴馬のヒント」が隠されていることが多いです。
ちなみに上記2頭を分解してみると…
■2019年2着ヴェロックス(4番人気)
・若駒S(LS)1着→若葉S(LS)1着→皐月賞
・上記2走とも2〜4番手の先行から上がり最速(といっても34,35秒台の時計がかかる競馬)
■2018年3着ウインフルブルーム(8番人気)
・朝日杯FS(G1)3着→シンザン記念(G3)2着→若葉S(OP)2着
・上記3戦すべて4コーナー3番手
共通点としては共に「先行馬」であること。
そして前走が重賞ではないからといって軽視してよい成績ではなかったこと。
(ウインフルブルームは柴田大騎手が嫌われて人気が余計になかったようにも)
で、言いたいことは…
■前走、重賞か重賞じゃないか(過去10年)
重賞◯【10,9,9,104】
重賞 ×【0,1,1,39】
この「数字だけ」で予想をしたら危険じゃないか?
数字がこうだから
この馬は消し!
は違うんじゃないか、ということです(キリッ)
少なくても「先行馬」であった上記2頭のような馬は無条件で消しではなく
一度検討にあげるべきかと。
ちなみに私は2019年皐月賞で◎ヴェロックスでした〜
配当は安いですが◯サートゥルナーリアとの馬連をド本線で的中。
結局は「数字遊びじゃあ競馬は勝てない」ということです。
この記事の最後に、「そうはいっても皐月賞2024消去法データをもっとみたい!
という方のためにデータを置いておきます。
それはそれで参考にしていただけると幸いです。
それでは本編として
次に…皐月賞において上がり最速馬はどんな結果を残しているか。
過去10年の歴代の結果からみていきましょう!
※人気/枠ー馬番/4コーナー通過順/上り3ハロン(1~3位は①②③)
■2023年・重馬場・18頭立て
1着ソールオリエンス/2番人気/1-1/17/35.5①
2着タスティエーラ/5番人気/7-14/4/36.6③
3着ファントムシーフ/1番人気/4-7/10/36.4②
■2022年・良馬場・18頭立て
1着ジオグリフ/5番人気/7-14/3/34.3
2着イクイノックス/3番人気/8-18/3/34.6
3着ドウデュース/1番人気/6-12/14/33.8①
■2021年・稍重馬場・16頭立て
1着エフフォーリア/2番人気/4-7/4/36.7②
2着タイトルホルダー/8番人気/7-13/1/37.5
3着ステラヴェローチェ/6番人気/2-3/8/36.7②
■2020年・稍重馬場・18頭立て
1着コントレイル/1番人気/1-1/7/34.9①
2着サリオス/3番人気/4-7/4/35.4②
3着ガロアクリーク/8番人気/8-16/9/35.7③
■2019年・良馬場・18頭立て
1着サートゥルナーリア/1番人気/6-12/7/34.1①
2着ヴェロックス/4番人気/4-7/4/34.4②
3着ダノンキングリー/3番人気/2-4/5/34.5③
■2018年・稍重馬場・16頭立て
1着エポカドール/7番人気/4-7/4/35.1②
2着サンリヴァル/9番人気/7-14/5/35.2③
3着ジェネラーレウーノ/8番人気/5-10/2/37.6
■2017年・良馬場・18頭立て
1着アルアイン/9番人気/6-11/5/34.2
2着ペルシアンナイト/4番人気/4-7/5/34.1③
3着ダンビュライト/12番人気/5-10/3/34.3
■2016年・良馬場・18頭立て
1着ディーマジェスティ/8番人気/8-18/10/34.0②
2着マカヒキ/3番人気/2-3/13/33.9①
3着サトノダイヤモンド/1番人気/6-11/5/34.8③
■2015年・良馬場・15頭立て
1着ドゥラメンテ/3番人気/2-2/7/33.9①
2着リアルスティール/2番人気/3-5/3/34.5②
3着キタサンブラック/4番人気/4-7/2/35.2
■2014年・良馬場・18頭立て
1着イスラボニータ/2番人気/1-2/4/34.6③
