ヴィクトリアマイル2024消去法データを予想に活かしつつ
「データ=ただの数字遊び」
に成り下がらないよう…
/
そのデータから
何を見てとれるのか
\
を大事に「アナログ」で荒れる理由を解説しつつ
穴馬を探していきます。
先週はそれてNHKマイルカップで穴◎ロジリオンを選べて…
NHKマイルカップ▲◯◎で的中しましたー!◎ロジリオンありがとう🤩
桜花賞、アンタレスSに続いて印上位3頭決着は最高ですね!◎の相手が堅い時は3連複メインではなくワイド2点的中狙いが正解✨
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やったね pic.twitter.com/vTc9jJH2DW— IKU@人気馬嫌ってナンボ (@bakelabbaken) May 5, 2024
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面白い内容だとおもいますよー
それでは…
ヴィクトリアマイル2024消去法データに活かす…
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。
もくじ
今回は…消去法として「消し」を考えるなら
心もとないデータですが
「適性」ってこういうことを確認するのに使えるデータをご紹介します。
■東京コースで重賞3着以内経験有無(過去10年)
あり【9,6,6,58】
なし【1,4,4,89】
東京競馬場のコースは
・直線が長い=走り切る体力
・馬場が軽い=スピード・キレ味
この両方が問われます。
だから好走した馬の中には
ヴィルシーナやストレイトガールのような連覇や
ホエールキャプチャ、ノームコア、ジュールポレールのような優勝+複数回馬券になる馬が多い=比較的リピーターが出やすいレース。
つまり
/
走れる馬は走れる
走れない馬は走れない
\
ということ。
先ほどの
・直線が長い=走り切る体力
・馬場が軽い=スピード・キレ味
これをさらに解説するなら…
「基本的に牝馬はスピード・キレ味型が多い」ので
後者は多くの馬が満たしていると言えます。
(能力がそもそも足りない場合もありますが…)
言い換えると優位性が出にくい。
その上でその年のヴィクトリアマイルの展開や
メンバー構成によって問われる体力のレベルが変わってくる。
「だから」
東京競馬場の重賞で好走経験がある馬は
両方を兼ね備えていいる「可能性」があってヴィクトリアマイルで好走できる可能性がある…
↑これを示しているのが先の
ヴィクトリアマイル2024消去法データです。
でも…
/
軽い馬場だから体力より
上がり1位のスピード優位じゃないの?
\
なーんて思うかもしれませんよね。
じゃあ「スピード特化」のひとつの参考として
「上がり3ハロン1位」の馬が過去10年でどれだけ勝利していると思いますか?
……
…
一覧では後述しますがわずか3頭だけです。
ちなみにそれは…
ストレイトガール(1回目)、アーモンドアイ、グランアレグリア
名牝3頭。
たったこれだけ。
さらにいうと…
馬券圏内(3着以内)に入った馬のうち
上がり3ハロン3位以内の馬が馬券になったのは…
16/30頭
どうでしょう?
「東京競馬場」で持っている末脚勝負の印象からすると
え?たったこれだけ?
(╹⌓╹ )?
じゃないでしょうか。
ようは周りにもキレ味持った馬が多いメンバーだから
届かないところから
上がり最速の脚を使っても価値はない。
位置取り+速い上がりが問われる。
だから位置をとる
=前々に行く=総じて体力もつかう。
(その年による、が大前提ですよ)
どうでしょう。
問われる適性ってどういうことがストーンと見えてきたのではないでしょうか?
ヴィクトリアマイル2024消去法予想データといいつつ
データで消すというより
「アナログで」
「拾う馬」「やや嫌う馬」が見えてくるというお話。
……で・す・が!
さてここで問題です。
上記ヴィクトリアマイル2024消去法データでは
「とある視点」
がすっぽりと抜けています。
それはなんでしょうか?
せっかくなので考えてみてください(`・ω・´)
……
チックタック
…
…
チーン!
