競馬 予想

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札幌記念がG1昇格せず
スーパーG2であり続ける理由…

 

札幌記念のG1昇格を望む声が毎年のようにありますよね？

 

でもそのいっぽうで…

スーパーG2であり続ける理由も「しっかり」と存在しているんですよね(｀・ω・´)

 

 

「今年の札幌記念はG1レベルでは！？」

 

なんてことを私も思う年もありますが
ファンや一部関係者の思いだけではダメ。

 

せっかくなので（？）この記事にまとめておきますね！

 

札幌記念がG1に昇格しない！

 

待てど暮らせど……

 

／
　札幌記念が
　G1昇格しなーーい！(｀・ω・´)
＼

 

イチ競馬ファンとして

「夏にG1があるなんて面白いじゃん！」

 

素直にこう思います。

 

 

思いますが札幌記念がG1に昇格する気配はありません。

 

ムダな（！）2歳重賞が増えても
ホープフルSがOP→G2→G1になっても
大阪杯がG2→G1になっても。

 

 

そもそも競馬は「想い」が強いだけではレースがG1に昇格することはなく
G1昇格には条件があるんです。

 

「ざっくり」ですが

 

レースの上位4頭のレーティングを平均した「レースレート」が過去3年＆直近年115を超え

 

これがG1昇格の条件。

 

ただこれを超えたらG1に昇格できるかというとNOで。

 

審査機関で審査（もろもろの理由を加味）してー

 

ようはファンや関係者が望むだけでは
札幌記念がG1昇格することは「ない」。

 

そもそも…G1に昇格することでいろいろな問題・懸念がでてくるんですよね。

年間G1編成の流れ

ご存知のとおりJRAの競馬は
春シーズンと秋シーズンにG1が編成されています。

 

そして「それ」を目指すように
ステップレース・トライアルレースが組まれています。

 

 

阪神大賞典や毎日王冠のように
いちどレースを使って本番に迎えるよう配置されたレース。

 

またト弥生賞やローズSのように
「何着以内ならG1の優先出走権あげますよ」というトライアルレース。

 

 

すべては「G1に繋がるように」設置されています。

 

この春と秋の間の「夏」にG1を設置するとなると…

 

他のレースの設置は？
今のレースの扱いは？

 

など、ポンっと札幌記念をG1にすればよいだけじゃなく他への影響も考える必要がある。

これが第一。

そもそも夏は苦手

そもそもお馬さんは暑いのが苦手な生き物です。

 

春や秋にG1で好走するようなお馬さんが
一時休憩するにはちょうどよい。

 

いくら「他と比べれば」涼しい札幌とはいえ
夏は30度を超えてきます。

 

 

そんな中（建前上は）目標として
究極の仕上げをしてレースに臨むのは……

 

ちょっと違うのかな、と。

G1なのにたたき台？

2014年の札幌記念は
ゴールドシップ、ハープスター、ホエールキャプチャ、ロゴタイプとG1馬が4頭。

 

たしかにこれじゃあ札幌記念がG1に昇格しないの？と思っても仕方ないですよね～

 

でも、この年は…

 

・ハープスター
・ゴールドシップ

 

がそれぞれ「凱旋門賞前のたたき台」として札幌記念に出走。

 

G1としてこれでいいのかという話もあるとか。

 

 

確かに本音のタテマエの部分はあります。

 

G1天皇賞秋を休み明けで使い
G1ジャパンカップ狙い……など。

 

ただ、「新設」となるとそうはいかないわけです。

 

じゃあ札幌記念の前のたたき台は…？

 

これが先ほどのレース編成の流れにつながっていくワケですね。

札幌競馬場のキャパの問題

現在JRAのG1で東京・中山・阪神・京都競馬場以外での開催は
中京競馬場での高松宮記念のみ。

 

それも春先の主要G1が始まる前の一発目。

 

日本の競馬はダートより芝、短距離・長距離より中距離のG1が優先されています。

 

 

仮に

 

仮にですが札幌記念がG1昇格するとなると
本来「主要な」中距離G1、注目も集めます。

 

札幌競馬場に多くの観客、馬主さん、VIPの方々を受け入れるキャパがあるのか？

 

 

これに関しては冠名「ニシノ」でお馴染の西野さんが

 

「キャパはない」

 

とお話をされていました。

 

今後改築などがあればまだ違うのでしょうけれど。。

 

 

これらの状況が札幌記念がG1に昇格しない理由と考えられます。

 

他にも古馬の2000ｍG1が3つになる（大阪杯、天皇賞秋）など
もろもろ考えないといけない部分もありますね！

 

まあ…お金儲けにJRAが走れば
G1昇格はなくはない、が正解かも知れませんが(｀・ω・´)

スーパーG2のポジションも悪くないのでは？

 

札幌記念はスーパーG2と呼ばれます。

 

ようは、G1に昇格してもおかしくないくらい
メンバーレベルが高かったりするレースということです。

 

G1に昇格できないのであれば
私はこの「スーパーG2」というポジションは面白いんじゃないかな～と思います。

 

 

毎年のようにG1に昇格しないと話題になったり。

 

思わぬ好メンバーが集まって
夏の大きな楽しみになったり。

 

また、天皇賞秋の前のレースとして重宝されているという実用面での事実もあります。

 

 

スーパーG2のポジションも悪くないのでは？？

 

 

あえて「盛りあがり」のみを考えて言うなら…

 

2週ズレている札幌2歳ステークスを
札幌記念同日に開催するとか面白いと思うんですよね！

 

もちろんこれも「他のと調整」が出ますが。

 

 

その意味では「無駄に」有馬記念後の平日に
2歳G1のホープフルSを開催するなんてやめて

「有馬記念同日に」やって欲しいという想いもあります。

 

こちらは他との調整がいらないので…
直ぐにでも実現できると思うんですよね。

 

盛り上がりますよ～

 

（まあ有馬記念だけでもメチャクチャ混みあうのでそこらへんは心配ありますが）

 

 

一時期ジャパンカップと
ジャパンカップダート（今でいうチャンピオンズカップ）を

同日に東京競馬場で開催した時のお祭り感はたまらなかったですね～

 

競馬から社会と理を知る…

最後、話が若干それてしまいましたが…

 

札幌記念がG1に昇格しない理由。
スーパーG2のままでも面白い理由。

 

まとめておきました。

 

私の意見も色濃く入っていますが
概ね間違った話ではないと思います。

 

何事もいっぽうの意見・想いだけではダメというお話ですね！

 

競馬を通して「世の中の理（ことわり）」を学んだり…学ばなかったり、なお話でした！

 

 

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