2着トゥザワールド/1番人気/8-17/3/35.2
3着ウインフルブルーム/8番人気/8-18/1/35.6
過去10年で上がり最速だった馬が馬券になったのは…
■2023年・重馬場・18頭立て
1着ソールオリエンス/2番人気/1-1/15-15-15-17/35.5①
■2022年・良馬場・18頭立て
3着ドウデュース/1番人気/6-12/14/33.8①
■2020年・稍重馬場・18頭立て
1着コントレイル/1番人気/1-1/7/34.9①
■2019年・良馬場・18頭立て
1着サートゥルナーリア/1番人気/6-12/7/34.1①
■2016年・良馬場・18頭立て
2着マカヒキ/3番人気/2-3/13/33.9①
■2015年・良馬場・15頭立て
1着ドゥラメンテ/3番人気/2-2/7/33.9①
以上の6頭、他の4頭は
「届かない位置から上がり最速」を使った=意味がなかった(言い切るスタイル)といえます。
いっぽうで皐月賞で上がり最速の馬は
過去10年で4勝。
1番人気の勝率を平すと3割なのでこの勝率は悪くないと言えます。
皐月賞においては「上がり最速」より
「位置どり」の方が重要です。
先のとおり、届かない位置から上がり最速の脚を使っても価値はありませんから。
皐月賞はフルゲート18頭で行われることが多く
また中山2000mは内回りコースで直線が短いです。
だから…
「4コーナーでの位置どり」が重要。
先の過去1年の結果で
「4コーナー10番手以降で馬券になった馬」をピックアップすると…
■2023年・重馬場・18頭立て
1着ソールオリエンス/2番人気/1-1/17/35.5①
3着ファントムシーフ/1番人気/4-7/10/36.4②
■2022年・良馬場・18頭立て
3着ドウデュース/1番人気/6-12/14/33.8①
■2016年・良馬場・18頭立て
1着ディーマジェスティ/8番人気/8-18/10/34.0②
2着マカヒキ/3番人気/2-3/13/33.9①
これだけ。
18頭立ての半分より後ろにいた馬は
わずか5頭しか馬券になっていません。
さらにいうと…
2023年は重馬場・極悪馬場で「内+前」が壊滅状態。
後方=外の馬に向いたレース。
2016年は稀にみるハイペースで先行馬が総崩れ。
そう考えると、「前」が前提の皐月賞で
馬券になった馬はドウデュース。
未来のダービー&有馬記念馬(波はありますが)。
「普通」に考えたら
皐月賞において差し・追い込み馬を本命にするのは悪手、と言えますよね。
だから、
/
上がり最速でも
届かない位置からでは意味がない!
\
わけです。
※ペース・レース展開による、が大前提
まあ、今年は有力馬に先行タイプが多いので
「どっち」の展開になるのか…を考えるのが予想の大きなポイントになりそうですが。。
それでは本編の最後に…
皐月賞2024出走予定の人気想定馬のアラ探しをしていきましょう!
人気馬ガコケれば穴馬好走の枠が空きますからね^^
■ジャンタルマンタル
朝日杯FS1着の馬。
共同通信杯で2着は「この馬ならしゃーない」結果です。
良くも悪くもですがキレずバテずタイプで競馬が上手い。
言い換えると爆発力はないが
大きく崩れず安定して好走するタイプといえます。
だからキレ味勝負となった共同通信杯は
「この馬の土俵じゃない」からむしろ頑張った2着。
皐月賞は先の通り「先行」有利になることが多いので
その点はよいですが…
感覚的には1600〜1800mが合うようにみえます。
大きくは嫌いにくいですが人気想定で本命=1着馬券はリスク高く推奨しません。
■シンエンペラー
G3京都2歳ステークス1着
G1ホープフルS2着、G2弥生賞2着。
ホープフルSは抜け出すのが早すぎたかな、と。
(馬が遊んでしまったらしい)
中山2000mという意味では
ジャンタルマンタルより適性がありますが…
前走弥生賞は勝負どころでの加速が遅くヒヤッとする場面も。
休み明けの分ならよいですが
表面化していないだけのよくない特徴だとしたら?