はい
/
東京競馬場の重賞を
走ったことがない馬
\
がもれなく「経験なし」に入ってしまうワケです。
東京競馬場で走ったことがないから
東京競馬場で好走歴がない馬が「じゃないほう」に含まれるということです。
そこで「じゃないほう」で
ヴィクトリアマイルで好走した9頭の馬たちをみてみると…
■2021年
2着ランブリングアレー/東京自体初
→G3愛知杯2着(2000m)、G3中山金杯1着(1800m)
■2020年
2着サウンドキアラ/2019年ヴィクトリアマイル7着
→G3京都金杯1着(1600m)、京都牝馬S1着(1400m)、G2阪神牝馬S1着(1600m)
■2019年
2着プリモシーン/未勝利1着、NHKマイルC5着
→G3フェアリーS1着(1600m)、G3関屋記念1着(1600m)
■2018年
3着レッドアヴァンセ/東京1600万下1着
→G2阪神牝馬S2着(1600m)
※兄弟が東京1600mの鬼
■2017年
1着アドマイヤリード/オークス15着:距離長い
→G2阪神牝馬S2着(1600m)
3着ジュールポレール/東京自体初
→G2阪神牝馬S3着(1600m)
■2015年
2着ケイアイエレガント/1600万下1着、前年ヴィクトリアマイル0.3差6着
→G3福島牝馬S1着(1800m)、G3京都牝馬S1着(1600m)
3着ミナレット/500万下1着程度→重賞好走歴なし
■2014年
3着ストレイトガール/東京自体初
→G3シルクロードS1着(1200m)、G1高松宮記念3着(1200m)
東京自体が初出走だったのは
ランブリングアレーとジュールポレール、ストレイトガールの3頭。
それ以外の馬たちも
ミナレット以外は好走する下地=重賞好走歴や東京(重賞以外での)好走歴がありました。
つまり、ヴィクトリアマイルで馬券になった馬たちから…
・東京競馬場重賞好走歴が理想
・重賞好走歴かつ東京好走歴
・重賞好走歴かつ東京自体初
以上の条件で馬券になった29/30頭を拾う事ができます。
(まあG1なので重賞で好走したことないレベルじゃ足りないのは当然なのですが)
唯一例外がミナレットですが、、、逃げ馬なので全て展開が凌駕した例。
どうでしょう?
とある一つのヴィクトリアマイル2024消去法予想データから
「本質」がだいぶ見えてきたと思いませんか(/・ω・)/
ヴィクトリアマイル2024消去法データをみたところで
過去の結果をみてみましょう!
※人気/枠ー馬番/通過順/上り3ハロン(1~3位は①②③)
■2023年・16頭立て・良馬場・1:32.2
1着ソングライン/4番人気/3-6/8-6/33.2②
2着ソダシ/3番人気/8-16/2-2/33.6
3着 スターズオンアース/1番人気/1-2/5-3/33.6
→どんなレース?
内+前で競馬した馬が上位に。
■2022年・18頭立て・良馬場・1:32.2
1着ソダシ/4番人気/3-5/4-4/33.4
2着ファインルージュ/3番人気/6-11/6-6/33.4
3着レシステンシア/6番人気/4-7/2-2/34.1
どんなレース?
→好位で競馬をした馬のワンツースリー
(4着も逃げたローザノワールだった)
■2021年・18頭立て・良馬場・1:31.0
1着グランアレグリア/1番人気/3-6/9-10/32.6①
2着ランブリングアレー/10番人気/4-8/11-10/33.2③
3着マジックキャッスル/5番人気/1-1/9-7/33.5
どんなレース?
→ゆるめのペース「だからこそ」速い脚を使った馬が上位の差し決着。
■2020年・16頭立て・良馬場・1:30.6
1着アーモンドアイ/1番人気/6-12/4-4/32.9①
2着サウンドキアラ/4番人気/8-18/3-3/33.8
3着ノームコア/5番人気/8-16/7-6/33.2②
どんなレース?
→一頭離して逃げるもゆるめのペースでアーモンドアイが4番手ではシンプルに圧勝。
前々から速い脚を使える馬が上位に。
■2019年・18頭立て・良馬場・1:30.5
1着ノームコア/5番人気/2-4/7-7/33.2③
2着プリモシーン/4番人気/5-9/10-10/33.0①
3着クロコスミア/11番人気/2-3/5-5/33.5
どんなレース?
→アエロリットが逃げゆるまないレースも前々にいた馬たちが上位
+ある程度の位置から速い脚を使った2頭のワンツー
■2018年・18頭立て・稍重・1:32.3
1着ジュールポレール/8番人気/2-4/8-8/33.3②
2着リスグラシュー/1番人気/8-16/13-13/32.9①
3着レッドアヴァンセ/7番人気/3-6/4-4/33.6
どんなレース?
