関屋記念2023消去法データをみつつ
「問われる適性」を導いて
アナログ的に穴馬を探していく記事です。
競馬は数字遊びではないので
データが全てではなく「そこから何を読み取るか」が大事です。
先週もしっかりとエルムステークスで
2番人気タイセイサムソンを軽視できました!
人気馬をいかに嫌うかも大事!
この記事があなたの関屋記念2023予想のスパイスになれば幸いです。
もくじ
関屋記念2023消去法データをみて
予想に活用できるかどうか
またとっても重要な
/
なぜそのようなデータ
=結果になっているのか
\
を読み解いて「問われる適性」を探っていくとしましょう!
これが穴馬を見つける
人気馬を嫌う大きなポイントになります。
関屋記念2023消去法データというと…
どうせ
とか
……なーんて一瞬でも思った方は
タンスの角に小指をぶつけて悶絶してください(`・ω・´)
あ、タンス持っていなくてクローゼットですか?
(どうでもいい)
ということで関屋記念2023消去法データというより
まずは「過去の結果」をみてみましょう!
文字が続くので
自分の目で観る必要がない方はスクロールしてください。
後ほど解説を添えるので
その上で見直して頂いてもOKです!
※人気/枠ー馬番/通過順/上り3ハロン(1~3位は①②③)
■2022年・14頭立て・稍重馬場・1:33.3
1着ウインカーネリアン/1番人気/7-12/2-2/32.9②
2着シュリ/12番人気/4-6/1-1/33.1
3着ダノンザキッド/2番人気/5-8/6-6/32.6①
■2021年・17頭立て・良馬場・1:32.7
1着ロータスランド/4番人気/3-6/2-2/34.1
2着カラテ/6番人気/7-13/7-7/34.0③
3着ソングライン/1番人気/6-11/7-7/34.0③
■2020年・18頭立て・良馬場・1:33.1
1着サトノアーサー/4番人気/8-17/17-17/33.7①
2着トロワゼトワル/8番人気/8-18/1-1/35.5
3着アンドラステ/1番人気/2-3/8-8/34.7
■2019年・17頭立て・良馬場・1:32.1
1着ミッキーグローリー/1番人気/7-13/14-15/32.2②
2着ミエノサクシード/6番人気/7-14/5-6/32.9
3着ソーグリッタリング/4番人気/3-6/3-3/33.2
■2018年・15頭立て・良馬場・1:31.6
1着プリモシーン/1番人気/7-12/9-8/33.4②
2着ワントゥワン/5番人気/6-10/15-15/32.8①
3着エイシンティンクル/3番人気/3-4/1-1/34.6
■2017年・16頭立て・良馬場・1:32.2
1着マルターズアポジー/7番人気/2-3/1-1/34.3
2着ウインガニオン/4番人気/8-15/2-2/33.9
3着ダノンリバティ/5番人気/5-10/4-4/33.6
■2016年・18頭立て・良馬場・1:31.8
1着ヤングマンパワー/3番人気/8-17/6-6/33.7
2着ダノンリバティ/7番人気/6-12/3-3/34.2
3着マジックタイム/1番人気/4-7/14-14/33.1①
■2015年・12頭立て・良馬場・1:32.6
1着レッドアリオン/2番人気/8-12/1-1/33.3
2着マジェスティハーツ/6番人気/4-4/8-10/32.4①
3着ヤングマンパワー/9番人気/7-10/3-3/33.0
■2014年・16頭立て・稍重馬場・1:32.5
1着クラレント/4番人気/7-13/6-5/33.8
2着ダノンシャーク/1番人気/4-7/3-3/34.2
3着サトノギャラント/6番人気/1-1/15-14/33.6②
■2013年・18頭立て・良馬場・1:32.5
1着レッドスパーダ/4番人気/1-1/2-2/34.4
2着ジャスタウェイ/1番人気/8-16/16-15/33.2①
3着レオアクティブ/3番人気/2-3/10-9/33.9②
ーーココマデーー
新潟外回りコースは直線が長い=差し・追い込みだ!
ってホントでしょうか?
過去10年で上り3ハロン最速の馬はたった1勝。
上り3ハロン2位の馬は3勝。
残り6勝は上り3ハロン4位以下の馬たち。
もう一度言いますね。
新潟外回りコースは直線が長い=差し・追い込みだ!
ってホントでしょうか?
これは新潟競馬場(外回り)や東京競馬場あるあるですが
①長い直線を意識して余裕を残しながら道中進む
↓
②「全馬」脚が残った状態で直線
↓
③逃げ・先行馬も脚が残っていてそこそこ速い脚を使う
↓
④差し・追い込み馬が「届かない位置」から上り最速をつかっても価値がない
コレ。
もちろん差し・追い込み馬がダメという話ではないですよ(`・ω・´)
後方からキレッキレの末脚で差してくる馬だって当然います。
でも
過去10年で差し馬3頭で決着したのはゼロ。
以下、先ほどのデータの【超簡易まとめ】ですが…
■2022年
先行した馬3頭で決着
■2021年
2番手の馬が勝利2,3着も7番手から
■2020年
勝ち馬は17番手から上り最速も2着は逃げ馬
■2019年
勝ち馬は15番手から上り2位も2,3着は先行馬
■2018年
1,2着は差し馬だが3着は逃げ馬
■2017年
逃げ・先行決着
(私3連単10万馬券まで突きさす!)
■2016年
先行した馬1,2着、3着に差し馬
■2015年
1着逃げ馬、3着先行馬、2着に差し馬
■2014年
1,2着先行馬、3着差し馬
■2013年
1着2番手、2,3着差し馬
どうでしょう?