キレる脚でどうこうのタイプではないので
仮に後方からとなると厳しい。
やはり1着としては信頼は置けないですが
好走としては上手く馬券に入れたいところかと。
■メイショウタバル
G3毎日杯1着馬。
前々からの早め先頭・押し切りがスタイルで
それがハマれば好走。
今回上記2頭もある程度前で競馬するタイプですが
「それより前」で競馬するのでプレッシャーを受ける立場。
前走毎日杯は圧勝でしたが、
重馬場は着差が広がりやすいので要注意。
条件が変わるとどうか。
(ゴールドシップ産駒で重馬場◎)
■レガレイラ
「牝馬」でG1ホープフルSを制した馬。
新馬戦の時点で良さを見せていましたが
ホープフルSは牡馬相手の緩まない淡々とした流れの中
外から差し切り。
牝馬はキレ味が勝った馬が多いですが
レがレイアは「タフさ」も十分に備わっています。
(ホープフル中山2000m)
差しが届く競馬になれば有力ですが
先の通り「前」に向きやすいので展開次第か…
よれよりもこれを書いた時点で
鞍上が発表されておらず(ルメール騎手落馬負傷)こっちがどうなるか。
■ジャスティンミラノ
G3共同通信杯1着馬。
これまで2戦、ともに2番手から
抜け出した競馬で……
18頭フルゲート、先行の有力馬が多い
そして右回り&中山コース初めてで…
これまでとは違う競馬になってしまう可能性が高いです。
これが(中段からの競馬が)合うのか合わないのか。
こればかりはゲートがあかないと誰にも分からないです。
予想ではなく願望の領域。
皐月賞2024消去法データ予想として
「データの扱い方」、どうやって予想をするかを解説してきました。
最後に、穴馬候補をあげておくと…
(先週はこの段階でライトバックをあげていましたが、今週は難解で…)
大穴2頭をあげておきます。
・ウォーターリヒト
前走スプリングSはスローペースの前残り戦で「しゃーない」結果。
差しが届くレースとなれば
一気に人気を落として…に期待。
・エコロヴァルツ
前走、共同通信杯はレースにならず。
まだキレ味勝負で適性外。
仮にタフなレースになって
脚を伸ばせるレースになるなら…
そうそう、
冒頭で少しご紹介しましたが
・穴馬の見つけ方
・人気馬の嫌い方
をプレゼントしています。
また
大阪杯ではタスティエーラを嫌い、
桜花賞ではクイーンズウォークを嫌い、
こららもメルマガで流していました( ・∇・)
競馬が…というか
自分で予想をするのが好き!という方の
「予想のスパイス」にはよいですよー
詳細みてみてくださいね!
ーーおまけの皐月賞2024消去法データーー
以下は昨年、ご紹介した消去法データですが
「率」が高いものなので「数字」が好きな方なら好きかな、と。
■JRAの芝重賞の最高着順
「より色濃く」能力をダイレクトに表現するものです。
1着 【8,8,8,66】
2着 【2,0,2,24】
3着以下【0,2,0,29】
重賞未出走【0,0,0,24】
観ての通り芝重賞で
2着以上の経験がある馬で「ほぼ」馬券圏内をしめています。
28/30頭です。
これは非常に高い確率での括りですね。
言うまでもなく
この皐月賞消去法データのウラにあるのは…
「力の証明をしているかどうか」
です。ただ、注意をしたいこともあります。
※これは皐月賞に限ったことはでありませんが…
「重賞」という括りは…
G1ホープフルステークスも、G3新潟2歳ステークスも、G2小倉2歳ステークスも
「同じ括り」になっているということです。
言い換えると…
G3新潟2歳ステークス1着馬
G1ホープフルステークス4着馬
他に重賞の経験がなかった場合前者を評価してしまうのが
この皐月賞消去法予想データということです。
このようなデータを見かけたら
「括り」の妥当性、そして抜けるけれど評価する馬を考えていきましょう!
ちなみに
3着以下【0,2,0,29】
で馬券になっている2頭は…
■2018年
皐月賞2着ヴェロックス(4番人気)
→G3東京スポーツ杯2歳S4着(LS若葉S1着から出走)
■2017年
皐月賞2着サンリヴァル(9番人気)
→G1ホープフルS4着(G2弥生賞4着から出走)
重賞1,2着経験がないとはいえ
それに変わる実績は合ったことが分かります。
(そして2頭とも競馬の基本=「先行馬」です)
つまり……突発的な好走は考えづらい。
先述したように
「じゃないほう」に注目することで見えてくるものもあります。
消去法データを予想に活かす時は
何も考えず消し・買いではなく
「しっかりウラ」を覗いてみることを忘れないでくださいね!
↓メルマガは下記画像をタップでも
詳細がみられます( ・∇・)お待ちしてますねー
競馬・馬券が当たらない時期にどうするべき?【重要】
厩務員に女性もなれる!でもJRA厩務員はハードルが高い!
本命、対抗、大穴について違いと【勘違い】を正します!
牡馬と牝馬どっちが強い?「時と場合」による理由を知ろう!
競馬をやめる方法とやめた後の明るい未来×続ける方法
コメントフォーム