→ある程度の位置から良い脚を使ってジュールポレールが勝利
一頭速い脚を使ったリスグラシューは「届かない位置から」だったので2着まで。
■2017年・17頭立て・稍重・1:33.9
1着アドマイヤリード/6番人気/3-5/12-7/33.4③
2着デンコウアンジュ/11番人気/5-10/9-11/33.2①
3着ジュールポレール/7番人気/2-3/6-7/33.6
どんなレース?
→ゆるいレースだったのである程度の位置から速い上りを使えた馬が上位に。
■2016年・18頭立て・良馬場・1:31.5
1着ストレイトガール/7番人気/7-13/11-10/33.4①
2着ミッキークイーン/1番人気/5-10/13-12/33.6③
3着ショウナンパンドラ/2番人気/7-15/13-14/33.5②
どんなレース?
→中距離メインで好走していた2,3着馬を
短距離メインで好走してきたストレイトガールが適性で勝ったレース。
中距離型の馬の差し遅れのあるあるパターン
■2015年・18頭立て・良馬場・1:31.9
1着ストレイトガール/5番人気/3-5/5-5/33.0③
2着ケイアイエレガント/12番人気/4-7/2-2/34.0
3着ミナレット/18番人気/8-18/1-1/35.3
どんなレース?
→大逃げ・前残り決着。
そもそも1番人気のヌーヴォレコルトはキレ味の馬ではなかった。
■2014年・18頭立て・良馬場・1:32.3
1着ヴィルシーナ/11番人気/7-14/1-1/34.3
2着メイショウマンボ/3番人気/2-4/7-7/33.5
3着ストレイトガール/6番人気/1-1/9-11/33.2②
どんなレース?
→前残り。2,3着はある程度後ろから届いたが
上位はほぼ前にいた馬。
上記のヴィクトリアマイル2024消去法データの項で書いた
/
ようは周りにもキレ味持った馬が多いメンバーだから
届かないところから上がり最速の脚を使っても価値はない。
位置取り+速い上がりが問われる。
\
これがストンと落ちてきますよね?
ヴィクトリアマイルが荒れる理由がまさにこれ。
18頭立ての10番手程度からなら前の馬たちより速い脚を使えるならなんとか馬券になれてはいますが
それよりも後だと…
・リスグラシュー
・ショウナンパンドラ
中距離で牡馬とやり合えている馬たちが
最後ようやっと馬券圏内に突っ込んで来れる程度。
直線ずーっと速い脚を使い続けるスタミナがあるからできること。
それが無理なら
「ある程度前+キレる脚」
長々と書いてきたとおり
\「ある程度前+キレる脚」/
両方ある馬が好走する。
片方だけの「人気馬」は凡走する。
=ヴィクトリアマイルが荒れる理由であり
これが予想のポイントとなるのがヴィクトリアマイルです。
それではここまで書いてきたことを念頭にいれつつ
ヴィクトリアマイル2024人気が予想される馬たちの「アラ探し」をしていきます。
人気馬の凡走の上に穴馬の好走がある。
だから徹底的にイジメ抜く。
大事なことですね!