/
直線長いから
逃げ・先行は消し(どや)!
\
/
差し・追い込み馬を
ゴリゴリ狙えばいい(どや)!
\
↑的外れな考えだったと理解頂けたでしょうか?
一般的な関屋記念2023消去法データ=数字ではなく
こうして「中身」を観るとみえてくるものがありますよね!
関屋記念2023消去法データの項で
「思っている以上に」先行馬頑張っているよ
「思っている以上に」差し馬届いていないよ
このような事を書いてきました。
そのうえで
これについても触れていきましょう!
カンが良い方は既にお気づきかと思いますが
・新潟外回り=直線が長い
・思っているより先行馬が頑張る
これがどういうことか…
長く良い脚を使う馬
=一瞬のキレ味ではなく持続性ある
これがポイントです。
もちろん歴史的超スローペースのまま
直線を迎え
さらにスパートをみんなが送らせて
のこり300mからスパート!
…なんてことがあれば(ないけど)キレ味だけで何とかなるでしょう。
しかし、多くのレースは…
・先行馬は差し馬をしのぐべく早めにスパートして持続力でなだれ込む
・差し馬は先行馬を交さないといけないから早い段階でスパート=持久力ないと止まる
こういった馬たちの結果が
上記過去10年のデータ年て残っています。
俗に行く「キレずバテず」の馬は
新潟外まわりだから(キレ味問われるとして)嫌われ勝ちですが…
上記の通りペースが上がりにくいと
脚が残った状態で直線に…
そして前々から「そこそこ」の脚を使ってしのぎ切る。
これが関屋記念のレースの「形」です。
もちろん競馬なので展開・ペース次第ですが
先行馬の方が馬券になっているんだから
始めから差し・追い込み馬に張るのは違うよね?(`・ω・´)
これがこの記事で一番言いたいことです。
このようにめちゃくちゃアナログだけれど
本質をついた
・穴馬の見つけ方
・人気馬の嫌い方
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詳細みて自分の足しになると思ったら読んでみてくださいね(`・ω・´)
さてさて、
それでは最後に人気が想定される5頭の「不安点」を考えていきます。
人気馬の凡走の上に
穴馬の好走がなりたつので…
積極的に悪い顔をしていきましょう!
■ディヴィーナ
G1ヴィクトリアマイル4着、G3中京記念2着馬。
しばらく低迷していましたが
デムーロ騎手騎乗のここ2戦目を見張る活躍をしています。
(そもそも左回りが合う)
条件は悪くないですが
長く良い脚を使う=体力必要の観点でいうと
420キロの馬体は少し寂しくうつります。
体重が体力の指標の一部である以上
疑いの目は持っておきたいです。
(とは言え過去2000~2200mで好走しているように一定以上の水準ではある)
血統的にまだ良くなる余地があり軽視はできませんが。
不安点:長い直線を追いとおす体力
■エターナルタイム
7戦して馬券圏外は1度だけ、3勝クラスを余裕をもって勝利。
母は関屋記念3着(1番人気)があるマジックタイム。
デビューから7戦して6戦東京、1戦新潟と
「狙いどころ」を絞って使っています。
センスある走りで先行し
良い脚を使い、崩れない安定感が魅力です。
上記の通り先行力は魅力ですが
相手が強くなって持久力問われるレースとなると未知の部分も。
一気に重賞制覇しても
コロッと負けても驚かないです。
不安点:持久力
■ララクリスティーヌ
G3京都牝馬S1着馬。
1600mのリステッド競争を勝ってはいますが
ベストは1400mの馬。
前走ヴィクトリアマイルは相手も強かったが
本質的に合わなかった。
上記「持久力」を体力と置き換えると
1400mがベストのこの馬にはプラスとは言えない。
今回人気であるならお茶濁しの△程度にとどめたいです。
不安点:体力
■プレサージュリフト
(除外対象?)
G3クイーンCの勝ち馬。G3京都金杯、東京新聞杯3着も。
G3+1600m+左まわりなら
一歩の力は上。
「出られたとしたら」有力な一頭ですが
過去日本人騎手だと後ろからの競馬となりそして器用なタイプではない。
「差して届かず」が多い関屋記念では怪しさも十分ある
不安点:器用ではなく差して届かず
■ロータスランド
一昨年の関屋記念1着、他G1でも可能性あるレースを見せている。
一昨年は2番手からの粘り込みで勝利。
その後1200mG1高松宮記念2着や1400mG3京都牝馬S1着も。
展開次第では逃げられ
1600mなら基本は2~4番手での競馬。
パンパンの良馬場より時計がかかった方が持ち味がでるが…
1600mでは差すには厳しいので
まえまえで競馬をしてなだれ込みたいです。
不安点:内田騎手初乗り、良馬場だと…
関屋記念2023穴馬消去法データの話
どういったレースになるのかの話
問われる適性の話
の総まとめとして関屋記念2023穴馬候補をあげておきます。
「テーマ」である先行という意味では
・ラインベック
前走はハイペースを2番手から良く粘り込みました。
阪神1600mであれができるなら一発があっても。
もともとダートを使ったり2000mを使ったりしており
体力としては十分。積極的な競馬が理想。
もういっとう差し馬なら…
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(2~3位の「馬券力lab」紹介欄に書いています)
気性的にアテにしにくいタイプですがハマれば末脚は確実。
関屋記念2023穴馬消去法データの話からアレコレ書いてきましたが
すこしでもあなたの予想のスパイスになれば幸いです!
ーーあとがきーー
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なかなか自力で競馬力上がらないと
お悩みだったら
十分に参考になる内容なので楽しみにしてくださいね!
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