競馬で長距離レースが荒れる理由を
3つにまとめて紹介します!
競馬はざーっくり本当にざーーくりいうと
短距離・中距離・長距離に
距離別で分けることができます。
今回はこの「長距離」レースが荒れる理由です。
なんとなくでよいので
10秒だけ長距離が荒れる理由を考えてから
読み進めてくださいね!
競馬で長距離レースが荒れる理由のヒントは
短距離・中距離・長距離
このカテゴリーで「もっともレース数が少ない」から起こること、です。
短距離レースはホヤホヤの2歳からあるし、
中距離も短距離に比べれば少ないもののレースはあります。
3歳になると
・短距離路線に行く馬
・中距離路線い行く馬
ある程度適性に合わせてパキっと使うレースが分かれてきます。
そして長距離レース(2600m以上)は、
夏以降、古馬との混合戦でようやく出走する距離です。
つまり、「経験」の有無が大きく関わってきます。
先ずは「経験」。
走ったことが無い以上
長距離レースに適性があるか分からない。
また3歳の場合は菊花賞で
初めて長距離を走る馬が多いです。
(夏のローカル2600mは春の実績馬つかわないですから)
つまり
人気を集めた馬が長距離適性があるかどうか分からない
ワケなので人気馬が凡走して
結果として荒れるという図式が一つの形です。
いつも言っていることですが、
・人気馬のお初要素は嫌ってナンボ
これが競馬予想。
好きな馬を買うのとギャンブルは別ですからね!
例えば過去長距離レースで勝ったことがあると
3000m【1,0,0,0】
(1戦して1着一回)
のような成績が新聞に載ります。
これをみると
「この馬は長距離に強い!」
と思うと思うんです。
私もそう判断することもあります。
でも、そのレースが
・相手が弱いだけ
・超スローの実質2000mのようなレースだった
この場合本当にその馬に
3000mの距離適性があると言えるでしょうか。
……言えるわけないですよね?
また、
菊花賞3着だから長距離適性あり!
これも分からなくはないですし
この考え方を知っている人の方が少ないのですが…
(ヒミツですよ?)
・菊花賞なんて適性そこまで関係ない
です。
菊花賞はクラシック3冠の最後のレース。
出られるのは一生に一度。
だから「出られるなら出る」という
適性関係なく出る馬が多いです。
でも「みんな同じようなテンションだから」
3歳馬どうしなら本来適性の無い距離でも走れちゃう
↑マジですよ。
2016年菊花賞3着のエアスピネルなんて
そのあとマイル路線(1600m)に向かい、その後ダートでも走っています。
適性ではなく能力で3着まで走ったと言ってよいでしょう。
そう
「3歳馬どうしなら」ナントカなるんです。
これが古馬と戦うようになる年末のステイヤーズステークスや
年があげて自身が古馬になってからの長距離は…
「本当に長距離適性が問われます」
だから、本当の適性がないと走れない。
本当の適性が無くても菊花賞好走の看板があると人気がある
→凡走する
分かりやすい流れですよね?
長距離荒れる理由として3つめは
距離が長い=途中で動く機会が多い
ためレースの質の振れ幅が大きいということです。
例えば1200mのレースの場合
スタートしてからゴールまで一気に駆け抜けますよね?
途中かけひきというか、
まくって動くような余裕は皆無といえます。
でも、3000mだと動く機会がいつでも取れます。
スローペースが突然の激流となったり、
誰も動くに動けずそのままだったり…
動ける機会が多いからレースのパターンが沢山あります。
とうぜんその中には合うレース、合わないレースがあります。
「だから」荒れるということもあります。
長距離レースが上記のように
荒れる要素があるからって毎回荒れるわけではないです。
長距離らしく地力・スタミナ・タフさが問われるなら
適性ある強い馬が普通に走る…
これもまた普通のことです。
特にステイヤーズS(中山3600m)になると
「走れる馬と走れない馬」が完全に分かれます。
だから「走れる側」の馬は
毎年のように好走する馬が出てきます。
ステイヤーズS3勝したアルバートなどはその代表ですね!
「まんま」で「堅い」レースもあるのが長距離レースです。
ドクにもクスリにもならない締め方になりますが、
上記の長距離荒れる理由
①経験
②本当の適性
③展開が大きく動く
から、人気馬を嫌う要素だったり
穴馬を拾う要素が見えてきますよね?
競馬は高配当狙ってナンボなので
こういう本質は本当に大事ですね~
参考になれば幸いです^^
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