■ナミュール
2023年のG1マイルCS1着馬。
以降、香港マイル3着・ドバイターフ2着。
1600〜1800mがベスト距離かなと。
いっぽうで…東京1600mのG1でみてみると…
昨年のヴィクトリアマイル
安田記念は掲示板に乗れない結果。
(スタートの不利はありましたが)
マイナスポイントとしては…
ハービンジャー産駒らしく(?)「牝馬限定戦のキレ味勝負」では高いレベルではトップではないです。
また、スタートは決して上手くないこと、武豊騎手が初めて騎乗することはマイナスです。過去のレースから想定はできても実際乗るのとは別ですから。
おそらく1番人気での出走でわざわざ1着の馬券を買うのは違うのかな(ギャンブルとして)と。
本命にせず悪い顔をするのがベター
これが私のスタンス=考えです。
もちろん無印にするという意味ではないですよ笑
■マスクトディーヴァ
G2ローズS1着、G1秋華賞2着。
前走G2阪神牝馬S1着。
前々走、東京新聞杯は出遅れ→ポジション取りに出していく→脚を使ってしまい前残りレースで何もできず掲示板外。
前走、阪神牝馬Sではもともと末脚で注目されていた馬を無理なく先行させてしっかりと脚を使うモレイラ騎手、さすがの騎乗でした。
マイナスポイントとしては…
1600mがベストなタイプではない(前走勝ったとは言え)こと。1800〜がベストで1600も走れちゃう、がよい表現なのかな、と。
だから、仮に位置を落として「マイルでのキレ味勝負」になると「専門家=マイラー」に劣る可能性がある。
いやいや!って人もいると思いますが…ショウナンパンドラ、ミッキークイーン、リスグラシューが負けたのって「それ」ですよね。
ただ、モレイラ騎手ですから前走同様、最低限位置さえとれれば…です。
■ウンブライル
2023年G1NHKマイルカップ2着
前走G2阪神牝馬S2着馬。
2走前、東京新聞杯で9着は体重増・出遅れ・前残り競馬でノーカウント。
1600mは走れるが1400〜1600mに好走レンジがある=ナミュール・マスクトディーヴァより短距離志向の馬。
牝馬らしいマイルのキレ味が問われるならよいですが…出遅れがち=位置どりリスクは上記「ヴィクトリアマイル」で問われること的にはマイナスであると言えます。
展開・ペース次第で体力が問われると厳しくなり、出遅れずベストな位置で競馬ができれば……マイルの専門家として…でしょうか。
最後まで印の上下に迷う馬かな、と考えています。
■モリアーナ
2023年のG2紫苑S勝ち馬。
このレースは「ハマった」と言えるわけですが、G1で6着、5着があるように一定以上の能力があることは確か。だから、もう一押し=展開の助け・適性が合えばパフォーマンスが上がる可能性がある馬といえます。
2024年は体力勝負の2200mのAJCC4着(適性外と思われむしろよく走った)、キレ味勝負のG2阪神牝馬S3着(順当)と陣営の意図が読みづらいですが…
マイナスポイントとしては…
今回も後方からの競馬になる可能性が高く上記「ヴィクトリアマイルの理」外となること、差し脚が活きるレースになれば…ですが。
※横山典騎手は狙って先行することがある騎手ですがそれは「足りない」と思う馬で一発狙う時。今回、モリアーナでやる?
展開・隊列によっては位置どり負けがありそうなところは最後まで悩むところかな、と。
■スタニングローズ
一昨年の秋華賞馬。
これ以降は…G1を3戦、G2を1戦使って良さが出ない結果。
とはいえ、相手が強かった&「向かなかった」という言い訳はつくレースではありました。
エリ女:この馬の良さが生きない外差し競馬
中山記念:外枠でロス大きく良さが出ず
ヴィクトリアマイル:出遅れ&マイルのキレ不足
大阪杯:逃げて失速
スタニングローズのストロングポイントは内回りで先行して後ろが来る前に雪崩むスタイル。
つまり…そもそも東京1600mの条件が合わないです。位置取り+ある程度キレる脚の後者がない。
仮に好走する妄想をするとしたら…
2015年の大逃げ前残りレースの再現、といっても「誰かに」大逃げしてもらい、そこから離れた2番手で……が理想。
他力ではありますが。
「普通の」レースでは「ヴィクトリアマイルは向かない馬」かなと。
・ヴィクトリアマイル2024消去法データ予想について
・ヴィクトリアマイルが荒れる理由について
チェックしてきました。
最後に、「穴馬候補」を書いておきますね。
…といっても
天皇賞春で書いたディープボンドや
NHKマイルカップで書いたロジリオンほどのビビッとくるものはありませんが( ・∇・)
・ハーパー
ハーパーはレースがうまい変わりに
器用貧乏、そして牝馬らしいキレ味はないです。
だからこそ上記で書いた「位置どり」が生きれば。
・サウンドビバーチェ
サウンドビバーチェはもともと気象に問題があり
惨敗は気にしないでよい馬。
こちらもやはり位置をとっても競馬がいかせれば。
昨年のヴィクトリアマイル(5着)より今年の方が相手が軽いのもプラス材料かと。
ーーーあとがきーー
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