逃げ馬が多い・複数いるレース
どの馬が逃げると考えるか
展開をどう考えるか……
/
んなもん分かるかー\(゜ロ\)(/ロ゜)/
\
となるかもしれませんが
「とっかかり」を見つけることはできます。
知っていると知らないは大きな違いです。
以下、ご参考になれば幸いです!
逃げ馬が一頭しかいないレースは
誰が逃げるか分かりやすいですよね。
(もちろん「奇襲」もありますが)
でもそういう分かりやすいレースばかりではなく
前走逃げた馬が3,4頭
=逃げ馬が多いレースだと……
/
誰が逃げるんだーーー
\
と、サジを投げたくなるレースもあります。
正直に言いますが、
未勝利戦や1勝クラス程度のレースでは
陣営も「試し試し」使うので……
「分からない」
が正解というか、
「そういうレースは買わない」が正解です。
そのレースが人生最後の競馬でもなけりゃ
買わないという選択も立派な戦略ですよ。
そもそも私は、
未勝利や経験浅い馬の1勝クラスは
買わないのでアレですが。
じゃあ古馬のレースやある程度経験重ねた
馬たちのレースで逃げ馬が多いレースはどうするか?
1,枠順をみる
2,馬の特性をみる
3,騎手/陣営をみる
この3ステップで
ある程度は逃げ馬が多いレースも
どの馬が逃げるのか推測することができます。
逃げ馬が多いレースでは
より内枠にいる馬が当然逃げやすい状況です。
陸上のトラック競技のように
斜めにスタートが設定されておらず
同じラインからのよーいスタート!が競馬。
当然ながら外枠の馬が逃げるには
自分より内の馬を追い越して内に入っていく必要があります。
その分余計な力を使うし、
スタートして最初のコーナーまでの距離が短いコースでは
失敗すると外々に膨れてしまいます。
だからより内枠にいる逃げ馬が
逃げやすい状況にあるといえます。
いえます…が!
人間にも個性があるように
お馬さんにも個性があるのです。
内枠の逃げ馬は枠順アドバンテージがありますが、
外枠から一気に逃げの手を打とうと
勢いをつけてせまってくると……
/
イヤダ、コワイ、ヤメテヨーー(泣)
\
要は、外から馬が迫ってきて、
内ラチと挟まる形を嫌う馬もいます。
一般的にプレッシャーをかけられるといいます。
※もちろん気にしない図太い馬もいます。
こういう挟まれるのが嫌いな逃げ馬は
他の馬を「自分が」観ながらレースできるので
外枠の方がよいと言えます。
また、特性と言う意味では
・スタートが上手い馬
・スタートがヘタな馬
がいます。
スタートが上手い馬が内枠から
ポンっとスタートダッシュを決めると
なかなか外枠の馬が先頭に立つことは難しいです。
逆にスタートがヘタな逃げ馬
(へんな表現ですが)が内枠だと…
スタートで出遅れたら
そのまま馬群に包まれてしまい「終わり」ます。
その馬の心は……
チーン
でしょうか。
こういう馬は外枠の方が、
リカバリーできる可能性があるので良いといえます。
これはしっかりと過去の映像から
読み取っていく必要があることです。
ちなみに、モズスーパーフレアのような
何が何でも逃げる馬がいたら他の馬は引きます。
結果、モズスーパーフレアの楽逃げ…
もあるので競馬はタイムトライアルではなく
相手があるレースだという事がわかりますよね。
このように逃げ馬が多いレースはひと手間かけることで、
展開を考える大きなヒントを得られます。
逃げ馬が多いレースで誰が逃げるかを考えるとき、
騎手や陣営のコメントが役立つケースがあります。
基本的に陣営のコメントは
「無視」
でOKです。
馬主さんへのリップサービスで、
ペコパ以上にポジティブな事しか言いませんから。
観るだけムダ。
でも、「レースの作戦」に関しては
たぬき(ウソつく作戦)でもなければ参考になります。
特に騎手が若手の場合
調教師様からの命令は絶対です。
逃げると言えばゴリゴリ押して逃げます。
どんなにオーバーペースになっても、です。
このケースでは出遅れでもなければ、
その馬が逃げる可能性が高いといえます。
このようにして、
逃げ馬が多いレースでどの馬が逃げるかを考えます。
逃げ馬が複数いるレースは
ハイペースになる可能性が高いため
「差し馬」
を狙う、が競馬のセオリーの一つです。
これは紛れもない事実ですが、
付け加えることがあります。
分かります?
それは、
「行ききる=逃げ馬」
はそれでも買っておくべき、です。
もちろんハイペースなので
前に行った馬は総崩れの可能性はあります。
しかし、
「気分よく逃げた馬」
は【ノープレッシャー】で走るため、
最後まで持ってしまうこともあるのです。
こういうレースは
「逃げた馬がその他の逃げ先行馬をつぶし
無欲の差し馬、内を通った馬がバタバタとなだれ込む」
レースになります。
2021年のG3福島記念がまさにこういったレースでした。
ハイペースで逃げたパンサラッサが
他の先行馬を潰し(13着、15着)自身は逃げ切り。
2,3着はスタミナ系の差し馬ヒュミドールと
1番人気=普通に力がある差し馬アラタでした。
「ハイペースであっても行ききる馬」
のノーマークは要注意です。
逃げ馬が複数いるレースであっても
逃げ馬を完全無視するのではなく、
あなたが逃げる=行ききるであろうと考えた馬は、
ちょっとであってもマークしておいた方が良いですよ!
逃げ馬が多いレース、複数いるレースでも
フタを開けてみたら……
一頭が逃げ他の馬が控えてらくーなペース
↑これ競馬アルアルです。
だから逃げ馬が多いレースであっても
本当に逃げ馬に残り目はないかの確認は必要です。
例えば芝レースで逃げ馬が多くても
・平坦コース+開幕ぴかぴか馬場
・急坂コース+内の馬場が荒れている
前者は残り目があり
後者はさすがに厳しい
という風に「他の条件」も活用して、
予想をしていくような感じです。
競馬は予想ファクターがたくさんあります。
一方からのアプローチでは見えないことが
他のアプローチで見えてくることもあります。
競馬が難しくもあり面白くもあるのは
こういった気づけるかどうかがたーーっくさんあるからかなぁ
と日々考えています。
ちょっとでも参考になれば幸いです!
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